ブループロトコル スペック
ブループロトコル スペック /BLUE PROTOCOL(ブループロトコル)とは?
「BLUE PROTOCOL(ブループロトコル)」は、バンダイナムコオンラインとバンダイナムコスタジオがおくる新作オンラインゲーム。
アニメ調で表現されたハイクオリティなグラフィックと、マルチプレイ要素を突き詰めたPC向けオンラインアクションRPGとなっています。
2020年4月にCBTが行われ、2021年上旬の正式サービス開始が期待されています。
ゲームの世界観は?
ゲームの世界観としては、かつて神々の住まう輝かしい楽園と言われていた惑星レグナスが舞台となっています。
街+フィールドマップ(フリーにポップするモブ)+インスタントダンジョンの3つから成り立っているゲームはMMORPGによくある構成です。
インターフェイスも未来感が感じられるとても見やすい印象で、ゲーム内の最初の街の雰囲気はどちらかと言えば洋風な感じの暖かみを感じます。
ゲーム内では時間も存在しているようで朝から夜になると街灯が灯りだし雰囲気が変わりますので、SS好きな方にもオススメです。
爽快な操作方法!
ノンタゲシステム採用の操作方法は、WASD移動のSPACEジャンプだったりシフトダッシュだったりと、現行のアクションゲームやRPGゲームと似た操作方法なので、ゲームをプレイした方であればすぐに慣れると思います。
似たタイプのゲームはハンゲームからプレイすることが出来るソウルワーカー(SOULWORKER)が近いです。
戦闘中のアクション感としては、ブリンクによる回避行動が出来る点が魅力に感じました。
キャラメイクの自由度も高め!
キャラメイクの細部レベルに関しては黒い砂漠ほどではありませんが、ボイスが3通り、身長、肉付、胸囲、顔タイプ、肌色、髪型、輪郭、眉、目、瞳、鼻、口、+現時点では未開放の箇所があったので、そこまで他のプレイヤーと顔が一緒になってしまうことは少ないです。
クラスは4種類!
クラスは、4つ存在し、それぞれ特定の武器を装備していることが条件です。
- イージスファイター・・・使用する武器は剣
- ツインストライカー・・・使用する武器は斧
- ブラストアーチャー・・・使用する武器は弓
- スペルキャスター・・・使用する武器は杖
クラスチェンジは街で無料で行えますが、クラス変更後はそれぞれのクラスにレベルが設けられているためそれぞれのクラスのレベルに変更されるので注意が必要です。
最高画質でのプレイが前提のゲーム!
CBTのアンケートから分かるように、ほとんどのプレイヤーが最高画質でプレイしていたようです。
実際のCBTをプレイしてみた感想としては、おそらくサーバー起因だとおもいますが、全体的に少し重かったです。
また、最高画質で遊ぶユーザーが多かった原因としまして、低画質、中画質のグラフィックがかなり荒いように感じました。
正直、最高画質以外ではプレイしたくないなーというのが個人的な感想です。
なお、ユーザーの多くはDiscordなどのWeb通話をしながら遊んでいるように思えましたので、ブループロトコル+ブラウジング+DiscordができるPCスペックでのプレイが求められます。
ブループロトコル スペック /推奨動作環境・最低スペック
必要スペック(低画質) | 推奨スペック(中画質) | 推奨スペック(最高画質) | |
---|---|---|---|
OS | Windows8/10 64bit | Windows10 64bit | |
CPU | Intel Core i3-4330 | Intel Core i5-3330 | Intel Core i7-7700 |
グラボ | GeForce GTX660 | GeForce GTX960 2GB AMD Radeon R9 380 (2GB) |
GeForce GTX1060 6GB AMD Radeon RX580 (8GB) |
メモリ | 8GB | 16GB | |
ストレージ | HDD 20GB | SSD 20GB | |
DirectX | DirectX 11また12 | ||
解像度 | 1280×720 | 1920×1080 | 1920×1080 | インターネット接続環境 | ブロードバンドインターネット接続 |
ブループロトコルの要求スペックでは解像度と画質の目安が公開されています。
但しFPSが明記されていないので30FPS基準なのか60FPS基準なのか分からない点は注意。
なお、2020年のクローズドβテストでは、クライアントファイルがDirectX11とDirectX12を選択して起動させることが出来るようになりました。
プリセット最高画質はミドルスペックのゲーミングPCを推奨!
フルHD解像度の最高画質設定でプレイする為にはCore i7-7700以上、GTX1060(6GB)以上、メモリ16GB以上のシステム環境が必要となっています。
PCスペック的にミドルスペックからミドルロースペックといったところなので、決してハイスペックではないですが、低スペというほどではありません。
プリセット中画質はエントリーモデルのゲーミングPCでプレイ可能!
中画質ならCore i5-3330/GTX960/メモリ8GBが必要とされていますが、いわゆるエントリーモデルのゲーミングPCでもプレイ可能です。
なお、アルファテストでは推奨の解像度に違いがありましたが、 クローズベータテストでは、 最高画質と同じ1080p解像度になっています。
プリセット低画質は7~8年前のゲーミングPCでもプレイ可能!
スペックとしては超低スペで、7年前のミドルスペックのゲーミング PCでもプレイできます。
ブループロトコル正式リリース後にスペックが変更する可能性が高いので、このスペックの パソコンしか持っていない方は、早急に買い替えることをおすすめします。
なお、前回は中画質の推奨スペックが解像度720pになっていましたが、クローズベータテストでは720p解像度を推奨するスペックは低画質と表記されました。
ブループロトコル スペック /おすすめスペック解説
OS | Windows10 64bit |
---|---|
グラボ | GTX1660SUPER以上 |
CPU | Core i7-7700KまたはRyzen 5 3400G |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 240GB以上のSSD |
実際にブループロトコルを最高画質で快適にプレイできるスペック構成について、各パーツごとに解説します。
OS
- Windows10 64bit
古いバージョンの8.1でもOSが64bit版であればプレイすることができますが、できるだけ最新のWindows10のOS搭載のマシンでプレイするようにしましょう。
Windows7は2020年の1月14日に開発元であるMicrosoftのサポートが終了した(新しいバグや脆弱性が発見されても保証されなくなる)ため、現在もWindows7のゲーミングPCを利用している方は早急に買い替える事をおすすめします。
グラボ
- グラボ:GTX1660SUPER以上
最高画質の推奨環境で指定されているのはGTX1060と1世代前のミドルレンジグラボが指定されています。
GTX1060はグラフィックメモリが3GBのモデルと6GBのモデルがあり性能差があって価格も5,000円ほど違いますが、Blue Protocolで推奨スペックとして指定しているのは6GBモデルで、人気だったのも6GB版ですので注意してください。
最新のグラボだとGTX1660が同等品ですが、値段がほぼ同じで上位互換のGTX1660SUPERがコスパが良いので、これから新しくゲーミングPCを揃える人はそちらを選びましょう。
CPU
- CPU:Core i7-7700KまたはRyzen 5 3400G
中画質のCPUは10年も前のものなので、ゲーミングPCの中では低スペックで格安な部類であすが、ブルプロだけならまだしも、他のゲームもするならやめたほうがいいスペックです。
最高画質の場合、CPUがCore i5 ではなくCore i7-7700Kが推奨になっていますが、これはIntelから2017年に発売された比較的新しいCPUです。
ただ、Core i7 7700は第7世代のCPUで価格が高いので、AMDの同スペック品のRyzen 5 2400GやRyzen 5 1500X、Ryzen 5 3400Gあたりをコスパ優先で選ぶのもありでしょう。
メモリ
- メモリ:16GB
メモリ8GBを推奨動作環境とするゲームが多い中、Blue Protocolのメモリ推奨動作環境は16GBと、最近の3Dオンラインゲームの中でもハードルが高い部類です。
最近のPCゲームの中には12GBや16GBメモリを必要とするタイトルが少しずつ増えてきているので、CPUやグラボを高性能なモデルにする場合はメモリも16GBにしておくとゲーミングPCとしてのバランスが良くなります。
逆にメモリを16GB搭載しておけば、数年間はメモリにおいて推奨スペックを満たせない事態にはならないと予想されます。
容量/ストレージ
- ストレージ:240GB以上のSSD
最高画質の場合、中画質の推奨スペックと違ってSSDを推奨している点に注意です。
SSDはHDDより高速読み込みするストレージデバイスであり、ゲーム中のオブジェクト読み込みでSSDのほうが快適になるため推奨している事が分かります。
HDDの必要容量は20GBと昨今のオンラインゲームと比較するとやや少な目の容量といえますが、SSDの場合は最低でも240GB以上、可能であれば500GB以上の大容量モデルを選んでおくと良いでしょう。
ブループロトコル スペック /ベンチマーク
動作検証に使用したPC
以下のスペックの自作PCを使って、実際に動作検証を行ないました。
CPU | Ryzen 7 2700(8コア/16スレッド、3.2~4.1GHz) |
---|---|
ビデオカード | GTX1060、GTX1070Ti |
マザーボード | ASRock「B450 Steel Legend」(AMD B450) |
メモリー | DDR4-3200 8GB×4、DDR4-2666 |
ストレージ | 256GB NVMe M.2 |
電源ユニット | 750W 80PLUS GOLD |
今回はCPUをAMD製のパーツで構成した検証機で測定。
グラボはについては、GeForce各種、メインメモリーは余裕を持って8GB×4の32GB、ストレージは256GBのSSDです。
フレームレート ( fps )
画質:中 | 画質:高 | 画質:最高 | |
---|---|---|---|
RTX 2060 | 90 fps | 87 fps | 82 fps |
GTX 1070Ti | 89 fps | 86 fps | 81 fps |
GTX 1650 | 65 fps | 63 fps | 61 fps |
GTX 1060(6GB) | 58 fps | 56 fps | 55 fps |
RX 580 | 57 fps | 55 fps | 54 fps |
公式で推奨されているGTX1060 6GBという旧世代のミドルレンジのグラボとGTX1070Tiの旧世代アッパーミドルのグラボを中心に測定。
ゲーム内の画質はプリセットの4種類がありましたが、中以上の画質で測定したところ、どの画質でも町が非常に重くてFPSが非常に低かったです。
街では画質設定によるFPSの差があまりないのが特徴で、逆にフィールドでは設定の差がFPSに反映されやすいのは人が多かったのも関係しているかもしれません。
旧世代のミドルレンジグラボで現在も使用率が最も多いGTX1060 6GBでは街中など重いエリアはカクカクで10FPS台まで低下する場所もあるので、公式の推奨スペックを満たしても快適とは言えない状況が発生しました。
また、DirectX11と12ではDirectX12のクライアントの方がFPSは向上します。
つまり、旧世代のGTX1000番台より、最新世代のGTX1600番台やRTX2000番台の方がDirectX12に最適化されているので最新グラボの方がブループロトコルをプレイするには明らかに有利です。
コスパ最優先なら、DirectX12のクライアントに最適化されたGTX1650がブループロトコルを快適に遊べるボーダーラインのグラボであり、余裕を持たせたいならRTX2060以上のグラボを搭載しておいた方が安心です。
コスパのバランスも考えるなら両者の中間であるGTX1660SUPERがやはり最適のグラボと言えるでしょう。
VRAM (ビデオ メモリ )
Dx11では最高6GB程度のグラボメモリを使用していましたがDx12では8GB近くグラボのメモリが使用されていました。
つまり、GTX1650はグラボメモリが4GBなので厳しいと思われます。
なお、PCメモリの使用量については、GTX1060機では8GB GTX1070Ti機では6GB使用していたのでメモリは16GB搭載が快適なプレイにはやはり必須です。
CPU使用率
CPUに関しては推奨スペックがi7-7700とかなり要求が高かったわりに、他の5-6年前のi7を記載するゲームと比べてもCPU負荷は特段高くありませんでした。
Ryzenの同等品でも十分快適にプレイする事ができます。
ブループロトコル スペック /おすすめのゲーミングPC
デスクトップPC
コスパ優先
正式名称 | G-Tune DG-A5G1B |
---|---|
CPU | AMD Ryzen5 4500 |
グラフィックス | GeForce GTX 1650 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB NVMe SSD |
無線 | Wi-Fi 6E( 最大2.4Gbps )対応 IEEE 802.11 |
価格 | 139,800円(税込) |
販売元 | G-TUNE |
G-TUNEでコスパNo1のエントリークラスのゲーミングデスクトップPC。
CPUをRyzenにして、最もコスパに優れていると言われるグラボのGTX 1650を搭載しています。
ただ安いだけでなく、実際にゲーミングパソコンを使用するゲーマーの声を元に作られている点も見逃せません。
外観は無駄を省いたシンプルなシルエットのマット仕上げで、パソコンでゲームをする際の利便性を追及したデザイン性になっています。
更に、VRで活用の多いHDMI端子をフロントに設置する等、ユーザーの事を徹底的に考えられており、非常に満足感が高いモデルになっています。
スペック優先
正式名称 | G-GEAR GB7J-E231/B2 |
---|---|
CPU | Core i7 13700F |
GPU | GeForce RTX 4070 |
メモリ | 16GB DDR4 SDRAM (8GBx2) |
ストレージ | 1TB SSD (SATAIII接続 / 6Gbps) |
価格 | 241,800円(税込) |
販売元 | TSUKUMO(ツクモ) |
ツクモの長年の技術・知識・経験を結集したMicroATX規格のミニタワーサイズゲーミングPC筐体『G-GEAR Aim(ジーギア エイム)』シリーズの最新モデル。
最新のグラボRTX4070搭載のマシンは各社扱っていますが、本機は特に値段が安いのでおすすめです。
冷却性に優れたスチール製サイドパネルと理想的なエアフローを実現しており、最大2基まで搭載可能な大型140mmフロント静音ファンと相まって、妥協なき高性能の維持と安定した長期稼働が期待できます。
ノートPC
正式名称 | G-Tune P5-RT |
---|---|
液晶 | 15.6型 フルHDノングレア (LEDバックライト) |
重量 | 約2.01kg |
CPU | Core i7-12700H |
グラフィックス | GeForce GTX 3050 Ti |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD MVNe512GB |
価格 | 209,900円(税込) |
販売元 | G-TUNE |
G-tuneのゲーミングノートで売れ筋ベスト3常連のP5シリーズの最新モデルです。
持ち運びプレイを前提に作られているため、本体が非常に軽く、バッテリー駆動時間も約8.5時間と非常に長いです。
スペック的にはエントリークラスの立ち位置ですが、GTX1650Tiの上位互換のグラボを積んでいるので、重めの最新ゲームでも、ほとんどのタイトルで中設定で快適にプレイできます。
ブループロトコル スペック /まとめ
アルファテスト、ベータテストを通して、ブルプロの推奨スペックは少しずつ上がっている印象はありますが、フルHD最高画質の環境であればミドルレンジクラスのゲーミングPCでも十分快適にプレイできます。
また、実際にプレイしてみたところ、CPUよりもグラボの依存度が高いゲームである事も分かりました。
アニメ調のグラフィックスが魅力的なゲームなので、コスパ優先でもGTX1660SUPERクラスのグラボを搭載したマシンでプレイされる事をおすすめします。