anthem pc スペック
anthem pc スペック /Anthem(アンセム)とは?
『Anthem』は、「マスエフェクト」シリーズや「ドラゴンエイジ」シリーズなどを手がけるBioWare(Electronic Artsの傘下)が開発したオンラインアクションRPGです。
2019年2月22日にリリースされ、SteamまたはEPICGAMES、Originでプレイする事ができます。
高画質なグラフィックと、空中を自由自在に飛ぶ事が出来るアクション性の高さ、そしてジャベリンと呼ばれるスーツの性能を上げる為に用意されたハック&スラッシュのゲームシステムが特徴。
操作方法はキーボードとマウスを使用する操作法となっており、言語については日本語がサポートされています。
世界観としては、神による創造が未完成な世界を舞台に、闇の軍勢の脅威にさらされている人類が、ドミニオンと彼らの欲するいにしえの力に抗う戦いを挑むという流れになっています。
プレイヤーはフリーランサーとなって苛烈な環境を生き残る事を目的とし、巨大な獣、怪物を相手にジャベリン・エグゾスーツを身にまとって戦いに挑みます。
「ジャベリン・エグゾスーツ」は、レンジャー、コロッサス、インターセプター、ストームといった固有の4種類が存在し、それぞれの特徴やスキルを駆使してプレイスタイルを切り替えが可能です。
なお、ジャベリンの見た目は性能とは別になるので、自分だけのカッコいいジャベリンを作る楽しみもあります。
Frostbiteエンジンで描き出される「Anthem」のオープンワールドには、思いもよらぬ環境や敵が待ち受け、刻々と変化を遂げてゆき、壮大な自然の中には異形の生物たちが潜んでいます。
本作ではいわゆるTPSシューティングとRPG要素が融合しており、ストーリー性も強いです。
濃密なストーリーの中で、フォート・タルシスの壁の内側に住む個性あふれるさまざまな人々との出会いが待ち受けており、爽快感とやりこみ要素のある懐の深いゲームとなっています。
ハクスラ(宝探し)要素もあって止め時が見つからないくらいハマります。
特に最大3人の仲間との共闘で盛り上がることは必至!
シングルから少数PTでプレイできるこのゲームは、ペアプレイなどに向いているのでMHW等が好きなユーザーは必ずハマると思います。
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anthem pc スペック /必要動作環境と推奨動作環境
必須動作環境 | 推奨動作環境 | |
---|---|---|
OS | Windows 10 64ビット版 | |
CPU | Intel Core i5 3570またはAMD FX-6350 | Intel Core i7-4790 3.6GHzまたはAMD Ryzen 3 1300X 3.5 GHz |
メモリ | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GTX 760、AMD Radeon 7970 / R9280X ※2 GBのビデオメモリ |
NVIDIA GTX 1060/RTX 2060、AMD RX 480 4 GBのビデオメモリ |
ストレージ | 50 GB以上の空き容量 | |
DirectX | DirectX 11 | |
インターネット接続 | 512kbps以上の高速インターネット接続 |
PC版「Anthem」はNvidia DLSS技術に対応で、最新ゲームらしい推奨スペックとなっており、類似ゲームだとBF5も似たような推奨スペックです。
スペック要求は高い部類に入り、GeForce GTX1060が推奨スペックに入っているということは、ミドルクラスでフルHD(最高画質)だとちょっと厳しいので、ミドルハイ以上のPCが必要です。
なお、必要動作環境はOrigin上で確認できますが、体験版時点と変わっておらず、動作に関してはむしろDEMO版よりは最適化されて高品質なグラフィックを維持しつつDEMO版よりも比較的要求されるスペックが低めになっている感じはあります。
また、「Anthem」はWindows対応のXbox Oneワイヤレスコントローラーに公式でも推奨されており、普段マウス・キーボードでの操作にはあまり慣れていないけど、PCで快適にプレイしたい、というユーザーのニーズにも応えられるようになっています。
おすすめのスペック
CPU | Core i7-8700以上 |
---|---|
グラフィックボード | RTX 2060以上 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 240GB以上のSSD |
CPU
Anthemをプレイする上で一番重要なのはCPUです。
i5だとマルチスレッドパワーが足りないので、i7以上が必須。
ゲーミングPCとして新しく購入する場合のCPU候補としては、Intelの場合はi7-8700番台以上、AMDの場合はRyzen 5 2600以上が推奨スペックを満たすモデルとなります。
公式での推奨動作環境に明記されているCPUは、Intelモデルの場合2014年に発売された古めのCPUが明記されていますが、i7ですのでCore iシリーズの中では上位のモデルです。
比較的新しいCPUでもローエンド(i3)やミドルレンジ(i5)モデルでは推奨スペックを満たさない可能性があります。
AMDのCPUは「Ryzen3 1300X」が指定されており、こちらは2017年に発売された新しめのCPUです。
Intelはハイスペックなi7なのにAMDはローエンドなRyzen3とずれが出ており発売時期の違いがあるものの、AMDのCPUに最適化されたゲームタイトルなのかもしれません。
Ryzen3はゲーミング用途としては力不足なので新しく購入するのであればRyzen5以上にしておいた方が無難でしょう。
実際に、自前のi7-6700K&GTX 1080でもAnthemのオープン体験版をプレイしてみたところ、CPU使用率がかなり高くてfpsはあまり出ず、最高設定でオブジェクトやエフェクトが多いと40fps後半台くらいしか出ませんでした。
i7-6700K>X 1080よりも、i7-8700&RTX 2060の方が快適と感じるほどなので、高fpsにこだわるのであれば、CPUは第8世代i7以降でない厳しく、i7-4790 3.6GHzで60fpsは、画質を落としてもかなり難しいです。
つまり、GPUはRTX2060でも70fpsを出す力がありますが、実際に6700Kでも60fps出なかったので、CPUは出来るだけいいものを搭載しないとボトルネックになる点に注意が必要です。
グラボ
Anthemをプレイする際にパーツ選びで一番迷うのがグラフィックボードです。
GTX1060とRTX2060とでは1.5倍くらいの性能差があり、これではちょっと選びづらいです。
RTX2060はGTX1070Tiと同等性能なので、GTX1060と併記するのは違和感がありますが、RTXグラボに新しく搭載された画質向上機能であるDLSS(ANTHEMでも対応見込み)を利用するならRTX2060が必要と考えていいです。
また、推奨ビデオメモリは4GB以上なので、GTX1060 3GBではなくGTX1060 6GBを指している点も注意。
GTX1060はグラフィックメモリが3GBのモデルと6GBのモデルがあり性能差があって価格も5,000円ほど違います。
ANTHEMで推奨スペックとして指定しているのはあくまでも6GB版ですので、安い方を選ばないようにして下さい。
メモリ
メモリ8GBを推奨動作環境とするゲームが多い中、ANTHEMのメモリ推奨動作環境は16GBと、最近の3Dオンラインゲームの中でもハードルが高い部類です。
最近のPCゲームの中には12GBや16GBメモリを必要とするタイトルも少しずつ増えてきているので、CPUやグラボを高性能なモデルにする場合はメモリも16GBにしておくとゲーミングPCとしてのバランスが良くなります。
逆に、メモリを16GB搭載しておけば、数年間はメモリにおいて推奨スペックを満たせない事態にはなり辛いので、多めに搭載しておきましょう。
ストレージ
ストレージは50GBの空き容量が要求されていますが、実際のゲームデータは50GB以上なので120GB SSDはご法度。
容量は240GBは最低でも欲しいです。
可能であればHDDではなくSSDにしておくとPCやゲームの起動時間が短縮され快適なPCライフを送ることが出来ますのでオススメです。
SSDの場合でも240GB以上、可能であれば400GB以上の大容量モデルを選んでおくと良いでしょう。
OS
最新のWindowsはWindows10で、ANTHEMの推奨スペックもWindows10となっています。
Windows10は2015年に発売されたOSですので比較的新しいPCであればWindows10になっているでしょう。
anthem pc スペック /ベンチマーク
動作検証に使用したPC
以下のスペックの自作PCを使って、実際に動作検証を行ないました。
CPU | Core i7 8700(6コア / 12スレッド / 4.30 GHz) |
---|---|
ビデオカード | GTX 1650他 |
マザーボード | ASRock「B450 Steel Legend」(AMD B450) |
メモリ | DDR4-3200 8GB×4、DDR4-2666 |
ストレージ | 256GB NVMe M.2 |
電源ユニット | 750W 80PLUS GOLD |
グラフィックボード別フレームレート
グラフィックボード | フルHD(1920×1080) | 4K(3840×2160) |
---|---|---|
RTX2080Ti | 116 fps | 55 fps |
RTX2080 | 109 fps | 44 fps |
GTX1080Ti | 101 fps | 40 fps |
RTX2070 | 86 fps | 35 fps |
GTX1080 | 78 fps | 30 fps |
GTX1070Ti | 73 fps | 28 fps |
RTX2060 | 71 fps | 28 fps |
GTX1070 | 64 fps | 25 fps |
GTX980Ti | 55 fps | 22 fps |
GTX1060(6GB) | 47 fps | 18 fps |
GTX980 | 42 fps | 15 fps |
GTX970 | 35 fps | 13 fps |
GTX960 | 25 fps | 9 fps |
GTX1050Ti | 25 fps | 9 fps |
GTX750Ti | 15 fps | 5 fps |
ゲーム設定は【最高設定】をベースに、垂直同期をOFFにして測定しました。
フルHDは高設定まではGTX1060、最高設定はGTX1070以上推奨!
フルHD環境においては推奨スペックとしてGTX 1060が指定されているので設定調整の必要がありますがGTX1060が適正なのは理にかなっています。
フルHD最高設定を目指す場合でもGTX1070 / 1070Ti / RTX2060の性能であれば十分対応可能でしょう。
なお、GTX970だと最高設定は厳しいですが、高設定であればGTX970でも余裕です。
R9 280でも普通にヌルヌル動いたしグラフィックも十分、少なくともPS4よりは綺麗でした。
実際のフレームレートからも、フルHD環境下であればそこまで敷居は高くない事が分かります。
WQHDならRTX2080、4KウルトラはRTX2080Tiが必須!
現状4Kゲーミングの下限としてはRTX2080になりますが、RTX2080ならUWQHD(3440×1440)解像度でのプレイの方がむしろおすすめです。
高設定でもサクサク快適にプレイ出来ます。
4KとなるとフルHDと比較して圧倒的なマシンパワーが必要になります。
RTX2080でも設定ウルトラでは快適に動作しませんでしたので設定を妥協する必要があるでしょう。
4Kウルトラとなると、理想的な環境としてはRTX2080Tiが現状ベストチョイスになるので予算に余裕があるなら検討してみてもいいでしょう。
CPU使用率
CPU使用率は50~85%でした。
Core i7-8700Kでこれですから、かなりCPUを使う事は間違いありません。
メモリ使用量
メモリの平均的な使用量は8GB前後で、最大で8.4GBに達していました。
ラウザ等のソフトウェアも起動したら10GB以上になることもあるので、やはり公式の推奨動作環境の通り、メモリは16GBにしておくことをおすすめします。
anthem pc スペック /おすすめのゲーミングPC
デスクトップPC
フルHDプレイにおすすめのモデル
正式名称 | OMEN by HP 25L Desktop |
---|---|
OS | Windows 11 Pro |
CPU | Core i7-12700F |
GPU | GeForce RTX 3060 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB SSD |
価格 | ¥189,000(税込) |
販売元 | OMEN by HPシリーズ |
長らく品切れが続いていましたが、再販が開始されたOMEN Desktopシリーズのロングセラーモデル。
EMコーティングされた強化ガラスサイドパネル越しに映る色彩豊かな各種コンポーネントのLEDライティング等、最先端のデザインのPCケースがとにかく目を引くマシンです。
キーボードや対応するOMENアクセサリー等のLEDライティングの設定が可能で、プリセットから選択することも、自分だけのライティングエフェクトも楽しめます。
もちろん、機能性も充実しており、空冷/水冷いずれかのCPU冷却装置のモデルを選択可能。
ダブルボールベアリングを搭載した92mmファンの空冷クーラーを採用しており、アルミニウム製ヒートシンクと最大ファン速度4500RPMの高出力プロペラファンブレードで効果的に冷却を行います。
電源ユニットの安全動作温度にも配慮されており、50℃の高温度設計の為、安定したゲーミング体験を楽しむ事ができます!
4K解像度におすすめのモデル
正式名称 | FRGTB660/SG2 |
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CPU | Core i7-12700F |
グラフィック | GeForce RTX 3070 Ti |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB M.2 NVMe SSD |
価格 | 259,800円(税込) |
販売元 | FRONTIERゲーマーズ |
GTシリーズはFRONTIERの取り扱っている冷却性と拡張性抜群のミニタワーのシリーズ。
最大の熱源となるグラフィックスカードをケース上部に配置、上面から外気を大きく取り込み冷却することで、グラフィックスカードの冷却効率を最大化しています。
さらに、カスタマイズで右サイドパネルをスチール製から強化ガラスへカスタマイズ可能なので、ケース内部のパーツが映えるのも魅力的。
値段も良心的なので、受注生産である事を除けば、文句の付け所がないマシンです。
ゲーミングノート
正式名称 | LEVEL-15FR171-i7-UASX |
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液晶 | 15.6型(非光沢カラー液晶) /フルHD(1920×1080ドット) |
重量 | 約2.0kg |
CPU | Core i7-12700H |
GPU | GeForce RTX 3070 Ti |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD MVNe500GB |
価格 | 239,800円(税込) |
販売元 | パソコン工房 |
パソコン工房の売上ランキングでベスト3常連のハイエンドモデル。
第12世代インテル Core i7と最新のGeForce RTX 3070 Ti搭載144Hz対応15型フルHDゲーミングノートパソコンです。
液晶をフルHDに適合される事でコスト削減に成功しており、ライバルのドスパラの同スペック品よりも3万円近く安くてお買い得です。
セール対象でさらに安くなっている事もあるので、マメに値段をチェックされる事をおすすめします。
anthem pc スペック /まとめ
Anthemは中の上程度のスペックのゲーミングPCであれば、フルHD環境なら快適に動作します。
グラフィックボードに関しては、公式推奨動作環境のRTX2060クラスでも十分です。
4Kプレイとなると、一気に要求スペックが跳ね上がり、ウルトラ設定ではRTX2080Tiクラスが必須です。
また、グラフィックボードよりもむしろCPUが重要なゲームである点も注意が必要です。
本作はCPUを妥協するとボトルネックに引っかかり安いタイトルなので、出来るだけ最新のCPUを搭載したマシンでプレイするようにしましょう。