ets2 スペック
ets2 スペック /Euro Truck Simulator 2概要
Euro Truck Simulator 2は、2012年10月18日にリリースされたトラックシミュレーションゲームです。
2008年に人気を博したEuro Truck Simulatorの続編で、今なお新しいDLCが登場するなど高い人気を誇っています。
ゲームの主な内容は、一人の運転手として交通ルールやマナーを守り、荷物を届けるというシンプルな内容です。
その一方で、非常に自由度が高くてリアルなのも本作の魅力。
逆走や歩道の走行もできますし、事故や速度違反、信号無視により罰金も発生しますし、稼いだお金でトラックを改造することも可能です。
ある程度資金が溜まると、交通ルールを無視した時に生じる罰金も大した痛手ではなくなってくるので、ゲーム性は少し変わり、トラックでタイムアタックを開始することもあります。
前作ではできなかった会社経営の要素も追加され、社員(ドライバー)を雇うことで、運送会社を経営できます。
このように、カーレースゲームとは一味違った運転の楽しさを味わえるゲームですが、荷物を運ぶ走行距離が増えるとそれだけ時間がかかるので、拘束時間が長くなってしまうのがたまにきずです。
- トラック(トレーラー)の運転手の疑似体験ができる
- 運転するだけでなく、会社を大きくするシミュレーションゲームの部分もある
- 普通のレースゲームには無い交通ルールを守るという緊張感がある
- トラックの操作が結構難しい
- 運送にかかる時間が長い
ets2 スペック /必要&推奨環境
必要環境
OS | Windows 7 |
---|---|
CPU | Dual core 2.4 GHz以上のCPU |
メモリ | 4GB以上 |
グラフィックボード | NVIDIA GeForce GTS 450または、Intel HD 4000以上 |
ストレージ | 12GB |
推奨環境
OS | Windows 7/8.1/10 64-bit |
---|---|
CPU | Quad core 3.0 GHz以上のCPU |
メモリ | 6GB以上 |
グラフィックボード | NVIDIA GeForce GTX 760以上 |
ストレージ | 12GB |
ets2 スペック /快適にプレイする為のスペック
DLCのみ(フルHD) | DLC&MOD導入(フルHD) | |
---|---|---|
OS | Windows 7/8.1/10 64-bit | |
CPU | Core i5-10400/Core i5-11400以上 | Intel Core i7-4770K |
メモリ | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | GeForce GTX 1650以上 | GeForce RTX 3060 Ti以上 |
ストレージ | 250GB以上 |
ets2は古めのタイトルであるため、一見すると公式の要求スペックは非常に低いです。
実際、何も入れないヴァニラ状態であれば、公式の示す推奨環境で十分です。
しかし、本作のようなシミュレーター系のジャンルは、遊び方によって選ぶスペックが変わってきます。
キーボードやゲームパッドでプレイするようなライトゲーマーと、ハンドルコントローラーを用いるヘビーゲーマーでは、同じゲームタイトルでも必要な性能は変わってきます。
特に本作のような長寿ゲームにはDLCの他にModが必ずあります。
Modの大量導入を考慮すると、ミドルクラス以上の性能は必要です。
また、Euro Truck Simulator 2は2枚のモニターを繋げて、視点をよりリアルに表現することができます。
その時の解像度はフルHDを大きく超えるため、本格的に没入感を求めるなら、ハイクラスも視野に入れておくべきです。
グラボ
- DLCのみ(フルHD):GeForce GTX 1650以上
- DLC&MOD導入(フルHD):GeForce GTX 3060 Ti以上
推奨スペックに掲載されているNVIDIA GeForce GTX 760は、2013年に発売された古いグラボであり、現在のグラボでは、Geforce GTX1050Tiでも十分です。
また、現行のCPUに内蔵されたGPUでもこの性能は補えるものもあり、今であればAMD製であればRyzen 4000番台のものなら確実です。
しかし、PC版Euro Truck Simulator 2の醍醐味のひとつであるMODの導入を考えると、この推奨動作環境では遊べません。
とくに天候や光源などを反映させる高画質MODを導入することを考えたら、最低限GTX1650以上のグラボは必須です。
CPU
- DLCのみ(フルHD):Core i5-10400/Core i5-11400以上
- DLC&MOD導入(フルHD):Intel Core i7-4770K
基本的なMODのみという事であれば、そこまで高いCPUでなくとも動作します。
GTX1650やGTX1660をグラボに選ぶのであれば、AMD製であれば、Ryzen5以上の最新のもので、intel製であれば、Core i5以上の最新のものを選べば申し分ありません。
なお、公式にある推奨環境は2012年当時のもので、Quad Core搭載の3.0GHzを現在のCPUで言えばCore i3-10100で満たせます。
ただ、公式の推奨環境にピッタリ合わせると快適性が損なわれる可能性が高いです。
少なくとも、他のゲームプレイは絶望的になるので注意しましょう。
メモリ
- DLCのみ(フルHD):8GB以上
- DLC&MOD導入(フルHD):16GB以上
Euro Truck Simulator 2を快適に遊ぶにいたっては、そこまで高性能なメモリを搭載する必要もありません。
MODを入れたとしても、8GB以上あれば十分ですが、Euro Truck Simulator 2以外のゲームも遊ぶことを考えれば、16GB以上のメモリを搭載しておくと安心です。
ストレージ
- DLCのみ(フルHD):250GB
- DLC&MOD導入(フルHD):250GB
Euro Truck Simulator 2に必要とされるストレージ容量は、以前は5GBだったのですが、DLCが出回るようになりどんどん必要容量が上がっています。
特に、MODを多数投入することを考えると、公式の推奨環境の容量でもまだ足りません。
メインストレージにOSとゲームをインストールすることを考えれば250GB以上の容量はほしいところです。
他にもPCゲームを遊ぶことを考えれば500GB以上は必須と言えます。
メインストレージがNVMe接続形式に対応したSSDになっていれば、より快適な、ローディング環境が得られます。
最近のBTOショップで売られているゲーミングPCは、この形式に対応したものがほとんどですので、BTOショップのゲーミングPCをお勧めする理由となります。
大手家電量販店のものは、いまだにSATA接続のSSDを使っているものも見かけます。
ets2 スペック /動作検証
動作検証に使用したPC
以下のスペックの自作PCを使って、実際に動作検証を行ないました。
CPU | Core i7 8700(6コア / 12スレッド / 4.30 GHz)他 |
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ビデオカード | GeForce GTX GTX 1080(1823MHz)他 |
マザーボード | ASRock「B450 Steel Legend」(AMD B450) |
メモリ | DDR4-3200 8GB×4、DDR4-2666 |
ストレージ | 256GB NVMe M.2 |
電源ユニット | 750W 80PLUS GOLD |
FHDウルトラ設定のFPS値
ETS2は、動作要件として、最低動作環境のハードルが低くても、設定の上限に奥行きがあるという、多様性を持ちます。
今回は、最高の設定であるグラフィック・シンプル設定の「ウルトラ」でレンダリングスケール(解像力・感度)の最大「400%」という設定値でプレイするのに必要なスペックのマシンを検証しました。
設定は、解像度を「1920×1080」に固定し、自環境での自前ベンチを通して、ミラー描画距離の最大「ウルトラ」を含めた最大設定からレンダリングスケールのみを変更させて測定しています。
FPS値は、標準マップと標準スカニアで同一ルートを走った、1分間の平均で測定。
FPS値が比較的出にくい昼間の市街地で計測しています。
グラボ | レンダリングスケール150% | レンダリングスケール400% |
---|---|---|
GTX 1080 | 68 fps | 66 fps |
RTX 2070 | 70 fps | 67 fps |
GTX 1080 Ti | 75 fps | 72 fps |
RTX 2070 SUPER | 78 fps | 76 fps |
RTX 2080 | 80 fps | 79 fps |
RTX 2080 SUPER | 84 fps | 82 fps |
RTX 2080 Ti | 89 fps | 87 fps |
スケール値の差の影響は、繁華街でむしろ小さく、何度か計測する中では、誤差の範囲ながら、3fpsほど、400%が速まるケースもありました。
なお、ゲーム中の利用率としては、CPU15%、GPU60%、メモリ6GB程度がゲーム中に使用されている様でした。
GPUは負荷が高い場面では80%使用する事もあったのですが、CPUに対する負荷は高いところでも30%とCPUへの負荷はほとんどかかっていないようでした。
市街地と郊外の差は、スケール値が大きくなるほど反比例し、縮小してますが、垂直同期をオフにしたらもう少し高いフレームレートになります。
150%、400%共々、昼の市街地で60FPS台まで落ち込んでる点から、フルHDのウルトラ設定で 60FPSをキープするにはGTX 1080以上のグラボが必要になってきます。
ただ、ウルトラ設定の最高環境に拘らないのであれば、もう少しグレードを下げても十分快適にプレイできます。
低予算で下がるならGTX1660Ti(GTX1070程度)を、RTXの性能を他のゲームでも試す予定の方はRTX2060(GTX1080程度)を買うのがいいのではないかと思います。
ets2 スペック /低スペックPCでプレイ
最低設定であれば低スペックPCでもプレイ可能
Euro Truck Simulator 2は、ModよりもDLCが人気のゲームであり、DLC自体はそこまで要求スペックが上がりません。
DLCは、主にMAPを広げたり、取り扱える荷物を増やしたりする拡張系が多く、MODを無理やり入れる必要性もあまり高くないです。
最低設定で解像度を下げたり、ウィンドウモードでプレイしたりすればグラフィックボードを搭載していないパソコンでも遊べるくらい軽くなります。
マルチディスプレイはハイエンドクラスを推奨
最高設定で複数モニターに描写してプレイするとハイエンドクラスが必要になってきます。
複数モニターなんて入らないと思うかもしれませんが、Euro Truck Simulator 2は1つのモニターでは運転席に座った視点であり、これを2つのモニターに描写すると、助手席の視点も見えるようになり、視野が大きく広がるという魅力があります。
バックミラーを画面上に表示しなくても本物の車のように目の移動だけで目視できるようになることで没入感を深めつつ、ゲームプレイの利便性を高めて、運転のリアリティを楽しむこともできるようになります。
さらに高みを目指し、モニターを3つにすればRTX 3070のようなハイエンドなGPUが必要になってきます。
高解像度までいくと税込み20万円オーバーのハイスペック、3つ以上のモニターならハイエンドという具合で、上限が跳ね上がるので、ミドルレンジの標準的な性能で、Euro Truck Simulator 2を楽しめる環境を整えてから考えてもいいかもしれません。
ets2 スペック /Euro Truck Simulator 2向けおすすめゲーミングPC
デスクトップ
シングルモニター向け
正式名称 | G-Tune DG-A5G1B |
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CPU | AMD Ryzen 5 4500 |
グラフィックス | GeForce GTX 1650 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB (NVMe) |
無線 | Wi-Fi 6E( 最大2.4Gbps )対応 |
価格 | 129,800円(税込) |
販売元 | G-TUNE |
G-TUNEのエントリークラスの最下位のモデルとして販売されているゲーミングPC。
半導体不足の煽りを受けて、コスパ抜群のエントリークラスとして評価が高かったGTX 1650やGTX 1660も軒並み高騰していますが、本機はセール対象になる事が多く安く買える事が多いのがポイント。
フルHD中設定であれば人気ゲームであるApexで60 fps以上、フォートナイトで100 fps以上キープできますし、ドラクエ10やPSO2のような国産のゲームであれば最高設定でも快適にプレイできます。
マルチディスプレイ向け
正式名称 | G-Tune DG-I7G6T |
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CPU | Core i7-13700F |
グラフィックス | GeForce RTX 3060 Ti |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB (NVMe) |
無線 | Wi-Fi 6E( 最大2.4Gbps )対応 |
価格 | 264,800円(税込) |
販売元 | G-TUNE |
ゲームプレイから動画配信まで多種多様な用途に活用できて大人気を誇ったG-Tune HMシリーズの後継機種。
カスタマイズ性が非常に高く、個性が際立つガラスサイドパネル搭載モデルが製品ラインアップに用意されているのが特徴です。
美しい外観だけではなく、内部パーツのカスタムやアレンジなども「魅せる」ドレスアップが可能で、ガラスサイドパネル上部のアタッチメントはワンプッシュで簡単にオープン出来るので、メンテナンス性も非常に優れています。
カスタマイズで水冷CPUクーラーも搭載可能なので、夏場のプレイも安心です。
ノートPC
正式名称 | G-Tune P5-RT |
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液晶 | 15.6型 フルHDノングレア (LEDバックライト) |
重量 | 約2.01kg |
CPU | Core i7-12700H |
グラフィックス | GeForce GTX 3050 Ti |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD MVNe512GB |
価格 | 209,900円(税込) |
販売元 | G-TUNE |
G-tuneのゲーミングノートで売れ筋ベスト3常連のP5シリーズの最新モデルでです。
持ち運びプレイを前提に作られているため、本体が非常に軽く、バッテリー駆動時間も約8.5時間と非常に長いです。
スペック的にはエントリークラスの立ち位置ですが、GTX1650Tiの上位互換のグラボを積んでいるので、重めの最新ゲームでも、ほとんどのタイトルで中設定で快適にプレイできます。