7 Days to Dieのスペック /推奨・必要スペック、おすすめゲーミングPC【7dtd】
7 Days to DieはPC版がおすすめ
「7 Days to Die(セブンデイズトゥダイ)」は2013年12月13日に発売されて以来、今なおアップデートを繰り返している人気のゾンビサバイバルゲームです。
PC以外にもPS4、xbox oneにて発売されていますが、日本では断然PC版のユーザーが多いです。
コンシューマー版は輸入しないと買えない
実は、7 Days to Dieのパッケージは北米向けにリリースされており、国内ではそもそも輸入版を購入する以外で家庭版ゲームとしてプレイできません。
もちろんAmazonで取り寄せる事もできますが、輸入版はフリーズしたりロードが遅かったりと、あまり評判が良くないです。
PC版のみアップデートが続いている
PS4、xbox oneで発売されている「7 days to die」は、残念ながらパブリッシャーの倒産によりa16バージョンで止まっており、更新の予定はありません。
特に、PvEで遊ぶ際は、新要素が追加されないと飽きてきます。
開発元の発言によると、PS5版を開発・発売したいと考えているという発言はありましたが、詳細は現在未定です。
その点、PC版は権利を買い戻したこともあり今後も開発が進んでいきます。
現在PC版はa20バージョンになっており、今後もアップデートが続いていきますので、今から購入するのであればアップデートの続いているPC版がおすすめです。
PC版はサーバーを自由な設定で建てられる
PS4版だとサーバーは4人上限でしか建てられません。
対して、PC版では人数や物資、経験値倍率等を好きなように設定してサーバーを建てることが出来ます。
友人と気軽に遊ぶサーバーや、公開サーバーでプレイヤー同士の対戦も可能なサーバー等、色々と設定出来るため、自由度の高いゲームプレイが可能です。
関連記事:7 Days to Die マルチプレイ /やり方【7DtD】
PC版しかMODを導入できない
「7 Days to Die」は画質を向上させるものはもちろん、新たな敵や武器、高難易度化など、大量のMODが作られています。
UIを見やすくしたり、普通には見られない情報を見れるようなちょっとした改造から、まるで違うゲームにしてしまうほどの改造を加えるものまであります。
もちろん、「7 Days to Die」はバニラ(MODを使わない状態)でも十分に楽しいゲームですが、大規模な追加要素のMODを導入することでまた別の楽しみ方が可能です。
大量のゾンビの画像処理もPC版なら安心
「7 Days to Die」は、最初はカクつくことがなくてもプレイしていくうちに負荷が増えていく仕様のゲームです。
まず、日数が経過していくごとに、ゾンビの数や種類は増えていきます。
さらに、自分の身を守る拠点は大型化し、ゾンビを寄せ付けないためのトラップも増えてどんどん要塞化していく必要がありますが、要塞化され巨大になった建造物はパソコンに大きな負荷をかけていきます。
また、プレイヤーの使用する武器や乗り物も最初は原始的なものですが、ゲームを進めていくうちに近代化されて複雑になっていきます。
ゲーム初期の自転車での移動と、さいしんのジャイロコプターでの移動ではマップ読み込みに要求される負荷が大きく変わってきます。
せっかく建造の自由度が高いゲームなので、これらの心配がない高スペックのゲーミングPCの準備がおすすめです。
7 Days to Dieの推奨スペック
必要スペック
OS | Windows 7 or higher (64-bit) |
---|---|
CPU | 2.4 GHz Dual Core CPU |
メモリ | 8 GB RAM |
GPU(グラボ) | 2 GB Dedicated Memory |
容量 | 12 GB |
DirectX | Version 11 |
2013年のゲームという事もあり、公式の必要スペックはかなり低めの水準になっています。
しかし、本作は何度もアップデートが繰り返されてきたタイトルであり、ラグや処理落ちしない為には必要スペックでプレイするのは避けるべきです。
推奨スペック
OS | Windows 7 (64Bit) or higher |
---|---|
CPU | 3.0 Ghz Quad Core CPU or faster |
メモリ | 12 GB RAM |
GPU(グラボ) | 4 GB Dedicated Memory |
容量 | 12 GB |
DirectX | Version 11 |
必要動作環境も低めとなっていますがGPUの能力がそこそこのゲーミングクラスの物が必要です。
超高性能な物までは必要ありませんが、15万円代のゲーミングPCは必要になってきます。
Mac版のスペック
必須動作環境 | 推奨動作環境 | |
---|---|---|
OS | 10.12 | 18.04 (64-bit) |
CPU | 2.4 GHz Dual Core CPU | 3.0 GHz Quad Core CPU or faster |
メモリ | 8 GB RAM | 12 GB RAM |
グラフィックカード | 2 GB Dedicated Memory | 4 GB Dedicated Memory |
ストレージ | 12 GB |
Linux/Steam OSのスペック
必須動作環境 | 推奨動作環境 | |
---|---|---|
OS | Ubuntu 16.04 (64-bit) | Ubuntu 18.04 (64-bit) |
CPU | 2.4 GHz Dual Core Cpu | 3.0 GHz Quad Core CPU or faster |
メモリ | 8 GB RAM | 12 GB RAM |
グラフィックカード | 2 GB Dedicated Memory | 4 GB Dedicated Memory |
ストレージ | 12 GB |
おすすめのスペック
MOD有り | MOD無し | |
---|---|---|
OS | Windows 10(64Bit) | |
CPU | Core i7-10700 Ryzen 7 3700X | Corei3-10105F |
メモリ | 16GB | |
グラフィックカード | RTX 3060 | GTX1660 SUPER(6GB) |
ストレージ | 500GB |
『7 Days to Die』では特にグラフィックボードの性能によって得られる恩恵が大きいゲームですが、MOD導入とマルチプレイの有無によって、求められるスペックが大きく変わってきます。
OS
まず、OSは必ず64Bitを選びましょう。
実は、32Bit版のWindowsは初期状態では、OS以外のプログラムが利用できるメモリの上限が2GBに制限されており、プレイに大きな支障がでます。
Windows 32Bit版でもPentium Pro以降ならアプリが2GB以上割り振ったり、OSが4GB以上の物理メモリにアクセスする方法はあるのですが、XP以降のOSでは現実的な方法ではありません。
4GB以上搭載する場合は、大人しく64BitOSを買う方がいいです。
グラボ
本作は、VRAM容量の大きいビデオカードであるほど有利です。
推奨スペックは4GB Dedicated Memoryとなっていますが、現行のローエンドGTX1650 がビデオメモリ4GBなのでギリギリです。
GDDR6の6GBあればバニラ状態の固定MAPでエラーは無いので、余裕を持ってローエンド上位クラスのモデルは最低でも積んでおきたいところです。
また、本作は常にハイスペックな環境が必要になるタイトルではありませんが、プレイスタイルによって部分的にグラボの負担が上がります。
- ランダムMAP
- プレイ録画(配信も含む)
- 生成された以外のオブジェクトの過剰な設置(数万個置くとかの検証レベル)
- 水の表現度
正直、RTXクラスまで無くても、バニラでなければプレイはできるのですが、上記のようなゲーム上の要素に、MODとマルチプレイも含めると、RTX 3060クラスが妥当なラインであると言えます。
CPU
本作はCPUも重要です。
CPUが古いと、起動だけでメモリ10G前後食われます。
なお、公式のCPUの推奨スペックは3.2Ghz Quad Core CPU 以上となっていますが、最低でも第8世代CoreかZEN2のRyzenが最低水準だと思った方がいいです。
第11世代まででも中設定で30fps~40fpsくらいになる事もあり、T5は明確に重さを感じる事になりますので、このゲームはCPU負荷が結構高い事が分かります。
最新のゲーミングPCであれば、2022年現在最低限Intel Core i5-12400が搭載されていますが、4.4Ghz動作6コアで大分余裕はあります。
新しく購入するのであればこのランクを基準にしましょう。
メモリ
メモリの推奨スペックは12GBですが、メモリマップドI/O等に取られて実際に利用できるメモリは3.0~3.5GB程度になりますので、VRAMをメモリと共有する古いPCだと3.0GBを下回る事もあるので注意が必要です。。
と言っても、現行のゲーミングPCであれば16GB搭載されているので、新しくPCを買うのであれば特段気にする必要はありません。
現在でも一部アウトレットや在庫処分セールでは8GB搭載モデルの販売もありますが、その場合は16GBにカスタマイズしておきたいところです。
ストレージ
ストレージは15GB以上の空きが推奨されていますが、MOD導入や今後のアップデートも考えると、もう少し余裕を見ておきたいところです。
現行のゲーミングPCであれば、最低限SSD容量が500GBあるモデルが多いので、他にたくさんのゲームをインストールしないのであれば問題ないでしょう。
他のゲームもプレイしたり、MODを大量に入れたいのであれば、1TBの外付けHDDの設置も視野に入れる事を推奨します。
グラボ無しの低スペックPCでもプレイできる?
結論から言うと、グラボが無いPCでは本作をプレイする事はほぼ不可能です。
では、どのレベルの低スペックPCでも動作するのか?
動作検証に使ったマシン
実際に10年前に組み立てた自作PCでプレイしてみました。
- OS:Windows 10(64Bit)
- CPU:Core i7 920
- メモリ:12GB
- GPU:GTX960(2GB)
- ストレージ:500GB
グラフィックはメモリが条件を満たしていれば良さそうですが、GTX960の2GBはギリギリです。
CPUはCore i7 920という現在では中古でも見かけない骨董品です。
マップ生成時にほぼフリーズ
まず、ランダムマップを選択してマップ生成がスタートした時点でCPU使用率が100%でフリーズ。
20分くらい待っていたところ、使用率はマックスのままようやく1%に上昇。
応答無しにはならなかったので完全にフリーズしていたわけではありませんでしたが、結局2時間くらいかけて5%くらいまで待ちましたが、待ちきれず強制終了させました。
次に、サイズを1段階下げた4096×4096にしてマップを作成してみたところ、CPU使用率はほぼ100%使用しているものの時たま90%台まで下がることもあったのでそのまま続けました。
約15分程度でワールド生成が完了しました。
中設定
中設定の場合、CPU使用率は50%程度でしたが、GPUのメモリ使用率がゲーム開始と共に100%に到達。
ゲームプレイ中のGPUのメモリは2GBでは苦しいです。
低設定
CPUの使用率は中設定時と同様で50%程度だったので、実際のゲームプレイ中はそこまでCPUを使用するゲームではないのかもしれません。
GPUメモリ使用率は80%前後なのでなんとかプレイできるレベルです。
ゾンビの数が増えたり描写するテクスチャが多かったりするとフリーズします。
最低設定
CPU使用率は50%程度、GPUメモリも50%前後となったので、プレイは十分に可能です。
ただ、見た目がかなりひどくなります。
車にモザイクが掛かったようにデザインが潰れて、棍棒は板チョコのような見た目で、もはやなんどのゲームか分かりません。
さらに、描画距離もおかしくなります。
砂漠のバイオームには触れるとダメージを受けるサボテンが急に現れたりするので天然の不可視トラップに変貌します。
少なくとも中設定くらいでプレイするのであればGPUメモリが2GBでは足りませんので、グラボ無しのPCでプレイするのは不可能という事です。
おすすめの7 Days to Die推奨ゲーミングPC
デスクトップ
正式名称 | G-Tune HL-B |
---|---|
CPU | Core i7-10700 |
グラフィックス | GeForce RTX 3060 |
メモリ | 16GB (8GB×2 / デュアルチャネル) |
ストレージ | 256GB NVMe SSD /2TB HDD |
電源 | 700W |
価格 | 186,780円(税込) |
販売元 | G-TUNE |
ゲームを最高の環境で楽しみたいヘビーゲーマーの為のモデル。
高性能CPUだけでなく、前世代のRTX2070SUPER以上のグラフィックスGeForce RTX 3060を採用しており、ゲーミングモニターでも快適にプレイする事ができます。
このスペックで20万以下で買えるゲーミングPCは、他社ではほとんど取り扱いがありません。
ハンドル付属のケースもついており、LANパーティやイベントにも使えるのでお得感もあります。
ゲーミングノートPC
正式名称 | G-Tune E5-165-WA |
---|---|
液晶 | 15.6型 フルHDノングレア (144Hz) |
重量 | 約1.73kg |
CPU | Core i7-12700H |
グラフィックス | GeForce RTX 3060 Laptop |
メモリ | 16GB (8GB×1 / シングルチャネル) |
ストレージ | SSD MVNe512GB |
価格 | 199,800円(税込) |
販売元 | G-TUNE |
演算処理に優れたデスクトップ用のCPUと 速い動きも滑らかに表現するリフレッシュレート144Hz液晶パネルを採用した 15.6型ゲーミングノートPC。
前モデルのE5-Dに搭載していた GeForce RTX 2060に比べ、グラフィック性能では約27%、レイトレーシングでは約87%の性能向上を実現しています。
HDMI、Mini DisplayPort、USB Type-Cの3系統出力により 最大で4画面の同時出力にも対応しています。
無線LANは、最大2.4Gbpsの高速通信が可能なWi-Fi6に対応しており、ワイヤレスでも快適なネットワーク接続を可能となっています。
7 Days to Die スペックまとめ
- ワールドの生成はCPUパワーが必要
- ゲームプレイ中はGPUのメモリが必要(6GBで中設定プレイ)
- 最低設定であればかなりスペックの低いPCでもプレイは可能
- 低スペックPCの場合、インベントリはTabキーで開かないと固まる
2013年発売の古いゲームではありますが、快適に遊ぶ為にはそこそこのスペックが必要である事が分かります。
公式の推奨スペックを見ると、RTXクラスのグラボはオーバースペックに感じるかもしれませんが、決してそんな事はありません。
本作は、可能な限り、ミドルレンジ以上のマシンでプレイする事をおすすめします。