gt1030 性能

gt1030 性能 /性能スペック

GeForce GT1030 は、GT730 以来2世代ぶり(およそ3年ぶり)に販売された廉価グラフィックボードの新モデルです。

エントリークラス最下位という位置付け、モバイル向けでいうとMXシリーズということになります。

かつてのエントリークラス最下位は、GT 730やRadeon R7 300が10,000円以下で人気がありましたが、NVIDIAがついにPascal世代でエントリークラスのグラフィックボードであるGT 1030を投入した事になります。

最近までこのクラスは、ライバルのRX550の独壇場だったのですが、実用性に関してはそれなりに評価されています。

GT740よりテクスチャユニット数やビデオメモリ周りが劣るものの、コアクロックの上昇と新世代の設計により実際の動作性能は大きく向上しています。

何より安いので、それなりに使い道がありそうなグラボですが、最新のゲームにどれだけ通用するのか検証していきます。

スペック比較

項目 GTX 650 GTX 750 GTX 1050 GT 1030 RX 550
アーキテクチャ Kepler Maxwell Pascal Pascal Polaris
コードネーム GK107 GM107 GP107 GP108 LexaPRO
CUDAコア 384基 512基 640基 384基 512基
ベースクロック 1058MHz 1020MHz 1354MHz 1227MHz 1100MHz
ブーストクロック 1085MHz 1033MHz 1455MHz 1468MHz 1183MHz
メモリ容量 GDDR5 1GB / 2GB GDDR5 1GB / 2GB GDDR5 2GB GDDR5 2GB
消費電力(TDP) 64W 55W 75W 30W 50W

GT 1030は、Maxwell世代のGTX 750及びPascal世代の上位モデルであるGTX 1050やAMDのRX550がライバルに当たります。

GT 1030 vs GTX 750

GTX 750は、前世代のGPUでダイサイズは148m㎡と大きくなっており、プロセスは28nmで一回り大きいです。

CUDAコアは512基とGT 1030よりも35%大きく、コアクロック及びブースクロックが抑えられていてもCUDAコアの分だけ性能が高いです。

GPUメモリ1GBというのがネックで、ゲームによってはGPUメモリ2GBのGT 1030の方が有利になります。

GT 1030 vs GTX 1050

GTX1050はゲーミング用あるいはクリエイター向けのグラフィックボードである一方、GT1030は4K解像度でのモニター使用や気軽にデュアルモニターにしたい方を対象としています。

それを踏まえてスペックを比較してみると、CUDAコアが50%アップと、その上ベースクロックが10%程度高くなっていますので、性能の差は歴然です。

ゲームを快適にプレイしたいというのであればGTX1050を選択するべきでしょう。

ただし、GTX1050搭載モデルを選択すると電源ユニットに多少コストが掛かりますので、当然価格が上がるというデメリットはあります。

現在では+5,000円でワンランク上のGTX 1050が手に入るので、時期によってはGTX 1050 Tiを購入することも検討の余地があります。

GT 1030 vs GTX 1650

現行のTuring世代のGTX 1650となると10,000円の差があるので比較対象にはなりません。

2019年にTuring世代のグラフィックボードが登場してからも唯一無二の存在となっており、一番下のモデルのGTX 1650は、GTX 1050 Tiを超えるパフォーマンスを持っています。

グラフィックボードの性能について底上げが行われた結果CPU内蔵グラフィックスと50番台の間を埋めるモデルが存在していないので、予算が許すのであれば50番台を手に入れる方が性能面での満足度は高いです。

実際にGT 1030はGTX 1650に対して、CUDAコア数が70%アップ、コアクロックが10%、ブーストクロックが1%ダウンとなっているので、ゲームプレイに少しでも余裕をもたせたいなら、やはりGTX 1050 Tiや現行のGTX 1650を選ぶ方が好ましいです。

GT 1030 vs RX 550

GT 1030のライバルと言われているロークラスのRX 550を比べてみると、スペック的には大きな違いがあります。

まず、GT 1030はCUDAコアを抑えてクロック数が高いという特徴がある一方、RX550は、CUDAコア数を30%程度高くして、クロック数を10%下げています。

また、GPUメモリも倍増の4GBで、TDPはGT 1030の方が40%省電力となっており、省電力性やコスト面ではGT 1030の方が上回っていると言えるでしょう。

総合的な性能的にはわずかにRX550の方が上回っているものの、RX550は新しいタイトルに強い一方で、GT 1030は古いタイトルに強い傾向も両者の違いです。

DirectX 9やDirectX 11がベースとなるタイトルならRadeon RX 550よりもパフォーマンスは良い一方で、DirectX12など最新のAPIならRX 550に軍配があがる点は理解しておく必要があります。

GDDR4版はGDDR5版の半分の性能しかない

GT 1030 GDDR5 GT 1030 DDR4
CUDAコア 384基 384基
ブーストクロック 1468 1379
メモリ規格 GDDR5 DDR4
メモリ速度 3000 1050
メモリインターフェース幅 64-bit 64-bit
メモリバンド幅 48 GB/s 16.8 GB/s
消費電力 30W 20W

GT 1030には、標準のGDDR5メモリを搭載したモデルとDDR4メモリを搭載したモデルの二種類があります。

2017年3月にGDDR5搭載モデルが登場して、その後品薄状態が続いたためNVIDIAが急遽2018年3月に品不足を解消するためにGDDR4搭載モデルを発売したという経緯があります。

このGDDR4メモリを搭載したGT 1030は、GDDR5メモリ搭載したものと比較して50%もパフォーマンスが低下してしまうという「最悪のグラフィックボード」と言われています。

GT 1030と言えばCPUがボトルネックにならなければ、最新のゲームでも低から中画質で60FPS前後でそこそこ遊べる財布に優しいエントリーモデルのグラフィックボードである事が魅力ですが、DDR4版はメモリスピードがやたら低く、一部のAPU、CPU内蔵グラフィックにも劣る性能です。

まず、メモリ周波数は30%の下げられているだけなら悪く聞こえないですが、GDDR5は2つパラレルリンクを持っているがDDR4には1つしかパラレルリンクがないので、およそ2倍のI/Oスループット性能差が生まれてしまっており、実計測だとメモリ周波数は約65%も低下しています。

更に、DDR4版はGDDR5版と同じ64bitバンド幅のためメモリ帯域も同様に65%低下しており、メモリ帯域は16.8 G/sという4年前に発売されたGT 730 DDR3と同格の性能という劣悪なスペックです。

ついでと言わばかりになぜかコア周波数も1.15GHzに下げられているため、さらに6%の性能低下が追加されています。

上記の動画ではGeForce GT 1030 (GDDR5)とGeForce GT(DDR4)、Ryzen 5 2400G (Vega 11) などでベンチマークを行っていますが、その結果は悲惨なもので本当にGDDR5版の半分の性能しか出ていません。

Ryzen APUにも負けてしまう始末であり、まごうことなき純粋なゴミと評している。

消費電力はGDDR5版は30W 、DDR4版は20Wとあまり変わらないのに、性能が半分ときているので、エネルギー効率に関してもGDDR5版より50%も大幅に悪化しています。

DDR4版は見分けにくいので注意!

GT 1030のDDR4版は、MSIやGIGABYTE、玄人志向(メルコ)などの大手メーカーからも発売されており、結構広く出回ってしまっており、DDR5版のものと同価格帯で売っているので型番から判断するしかなく、DDR4のものは大抵末尾に「D4」と記してあります。

型番の末尾以外に変更点がなく、NVIDIAがオリジナルの半分しか性能のないグラボをGT 1030として名前をそのままにコソコソと売り出したことはかなり評判を落としており、Amazonのコメントでも低評価が多く、騙されたというコメントが多数見受けられます。

詐欺で訴えられそうな話ですが、これはグラボ業界の伝統芸みたいな感じでこういうことがしばしば行われており、型番だけ変えて新商品であるかのように売り出す商法には注意したいところです。

gt1030 性能 /特徴・評価

ローエンドの世界ではまだまだ現役のグラフィックボード

ゲーミングをターゲットにした「GTX」シリーズはKepler→Maxwell→Pascalと5年間で進化してきましたが、ローエンド向けのGTシリーズは、CPU内蔵グラフィック機能のiGPUやAPUの進化で需要が縮小し、NVIDAI・AMD共にかつて程、力を入れていないのが実情です。

市場に多く流通している「GT710」や「GT730」も2世代前のKeplerアーキテクチャの製品ですが、同名のGPUでも中身が違う製品も存在し、油断すると更に前のFermi世代のグラフィックボードを掴まされる事すらあるので、ある意味ハイエンドより把握するのが難しいカテゴリであるとも言えます。

そんなローエンドグラフィックボード市場の中では、「GeForce GT1030」は最新のアーキテクチャを持っており、HDMI2.0bやDisplayPort 1.4の最新のインターフェイスに対応し、低い消費電力、「LowProfile」や「1スロット」、「ファンレス」といった形状バリエーションを武器に、ライバルの「Radeon RX 550」と真っ向から勝負しています。

60fpsプレイ可能なタイトルは意外と多い

少し前のタイトルや要求スペックの低いタイトルを楽しみたいというなら対応できる性能は備えています。

例えばドラクエ、FF14、PSO2、AVA、サドンアタック、StarCraft、Prey、Dirt4、Fortnite、ロケットリーグなどの負荷の軽いタイトルであれば設定を低くすることで常時60fps以上プレイできます。

このように、GT1030はライトゲーマー向けとして考えると悪くないと言えます。

ただし、設定を下げても太刀打ちできないタイトルも多数存在しています。

例えば、PUBGや虹六はは厳しいでしょう。

比較的新しいタイトルをたくさんプレイするならお金を貯めてGTX 1650以上を選択する方が賢明です。

9,000円という絶妙な価格設定

GT 1030は、わずか9,000円で購入できますが、この9,000円という価格は絶妙です。

数千円という価格は社会人の方ならそれほど問題にならないかもしれないですが、学生にとっては、価格の安いGT 1030は悩ましい候補だと言えます。

気軽にマルチモニターにしたい人向け

GT1030には、DVD-D端子及びHDMI端子があるので、気軽に4K解像度でのマルチモニターにも対応できますし、オンボードと合わせることでトリプルモニターも実現可能です。

更に、GT1030には動画支援サポートと呼ばれる機能があります。

これはGPUの補助でCPUの負荷を下げる機能のことで、例えばYoutubeでHDDや4K解像度の映像を観ながら、エクセルやPhotoshopなどで作業をしたりということもできます。

gt1030 性能 /検証機材

テストに使ったグラボ

今回テストに使ったグラボは、「MSI GeForce GT 1030 2G LP OC」です。

リファレンスより、クロックを少しだけ上昇させた「OC(オーバークロック)」モデルとなっています。

MSI GeForce GT 1030 2G LP OCのスペック
  • インターフェース形状:PCI Express(3.0) x16
  • コアクロック:Base Clock:1,265MHz/Boost Clock:1,518MHz
  • メモリクロック:6,006MHz
  • ビデオメモリ:GDDR5 2GB 64bit
  • 映像出力:HDMI2.0b/DisplayPort 1.4
  • 補助電源コネクタ:-
  • LowProfile対応 1スロット占有

「MSI GeForce GT 1030 2G LP OC」は「1スロット」かつ「ロープロファイル」形状となっており、国内で販売されているGT1030のモデルの大半はこのタイプです。

規格上では8K-60Hzや4k-120Hz、HDRをサポートしています。

「HDMI2.0b」は4K/60Hz映像出力、HDR対応、横長の変則アスペクト比モニタに対応した最新端子で、GT730ではDVI-D端子に加えてアナログVGA端子も備えていましたが、GT1030ではDVI-D+HDMIという構成が多いです。

「MSI GeForce GT 1030 2G LP OC」では更に一歩踏み込んでDVI-D端子を廃止しており、DVI-D端子モニタにつなげたい場合は変換ケーブルを用いる必要があります。

ただ、4Kや120hz表示のマルチモニタ表示を想定すると、DVI-D端子よりDisplayPort端子を備えている方が選択肢が広くなるので、これはメリットでもあります。

gt1030 性能 /ベンチマーク

3DMARK TimeSpy

グラフィックボード スコア
GTX 1060 6GB 4101
GTX 1060 3GB 3799
GTX 970 3581
RX 570 3779
GTX 960 2512
GTX 1050 Ti 2530
RX 560 2082
GTX 680 2102
GTX 750 Ti 1402
GT 1030 GDDR5 1212
GT 1030 DDR4 701
GT 730 400
RX 550 1421

DirectX12のゲーム指標となる「TimeSpy」では、 前世代の同クラスGPUであるGT730とは3倍程度の性能を示しており、2世代ぶりの更新の効果が大きく出ています。

また、GTX750TIに迫る性能を示しており、意外と最近のゲームでも動作する可能性が高い事が分かります。

ただし、やはりDDR4版GT1030はGDDR5版と比較すると大幅に性能がダウンしている点には注意。

帯域が大幅に制限された結果、半分程度の性能しか発揮できていないので、別物のグラボと思った方がいいです。

3DMARK Firestrike Full HD

グラフィックボード スコア
GTX 1060 6GB 11422
GTX 1060 3GB 10415
RX 570 10035
GTX 970 9367
GTX 1050 Ti 6947
GTX 680 6905
GTX 960 6822
RX 560 6191
GTX 750 Ti 3950
GT 1030 GDDR5 3402
GT 1030 DDR4 1601
GT 730 1502
RX 550 3512

DirectX11の指標FireStrikeでも傾向に差異はなく、旧ローエンドのGT710、GT730、GT640,GT740からのスコア飛躍率はかなり高い事が分かりました。

最新内蔵GPUの3倍以上のスコアに達しており「とりえず映れば良い」というカテゴリではなく、RX550とはほぼ互角の性能を発揮しています。

3DMARKのベンチマークからはGT1030はRX550と十分競えるGPUと見て取れます。

FF15

グラフィックボード fps値(フルHD) fps値(4K)
GTX 1060 6GB 52 fps 19 fps
RX 570 38 fps 15 fps
GTX 1650 38 fps 15 fps
GTX 1050 Ti 28 fps 11 fps
GT 1030 GDDR5 17 fps

処理の重いFF15では、画質を落としてもプレーには厳しい結果でした。

解像度を落としても厳しいので、海外の大作系ゲームなど、高いグラフィックス性能が必要とされるゲームを相手にするのは厳しいグラボかもしれません。

FF14漆黒のヴィランズ

グラフィックボード fps値(フルHD標準品質)
GTX 1060 6GB 126 fps
GTX 980 124 fps
GTX 1060 3GB 119 fps
GTX 970 118 fps
RX 580 113 fps
RX 570 93 fps
GTX 1050 Ti 78 fps
GTX 960 72 fps
GTX 660 70 fps
GTX 660 55 fps

プリセットの標準品質であれば平均55 FPSに到達するので、もう少しで快適に遊べる目安の平均60 FPSをクリアーできそうです。

このままでもそこそこ遊べますが、画質をさらに落とすか解像度を低くすればよりなめらかに動きます。

モンスターハンターワールド:アイスボーン

グラフィックボード フルHD(低) フルHD(中) フルHD(高) フルHD(最高)
GTX1060 (6GB) 113 fps 65 fps 59 fps 43 fps
GTX1060 (3GB) 80 fps 59 fps 54 fps 21 fps
GTX1050Ti 113 fps 38 fps 34 fps 21 fps
GTX1050 73 fps 35 fps 33 fps
GT 1030 GDDR5 25 fps 20 fps 17 fps

高画質時から低画質までかなり低い結果に。

画質と解像度を下げればなんとかというレベルかもしれませんが、そこまでしてプレーするくらいなら上位のグラボを購入する事を推奨します。

ドラゴンクエストX

グラフィックボード fps値(4K最高画質)
Radeon Vega 64 198 fps
GTX 970 127 fps
GTX 960 86 fps
GTX 660 67 fps
RX 570 112 fps
GTX 1050 Ti 81 fps
GT 1030 GDDR5 34 fps

最高画質だと少し厳しいですが、画質オプションを調整することで3840×2160ドットの4K高解像度でも「快適」の判定を得る事ができました。

2560×1440のWQHD サイズであれば、画質にも拘わりつつ快適にプレイ出来そうです。

PSO2設定6

グラフィックボード fps値(フルHD)
Radeon Vega 64 612 fps
GTX 970 508 fps
RX 570 287 fps
GTX 1050 Ti 232 fps
GTX 960 212 fps
GTX 660 104 fps
RX 560 78 fps
GT 1030 GDDR5 55 fps

低負荷なゲームですが、設定を限界まで上げるとそれなりのGPUパワーが必要とされるPSO2。

GT1030では設定をフルHDで最大の「6」にしても快適に遊べる判定が得られました。

リーグ・オブ・レジェンド (LoL)

グラフィックボード fps値(フルHD)
GTX 1660 Ti 347 fps/td>
GTX 1650 343 fps
RX 570 324 fps
GT 1030 GDDR5 138 fps

このゲームは処理が非常に軽いので、GT 1030の構成でも快適に楽しめます。

流石に次世代のグラボの半分しかスコアは出ていませんが、対人戦でキャラが入り乱れる状況でも問題ないでしょう。

フォートナイト

グラフィックボード 最高画質 高画質 中画質 低画質
GTX 1050 Ti 4G 45 fps 62 fps 100 fps 183 fps
RX 570 68 92 217 303
GTX 1650 69 fps 98 fps 211 fps 250 fps
GTX 1650 SUPER 93 fps 119 fps 218 fps 254 fps
GTX 1660 101 fps 124 fps 220 fps 269 fps
GTX 1660 SUPER 116 fps 140 fps 232 fps 295 fps
GTX 1660 Ti 120 fps 146 fps 235 fps 311 fps
GT 1030 GDDR5 21 fps 32 fps 71 fps 119 fps

フォートナイトはプリセットの「中」で快適に遊べるレベルです。

画質設定をもっと下げれば、もうちょっと高いFPSはキープできますが、120Hz以上の高リフレッシュレートでのプレーには少し厳しいです。

オーバーウォッチ

グラフィックボード fps値(フルHD)
RX 580 108 fps
GTX 1060 6GB 123 fps
RX 570 95 fps
GTX 1650 82 fps
GTX 1050 Ti 72 fps
GT 1030 GDDR5 31 fps

エピック設定だと平均31fps前後ですが、オーバーウォッチは処理が軽いため、GT 1030の低スペック構成でも画質を落とせば快適に楽しめます。

レンダースケールを調整すれば、さらにFPSは上がるので、eスポーツ系の軽いFPS / TPSならそこそこ楽しめます。

シャドウ オブ ザ トゥームレイダー

グラフィックボード 低画質 中画質 最高画質
GTX 1650 super 126 fps 107 fps 76 fps
GTX 1650 4G 93 fps 77 fps 53 fps
GTX 1060 6G 98 fps 81 fps 62 fps
GTX 1050Ti 4G 72 fps 60 fps 38 fps
GTX 1050 2G 66 fps 53 fps 35 fps
RX 570 108 fps 88 fps 64 fps
GT 1030 GDDR5 14 fps 21 fps

重量級ゲームのSOTTRでは、かなり低い結果が出ました。

CPU性能も重要なゲームですが、このゲームは画質や解像度を下げても中々厳しいです。

Battlefield 1

グラフィックボード fps値(フルHD・標準設定) fps値(フルHD・最高設定)
GTX 1060 3GB 121 fps 94 fps
GTX 970 114 fps 87 fps
GTX 1050 Ti 4GB 94 fps 68 fps
GTX 960 86 fps 64 fps
GTX 950 79 fps 55 fps
GTX 1050 2GB 78 fps 55 fps
RX 460 70 fps 50 fps
GT 1030 GDDR5 54 fps 28 fps
RX 550 61 fps 28 fps

BF1では標準設定だと、ライバルのRX 550の方が15%ほど高いフレームレートを出せています。

高設定になると両者ともに性能不足な結果で、どちらもほぼ平均30fpsしか出ませんが、遊べないほどではないです。

Far Cry 5 New Dawn

table>

グラフィックボード fps値(フルHD) GTX 1660 Ti 89 fps RX 570 80 fps GTX 1660 80 fps GTX 1650 55 fps GTX 1060 6GB 70 fps GTX 1050 Ti 43 fps GTX 1050 35 fps GT 1030 GDDR5 13 fps RX 550 34 fps

重量級のゲームFarCry5を最高設定で測定。

RX 550の方がはるかにパフォーマンスが高くなっており、GT 1030よりも25-50%高いです。

CS:GO

グラフィックボード fps値(フルHD)
RX 580 267 fps
GTX 1060 6GB 260 fps
RX 570 249 fps
GTX 1650 181 fps
GTX 1050 Ti 182 fps
GT 1030 GDDR5 167 fps
RX 550 164 fps

CS:GOもグラフィック設定が軽めなゲーム。

最高画質にすると全体的に重たくはなるものの、それでも平均フレームレートは160fpsも出ています。

CS:GOをゲーミングモニターで遊ぶくらいなら、GT 1030で案外余裕です。

DOTA 2

グラフィックボード fps値(フルHD最低設定) fps値(フルHD最高設定)
GT 1030 GDDR5 118 fps 64 fps
RX 550 114 fps 63 fps

1日のアクティブユーザー数が70万人を超える人気タイトル「Dota 2」は最低設定なら全然余裕です。

最高設定に切り替えると平均60fps前後で落ち着くようになりますが、RX 550はどうも最低fpsが同じ水準にならず、不安定な様子が見受けられます。

このタイトルはGT 1030の方が有利ですね。

Rainbow Six Siege

グラフィックボード fps値(フルHD最高設定)
RX 580 110 fps
GTX 1060 6GB 95 fps
RX 570 98 fps
GTX 1650 82 fps
GTX 1050 Ti 58 fps
GT 1030 GDDR5 42 fps
RX 550 41 fps

虹六は1920 x 1080 / 最高設定で測定。

RX 550は平均値の落ち着きがない様子が見られたので、スムーズが快適さを追求するならGT 1030の良さそうです。

PUBG(PlayerUnknown’s Battlegrounds)

グラフィックボード fps値(フルHD・中設定) fps値(フルHD・ウルトラ設定)
GTX 1060 6GB 90 fps 59 fps
GTX 1060 3GB 87 fps 56 fps
GTX 970 3.5GB 80 fps 53 fps
GTX 1050 Ti 53 fps 35 fps
GTX 1050 2GB 49 fps 33 fps
RX 590 92 fps 64 fps
RX 580 83 fps 57 fps
RX 570 74 fps 53 fps
GT 1030 GDDR5 23 fps – fps
RX 550 17 fps – fps
Intel HD 630 9 fps

Steamでアクティブユーザー数が最も多い超人気タイトル「PUBG」は残念ながらまともにプレイできず。

最低設定ですら平均30fps前後を出すのがやっとです。

実際にプレイしても、やはり実際の数値以上に、体感上の動作は酷いものでした。

頻繁にフレームレートが急落し安定しないの、中間設定でもかなりここまでフレームレートが下がってしまうとマトモに勝てません。

DiRT RALLY

グラフィックボード fps値(フルHD・低) fps値(フルHD・中) fps値(フルHD・ウルトラ)
GTX 960 164 fps 110 fps 46 fps
GTX 670 157 fps 111 fps 48 fps
GT 1030 GDDR5 62 fps 45 fps 27 fps
GT 740 53 fps 30 fps 17 fps

レースゲームなので最低FPSが30以上であることが快適な動作の目安となります。

GeForce GT1030ではフルハイビジョンの標準画質以上で楽しむことができます。

GRID Autosport

グラフィックボード fps値(フルHD・低) fps値(フルHD・中) fps値(フルHD・ウルトラ)
GTX 960 198 fps 173 fps 75 fps
GTX 670 209 fps 174 fps 81 fps
GT 1030 GDDR5 134 fps 90 fps 41 fps
GT 740 81 fps 63 fps 24 fps

レースゲーム「GRID Autosport」を使った性能測定です。

ゲーム本体にベンチマーク機能があります。

GeForce GT1030ではフルハイビジョンの画質設定がウルトラでも楽しむことができますが、コースによっては最低FPSがもっと下がる場合がある点に注意。

Battlefield 4

グラフィックボード fps値(フルHD・低) fps値(フルHD・中) fps値(フルHD・最高)
GTX 960 144 fps 120 fps 59 fps
GTX 670 140 fps 117 fps 58 fps
GT 1030 GDDR5 83 fps 66 fps 30 fps
GT 740 42 fps 34 fps 18 fps

FPSなので最低FPSは60以上欲しいところですが、GeForce GT1030ではフルハイビジョンで画質のクオリティが中設定以下で楽しむことができます。

ただし、場面によってはこの結果よりも性能が低くなる場合があるので注意。

gt1030 性能 /消費電力

アイドル時のシステム全体の消費電力

グラフィックボード 消費電力
GTX 680 61 W
GTX 1060 44 W
GTX 970 51 W
RX 580 54 W
RX 570 46 W
GTX 960 48 W
GTX 1050 Ti 39 W
GT 1030 GDDR5 36 W
RX 550 45 W

昨今のグラフィックボードはアイドル時の省電力性に優れており、何もしなければ大きな電力を消費する事はないのですが、GT1030は最も増加が少ないです。

RX 550は上位機種のRX 570とほぼ同じ結果になりました。

高負荷時のシステム全体の消費電力

グラフィックボード 消費電力
GTX 680 244 W
GTX 1060 198 W
GTX 970 265 W
RX 580 291 W
RX 570 221 W
GTX 960 240 W
GTX 1050 Ti 145 W
GT 1030 GDDR5 90 W
RX 550 100 W

比較対象のRX570とGTX1050TI(レビュー)の両グラフィックボードは同GPUの中でも消費電力は少ない製品を比較対象としていますが、GT1030はそれらと比較しても大きな省電力性が確認できました。

ライバルのRX 550と比較しても消費電力面ではGT 1030が一歩リードしています。

消費電力については、GT 1030はトップクラスである事が分かりますね。

gt1030 性能 /おすすめメーカーBest3

1位:【MSI】 GeForce GT 1030 2G LP OC

当サイトの検証で使ったモデル。

2017年5月発売で、ファン×1、ロープロファイル、Displayport付です。

GT1030モデルの中ではDisplayPort搭載モデルは数が少ないので、その1点で本機は特に優れています。

インターフェイスの形状はPCI Express 3.0 x16で接続は×4、クーラーファンを含めて1スロットに収まるので、PCI-Expressスロットの上下スペースが厳しい環境でも無理なく収める事ができる点が優れています。

2位:【EVGA 】GeForce GT 1030 SC 02G-P4-6333-KR

2017年発売のNVIDIA社の販売ブランドであるEVGAのボード。

Intelが販売するIntelマザーボードのようなものなので、信頼性はトップ。

ただし、値段が他社のGT 1030の倍くらいする点がネックです。

これを買うくらいなら、他社のGTX 1650を購入する方がはるかにコスパはいいです。

3位:【玄人志向】GF-GT1030-E2GB/LP/D5

2019年3月発売で、GT 1030の中では1番安いモデル。

1スロット占有(18.1mm厚)、GDDR5メモリ2GB、全長155mm。

ブーストクロック1,506MHz、ファン×1、ロープロファイル(高さ68.5mm)とソツがないスペックなので、安さ重視の人にはおすすめです。

gt1030 性能 /まとめ

GeForce GT 1030はゲーミング用の「GTX」ではないため、投資を惜しまないゲーマーが選択するグフィックボードではないですが、少なくとも「GT730」時代と比較すると、格段にプレイできるゲームの範囲は広がっていますし、Ryzen搭載機やサブマシンでも活躍する場はあります。

DisplayPort1.4やHDMI 2.0bにも対応しているので、ゲーミングのみならず動画作成や動画鑑賞の用途にも耐えうるエントリーGPUと考えると、意外と使い道はあるでしょう。

ライバルのRX 550と比較するとGPU性能ではビデオメモリ分遅れを取っていますが、コンパクトで多様な形状バリエーションや省電力性でカバーできそうです。

どちらを選ぶか迷ったら、性能と機能のRadeon RX 550か、電力効率に優れ省電力なGeForce GT 1030か、どちらの要素を重視するかが判断基準になります。

ただ、画質や解像度、リフレッシュレートは、ゲーミングPCほど優れてはいませんので、「60Hzの低画質でちょっとプレーできればいいかな」というくらいの気持ちで納得されてから購入される事をおすすめします。

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