アーキエイジ スペック
アーキエイジ スペック /ゲーム概要
アーキエイジ(archeage)は、2013年1月15日にサービス開始された、基本プレイ無料のMMORPGです。
とにかくコンテンツが豊富でゲーム内で出来ることが多く、自由度の高さが売りのゲームタイトルとなっています。
生産や制作が隅から隅まで充実しており、作物を作るのが面倒だったら人の作物を盗むこともできます。
もちろん裁判で有罪になれば牢屋に入れられてしまいますが、囚人生活に飽きてしまったら脱獄する事も可能です。
自分の農園や、家畜を育て、自分の家を建築して自由にカスタマイズし、戦闘に出るときはお供のペットを連れて行くこともできますし、制作した乗り物で海から空まで自由に駆け巡ることも可能です。
生産性だけでなく、PVPも充実しており、大型レイドがあったり、スリリングなプレイスタイルも楽しめます。
戦闘クラスも豊富で、いくつかの適正の組み合わせによって職業が120通りまで広がることでマンネリ化する暇がありません。
一度ハマったユーザーは中々やめられなくなる中毒性の高さがあるので、これからプレイする人にはハマり過ぎないように注意していただきたいですね。
なお、リリースされた当時のCMではかなりトリッキーなCMで印象に残っている人も多いかと思います。
CMはいくつかのバージョンがあり、どれも魅力的なCMになっていますので、興味のある方は探してみてください。
アーキエイジ スペック /動作環境
必要動作環境
OS | Windows 7(64bit)以降 |
---|---|
CPU | Intel Core2 Duo |
メモリ | 2 GB RAM |
グラフィックボード | NVIDIA GeForce 8000シリーズ 512MB AMD Radeon HD 4000シリーズ 512MB |
ストレージ | 70GB 以上 (注:NTFSフォーマット) |
DirectX | Direct X 9.0c 以上 |
推奨動作環境
OS | Windows 7(64bit)以降 ※OSのバージョンは最新のものを推奨 ※Windows11については動作確認中です。 |
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CPU | Intel Core i7 |
メモリ | 4GB RAM(32bit) 8GB RAM (64bit) |
グラフィックボード | NVIDIA GeForce GTX 660 AMD Radeon HD 7850 |
ストレージ | 70GB 以上 (注:NTFSフォーマット) |
DirectX | Direct X 9.0c 以上 |
2013年にサービスが開始されたゲームのスペックなので、今からPCを探すとなると、このスペックを見てもピンとこないような数値と機器名が羅列されています。
2021年の今となっては、エントリーモデルのゲーミングPCがあれば十分遊べるスペックです。
なお、プラットフォームは、Microsoft Windowsで展開されていますので、Macではプレイできません。
また、WindowsXPをMSのサポート終了に伴い、2014/04/09のメンテナンス時に対応動作環境から除外されています。
アーキエイジ スペック /おすすめのスペック
OS | Windows 10(各64ビット) |
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CPU | Core i5-10400以上 |
メモリ | 16GB |
グラフィックカード | GTX 1660以上 |
ストレージ | SSD 250GB 以上 |
フルHDの場合i5クラスのCPUとnVidia GTX1060(6GB)クラス、メモリ16GBであれば最高画質でも比較的安定したFPSでプレイできます。
ただし、60fpsキープしたいなら、最新のエントリークラス以上のグラボが必要です。
グラボ
- GTX 1660以上
アーキエイジは基本的にGPU依存タイプのオンラインゲームなので、グラボは非常に重要なパーツです。
この傾向はノート、デスクトップでもほぼ同様です。
と言っても、一昔前であれば、GTX 770クラスが必要だったのですが、2021年の状況で言えば現行のエントリークラスのNVIDIA GeForceのGTX1660でも十分な性能であると言えます。
公式の推奨スペックのグラボを見ても、ビデオメモリの1GBもあれば十分である事が書かれてあるので、1世代前のGTX1050でも十分です。
ただ、逆にGTX1050はプレイできるゲームの幅が狭まるので、GTX1660搭載のPCの方がおすすめです。
高画質にしても、このグラボがあれば十分なので、他にもPCゲームをプレイすることが考えられるならば、GTX1660を搭載したゲーミングPCを購入しても良いでしょう。
なお、AMD系APUは相性が悪く、それなりのスペックのAPUでもフルHDでも快適プレイは望めません。
可能な限り単体GPUの搭載を推奨します。
CPU
- Core i5-10400以上
CPUのマルチスレッドの影響は多く無いので、Coreが4~6Core推奨です。
実は、公式の推奨環境ではCore i7推奨と書かれていますが、i5と比較してもほぼGPUの性能差しかつかないので、事実上それ程差異はありません。
ですので、無理してCore i7にする必要はないです。
最近はAMD製のCPUよりもIntel製のCPUの方がコスパが良くなっているので、IntelのCore i5-10400以上のCPUでも必要十分な性能が得られます。
AMD性のRyzenシリーズを導入するならRyzen 5 3500以上もあれば十分です。
Core i5は数年前であればミドルレンジクラスでしたが、現在ではエントリーモデルのBTOにも多く搭載されています。
ただ、予算のある方は、アップデートで負荷が高まることを考慮に入れてCore i5より性能の良いCore i7搭載のPCでプレイしてもいいかもしれません。
メモリ
- 16GB
公式ではメモリは、4GB以上を推奨されていますが、OSが64ビットなら最低限8GB推奨、出来れば16GB以上にしておいた方がいいです。
4GBでは、タブレットをPCに見立てたようなPC程度の性能しかないので、人が集まる狩場やレイドボスでは十分なフレームレートも得られず、映像がカクカクしてしまうことが想定されます。
ストレージ
- SSD 250GB 以上
SSDに必要なストレージ容量は、以前は40GBだったのですが、度重なるアップデートにより現在では70GBとなっています。
メインストレージには少しでも余裕が欲しいので、最近であれば500GB以上のストレージ容量が欲しいです。
250GB程度ですと、他にもPCソフトなどを入れたらすぐにいっぱいになってしまいます。
また、ArcheAgeは一般MMORPGと同様にSSDへのクライアントインストールで起動・プレイの快適度が格段に増します。
SSD容量に関しては個人の環境に寄りますが、250GB前後~500GB前後を推奨します。
アーキエイジ スペック /動作検証
検証環境
以下のスペックの自作PCを使って、実際に動作検証を行ないました。
CPU | Core i7 8700(6コア / 12スレッド / 4.30 GHz)他 |
---|---|
ビデオカード | GeForce GTX 1060 3GB 他 |
マザーボード | ASRock「B450 Steel Legend」(AMD B450) |
メモリ | DDR4-3200 8GB×4、DDR4-2666 |
ストレージ | 256GB NVMe M.2 |
電源ユニット | 750W 80PLUS GOLD |
上記以外にノートPCの内蔵GPUでも動作検証をしています。
動作検証結果
グラフィックボード | 快適性 | 備考 |
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Radeon HD 4850 | 非常に悪い |
・クオリティを最低まで下げてもCPU使用率が常時100%となった ・フリーズが多発 |
AMD Radeon HD 7470M | 非常に悪い | ・クオリティを最低にすればギリギリ動く ・建築物の多い箇所だとフリーズする ・CPU使用率は常時100%で、最小化をしていても省電力モードにするとフリーズ ・熱暴走するため長時間プレイは危険 |
GeForce GT 540M | 悪い | ・グラフィックを最低設定で40FPS ・戦争時では20FPS前後まで落ちる ・戦争ではカクカクして支障が出る |
Radeon Vega(内蔵GPU) | 中画質でギリギリ |
・フルHD以下で中画質程度のプレイならほぼ問題ない ・オブジェの多い場所や戦争時等でカク付きが出る ・内蔵GPU能力はNvidiaのGT1030程度 |
Radeon HD 6850 | 中設定で普通 |
・なんとかラグなしで動作する ・CPUとメモリ使用率は上限付近 |
GrForce GTX 750Ti | 高設定でも快適 |
・メモリ使用率は40%程度で安定動作 ・ワープ時のロード時間は1秒~5秒程度 ・クオリティを高にするとよりFPSを稼げる |
GeForce GTX 970M | 最高設定で快適 |
・FPSが欲しければ中間や高い設定まで下げる必要あり ・戦争でも重くなることなく快適に動作する |
GeForce GTX 1060 6GB | フルHD高画質でも快適 | ・コスパも良好で一番おすすめ |
GrForce GTX 1070 | WQHD最高画質でも快適 |
・フルHDでプレイする場合は、若干オーバースペック気味 ・CPU・GPU温度は全体的に低く収まる |
公式の推奨スペックでは、CPU Intel Core i5 メモリ 4 GB RAM グラフィックカード nVidia GTS250 1G Radeon HD 4850 1Gとなっておりますが、実際に検証をした結果、CPU23%、GPU50%、メインメモリ6GB程度だと60FPSをギリギリ維持することが出来ません。
GTX1060-6GBだと快適にプレイはできるのですが、60FPSはギリギリキープ出来ない場合があるので、FHD+最高設定で安定して動作させるには、余裕を見てGTX980Ti、1070、1070Tiあたりを搭載しておく必要があるでしょう。
今からカードを買い換えるのであれば予算にもよりますが、低予算で高性能であればGTX1660、レイトレーシングやDLSSを活かせる最新のゲームも楽しみたい人はRTX 2060かRTX 3060を買うのがいいでしょう。
なお、ArcheAgeは自前のベンチマークがない為、スコアで比較したい場合は、他でリリースしているベンチマークを使う必要があります。
一番オーソドックスなのは3DMark Firestrikeですが、フルHD(1920*1080)で計測すると、1000~が快適、3000~がとても快適、5000~が非常に快適、となります。
つまり、ArcheAgeをプレイするなら5000以上がひとつのラインとなります。
アーキエイジ スペック /グラボなし、低スペックPCで操作できる?
結論からいうと、『ArcheAge』はグラボがない低スペックのPCでもプレイする事は可能です。
2017年以降のIntelのCPU内蔵グラフィックを搭載していれば、低スペックPCでも最低限の動作は可能です。
ただし、出来ても農業や貿易程度であり、人が多い場所ではフリーズやラグが多発します。
また、グラボが無いということは、CPUに内臓されているGPUにグラボの性能を委ねることになり、さらにビデオメモリで行う処理をメインメモリに任せることになります。
ただでさえ低い性能のPCの内部で、グラボの行う機能を処理させれば、更に負荷は高くなり、『ArcheAge』をまともに遊ぶことができなくなることが容易に想像できます。
逆に、多少古めのPCでもGPU次第で快適に動作します。
一例として第二世代i7(2600k等)でもGPUがnVidia GTX970以上辺りならフルHDで快適動作します。
ただし、古いPCだと起動が上手くいかない場合がありますので、画面設定を変更する必要があります。
低スペックパソコンでの起動方法
改善する可能性がある症状
- ArcheAge起動時に画面が暗くなったままサーバー選択画面が表示できない
- ArcheAge起動時に、XLGAMESのロゴが表示された直後に終了してしまう
対処方法
①ドライバの更新
ノートパソコンおよびグラフィックカードを使用していないパソコンの場合、最新のディスプレイドライバに更新します。
GeforceおよびRadeon等のグラフィックカードを使用している場合は、グラフィックカードメーカーで提供している最新のディスプレイドライバに更新します。
②「環境設定ファイル(system.cfg)」をダウンロード
③Windowsのスタートを右クリックし、「エクスプローラー」を選択
「ArcheAge」フォルダに、ダウンロードした環境設定ファイル(system.cfg)を上書き保存します。
フォルダの場所は「ドキュメント」(マイドキュメント)ですが、7は(C:\Users\アカウント\Documents\ArcheAge)となっているのでご注意ください。
上書きが完了したら、公式サイトから「GAMESTART」ボタンを押して「ArcheAge」を起動してプレイしましょう。
アーキエイジ スペック /アーキエイジ推奨パソコン
デスクトップ
正式名称 | FRGA-H670 |
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CPU | Core i7-12700F |
グラフィック | GTX 1660 SUPER |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB M.2 NVMe SSD |
価格 | 179,800円(税込) |
販売元 | FRONTIERゲーマーズ |
高い拡張性と冷却性能が特徴の、受注生産のエントリーモデル。
マザーボードのASRock H670 PG RiptideはインターフェースにはUSB 3.2 Gen1 Type-Aを4つ、USB 3.2 Gen2 Type-A / Type-Cを1つずつ、USB2.0を2つ搭載しており、多彩な周辺機器の接続にも十分に対応できます。
PC内の空間が広いため、購入後に RTX3090など大型のグラフィックスカードに載せ替えられるだけでなく、大型のCPUクーラーも搭載可能。
デフォルトの構成では、今やレアなグラボの代名詞とも言えるGTX 1660 SUPERを搭載していますが、GTX 3050やRTX 3060のカスタマイズモデルも選べます。
ノートPC
正式名称 | IdeaPad Gaming 370i |
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CPU | Intel Core i5-12500H |
GPU | RTX 3050 Laptop |
ディスプレイ | FHD IPS 光沢なし |
リフレッシュレート | 60Hz、144Hz |
価格 | 129,800円(税込)~ |
販売元 | Lenovo(レノボ) |
IdeaPad Gaming 370は、リフレッシュレート165Hzのディスプレイを搭載しつつも、かなりコスパの高いゲーミングノートです。
スペック的にはライト~ミドルゲーマー向けですが、129,800円で重くないゲームを高めのフレームレートで遊べると考えると驚異的な安さです。
さらに、使いやすさも考えられており、主に背面にインターフェイスがあるので、HDMIやLANケーブルが邪魔になりにくいです。
また、出っ張った背面あたりが熱をもちやすくなっているため、3Dゲームプレイ時でもキーボードが熱くなりにくいので、長時間プレイも安心して楽しめます。
アーキエイジ スペック /まとめ
アーキエイジは、フルHD最高画質の場合、i5クラスのCPUとnVidia GTX1060(6GB)クラス、メモリ16GBであれば比較的安定したFPSでプレイできます。
ただし、60fpsをキープしたいなら、現行のエントリークラスであるGTX1660以上のグラボを選びましょう。