gtx1050 性能
gtx1050 性能 /仕様
GTX 1050は、2016年10月下旬に登場したグラフィックボードです。
登場したばかりの頃は低価格帯のゲーミングPCにおいて性能の底上げが行われたという点で評価されてましたが、ゲーム側の要求スペックも高くなり2021年時点では相対的に性能が下がり評価は低迷しつつあります。
GTX 1050の後継モデルの、Turing世代の「GTX 1650」及び「GTX 1650 SUPER」は非常にコスパが高いですし、何よりもレイトレーシング対応のRTXシリーズのグラボが登場した事で、GTX 1050の存在感は薄れつつあります。
しかし、最新のグラボは価格が6~18万くらいと高価なのが難点。
なるべく低予算でゲーミングPCを作りたい!となると、まだまだローエンドなGTXシリーズという選択肢は外せませんので、GTX 1050が最新ゲームにどれだけ通用するのか検証していきます。
GTX 1050は、発売当初からコスパ重視のグラボだった!
GTX 1050はPascal世代待望のミドルクラスであり、900シリーズではロークラス、ローエンドクラスにあたります。
元々GTX 950の性能とGTX 750の価格に近い事からもコスパに注視して開発されたグラボとして注目されていました。
性能は他の製品より伸びなかったものの、補助電源無しでミドルクラスまで性能を底上げしており、特に省電力性が優れているので、一般向けのパソコンにもそのまま搭載することができるのが利点であり、低価格帯のグラフィックボードとしてはこれまで考えられないパフォーマンスを持っていました。
一方で、発売当初から買い替え対象としての範囲が狭く、600シリーズの50番台以下の製品からくらいしか魅力を感じられないというのがデメリットでした。
性能比較
項目 | RX5500XT 8G | RX5500XT 4G | RX580 8G | RX 570 8G | GTX 1660 SUPER | GTX 1650 SUPER | GTX 1050 Ti | GTX 1050 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
プロセッサ数 | 1408 | 1408 | 2304 | 2048 | 1408 | 1280 | 768 | 640 |
ベースクロック | 1670MHz | 1670MHz | 1257MHz | 1168MHz | 1530MHz | 1530MHz | 1290MHz | 1354MHz |
ブーストクロック | 1845MHz | 1845MHz | 1340MHz | 1244MHz | 1785MHz | 1725MHz | 1392MHz | 1455MHz |
メモリスピード | 14Gbps | 14Gbps | 8Gbps | 7Gbps | 14Gbps | 12Gbps | 7Gbps | 7Gbps |
メモリ量 | 8GB GDDR6 | 4GB GDDR6 | 8GB GDDR5 | 8GB GDDR5 | 6GB GDDR6 | 4GB GDDR6 | 4GB GDDR5 | 2,4GB GDDR5 |
メモリ帯域 | 224GB/s | 224GB/s | 256GB/s | 224GB/s | 336GB/s | 192GB/s | 112GB/s | 112GB/s |
TDP | 130 W | 130 W | 185 W | 150 W | 120W | 100W | 75W | 75W |
電源コネクタ | 8pin × 1 | 8pin × 1 | 8pin × 1 | 8pin × 1 | 8pin × 1 | 不要 | 不要 | 不要 |
小売価格 | 約24,725円~ | 約20,000円~ | 約19,200円~ | 約17,000円~ | 約24,800円~ | 約19,800円~ | 約11,970円~ | 約11,880円~ |
表は現在主流となるGeforce、Radeonの低~中スペックグラフィックボードを比べてみると、GTX1050は10シリーズの下から2番目のエントリー向けGPUの位置付けであり、GTX 1050のゲーミング性能はそれほど高くない事が分かります。
GTX 1050 Tiになるともうワンランク性能が引き上げられますし、最新のGTX 1650になるとGTX 1060 6GBとGTX 1050 Tiの間まで性能が高くなります。
そう考えるとGTX1050は性能については中途半端な位置付けのグラボだと言えるかもしれません。
GTX 1050とHD 5850の比較
仕様上の性能はGTX1050の方が優れていますが、実際のゲーム性能についてはほとんど違いはありません。
ただし、グラフィック作業時の性能と省電力性能に差があり、メモリも1GBから2GBと差があります。
GTX 1050とGTX 750Tiの比較
ネット上でもとても評判の良い「GTX 750Ti」と比較してみると若干ですが GTX 1050 のほうが性能が高いです。
ただ、値段も考慮すると GTX 750Ti の方がコスパは上です。
GTX 1050とGTX 960の比較
GTX 1050 は GTX 960 と同等性能帯のモデルです。
900番台はひとつ前のモデルで高価だった事を考えると、同等の性能なのに 960 よりも安価で買える GTX 1050 は大変お得感があります。
GTX 1050とGTX 950の比較
前世代のGTX 950と比較するとアーキテクチャがMaxwellからPascalに変わり、プロセスも28nmから半分の14nmになり、ダイサイズも227n㎡→132n㎡と40%コンパクトになっています。
サイズダウンしているにも関わらずトランジスタ数が29億→33億へと15%増えているのはプロセスが小さくなり、少ないスペースをより有効活用できている事が分かります。
ただ、前世代のGTX 950よりも僅かにゲーミング性能は高いものの、買い換えるほどの魅力は感じられません。
GTX 1050とMacBook Proの比較
大人気の MacBook Pro は所詮「Intel 内蔵グラフィックス」です。
GTX 1050 のようなミドル性能と比べてもかなりの性能差があるので、ゲーミング用途ならGTX 1050の方がはるかに優れています。
GTX 1050とRX 560の比較
RX 560との性能差は拮抗しており、RX560のフレームレート性能をApexLengendsでは上回るもののPUBGでは互角になります。
GTX 1050とGTX 1650の比較
最新のTuring世代のGTX 1650と比べると、プロセスは14nm→12nmへとさらに進化しています。
ダイサイズも一回り大きくなっているものの、トランジスタ数も増えてCUDAコア、クロック周波数も引き上げられています。
GPUメモリもGTX 1050 Tiと同じ4GBを搭載しているので、価格は$109から$149へと高くなっていますが、上位互換としての魅力を感じられます。
価格
Pascal世代で最安値
性能がギリギリである反面、GTX1050は中古価格が税抜8,000円からとかなり抑えられています。
上位のGTX 1050 Tiの中古価格が13,000円~、GTX 1650の新品価格が15,000円前後であることを考えると半額近く安いです。
TDPは75Wで前モデルとなる「GTX750Ti」の60Wと比較すると、微増しているものの、「GTX1050」「GTX1050Ti」両者ともにリファレンスモデルは「補助電源なし」でも動作してます。
また、GTX1050はメモリ容量が半分の2GBという事もあって、流通量・商品のモデルバリエーションともに少し劣るが、価格的には「GTX1050Ti」と比較しても3,000円~5,000円程度安くなります。
「少しでも安く済ませたい」「繋ぎでグラボが欲しい」「ネットゲーが遊べれば良い」等といった需要に合わせたグラボであると言えます。
同じようなコスパ重視の立ち位置のグラボであるライバルのAMD「Radeon RX 560」とも、価格・スペック共に近いです。
gtx1050 性能 /評価
ゲーム用途では通用しない
GTX 1050が出たばかりの頃は、ゲーミング用途としてかろうじて通用していましたが、時代の流れとともにゲーム側の要求スペックも高くなっていてどんどん対応しづらくなっているのが現実です。
一般的なFULL HD環境なら低設定でのゲームプレイが基本、場合によってはHD環境でないと対応できないことすらあります。
いわゆるグラフィック処理が重いと言われているゲームは軒並み40~50fpsに落ち着く傾向があり、60fpsを達成できていないです。
これではプロゲーマーどころか動画配信を中心にしているストリーマーにも厳しいフレームレートであり、ゲーム専用の用途を前提とするならば、GTX1050Tiでも足りないので、やはりGTX1060以上が欲しいところです。
クリエイター向け用途として選ぶのは有り
ゲーミング用途としては微妙ですが、クリエイター向けの用途での使用はまだまだ現役で使えます。
特にWEBデザイナーの方や趣味でRAW現像などを行っている方であればメリットは大きいです。
CPU内蔵グラフィックスよりは格段にパフォーマンスが上がるためより効率的に作業を行えます。
gtx1050 性能 /テスト環境
テストに使用したグラボ
今回はmsi社の「MSI GeForce GTX 1050 GAMING X 2G 」をテストに使いました。
- インターフェース形状:PCI Express(3.0) x16
- ベースコアクロック:1442 MHz/1417 MHz /1354 MHz
- ブーストコアクロック:1556 MHz /1531 MHz/1455 MHz
- メモリクロック:7108 MHz /7008 MHz /7008 MHz
- ビデオメモリ:GDDR5 2GB 128bit
- 映像出力:HDMI2.0b/DisplayPort 1.4/DVI
- 補助電源コネクタ:6ピン×1
- <専有PCIスロット:2スロット/li>
- 推奨電源容量:300W以上
外観は上位GPUの「GAMING X」モデルを、そのまま一回り小さくした様な形状。
側面のロゴはLEDライティング機能を備えており、エントリーモデルながらもケースの見た目も楽しめます。
ディスプレイポートは規格上では8K-60Hzや4k-120Hz、HDRをサポートする「DisplayPort 1.4」を1つ。
「HDMI」は4K/60Hz映像出力、HDR対応、横長の変則アスペクト比モニタに対応した「HDMI2.0b」に対応した最新仕様を1つ搭載。
エントリーモデルでは定番のDVI端子も備わっており、古いモニタにも対応できるのが利点です。
TDP75WのGTX1050は補助電源なしでも動作するモデルが多いですが、本モデルはOCによる性能アップもアピールポイントとなっており、6ピンの補助電源が1つ必要となっています。
gtx1050 性能 /ゲームベンチマーク
FarCry5 New Dawn
グラフィックボード | 低画質 | 中画質 | 高画質 | 最高画質 |
---|---|---|---|---|
GTX 1050 2G | 67 fps | 59 fps | 55 fps | 50 fps |
GTX 1650 4G | 96 fps | 87 fps | 81 fps | 74 fps |
GTX 1050Ti 4G | 79 fps | 71 fps | 66 fps | 59 fps |
GTX 1060 6G | 99 fps | 92 fps | 88 fps | 77 fps |
RX 570 8G | 104 fps | 93 fps | 88 fps | 80 fps |
フルHD低画質であればなんとか60fpsキープでプレイできます。
ただ、グラフィックメモリは2Gバイトギリギリなので、もしかしたらたまにFPSが落ち込むこともありそう。
基本的には問題なく遊べるでしょう。
Shadow of Tomb Raider
グラフィックボード | 低画質 | 中画質 | 高画質 | 最高画質 |
---|---|---|---|---|
GTX 1650 super | 126 fps | 107 fps | 82 fps | 76 fps |
GTX 1650 4G | 93 fps | 77 fps | 57 fps | 53 fps |
GTX 1060 6G | 98 fps | 81 fps | 64 fps | 62 fps |
GTX 1050Ti 4G | 72 fps | 60 fps | 57 fps | 38 fps |
GTX 1050 2G | 66 fps | 53 fps | 52 fps | 35 fps |
RX 570 8G | 108 fps | 88 fps | 65 fps | 64 fps |
最低画質であれば60fps以上で遊ぶことは可能ですが、このゲームはキレイなグラフィックで遊ぶことに醍醐味です。
正直最低画質だとあまり面白みが感じられません。
Assassin’s Creed Odyssey
グラフィックボード | fps値(フルHD・標準設定) | fps値(フルHD・最高設定) |
---|---|---|
GTX 1660 Ti | 93 fps | 57 fps |
GTX 1660 Super | 90 fps | 53 fps |
GTX 1660 | 81 fps | 46 fps |
GTX 1650 SUPER | 80 fps | 39 fps |
GTX 1060 6GB | 70 fps | 44 fps |
RX 570 8G | 64 fps | 53 fps |
GTX 1650 | 64 fps | 33 fps |
GTX 970 | 57 fps | 30 fps |
GTX 1050 Ti 4G | 49 fps | 40 fps |
GTX 1050 2G | 48 fps | 40 fps |
GTX 960 | 40 fps | – |
2018年10月発売の重量級ゲームアサシンクリードオデッセイは、GPUだけでなくCPU性能も試されるゲームです。
画質低(最低の設定)であれば何とか遊べます。
アクション性が高いゲームなので60fps以上確保のほうが重要なので、中画質以上にすると操作性に支障が出ます。
Call of Duty: Black Ops IIII
グラフィックボード | fps値(フルHD画質高) |
---|---|
RX 580 | 107 fps |
GTX 1060 6GB | 89 fps |
RX 570 | 72 fps |
GTX 1650 | 73 fps |
GTX 1050 Ti | 51 fps |
GTX 1050 | 35 fps |
2018年10月発売のCODは、全体的に画質をコントロールする設定がないため、各グラフィック項目で低、中、高を任意で設定する形になります。
マルチプレイモードでは画質低であれば、たまに60fpsを下回るものの、カクつくことなどはありませんでしたが、バトロワ式(Black Out)になると描画する箇所が多いためか、かなりカクカクします。
最初のヘリから飛び降りるところや、遠くの描写が多くなるところではスローモーションというか、グッとfpsが落ちるのが体感で分かります。
GTX1050では明らかに力不足なのは否めません。
Battlefield V
グラフィックボード | fps値(フルHD画質高) |
---|---|
GTX1660Ti | 88 fps | GTX1660 | 78 fps |
GTX1650 | 39 fps |
GTX1060 6GB | 69 fps |
GTX1050Ti | 37 fps |
GTX1050 | 10 fps |
画質低であればほぼ60fpsを維持していたのですが、画質中以上になると少しfpsが落ち込んでしまいます。
高画質だと10fps程度しかでないので、キレイなグラフィックスでプレイするのは不可能です。
モンスターハンターワールド
グラフィックボード | フルHD(低) | フルHD(中) | フルHD(高) | フルHD(最高) |
---|---|---|---|---|
RTX2080Ti | 139fps | 127fps | 125fps | 115fps |
RTX2080 | 140fps | 128fps | 126fps | 100fps |
RTX2070 | 138fps | 119fps | 110fps | 82fps |
RTX2060 | 132fps | 100fps | 93fps | 69fps |
GTX1080Ti | 118fps | 110fps | 108fps | 90fps |
GTX1080 | 115fps | 98fps | 90fps | 70fps |
GTX1070Ti | 113fps | 96fps | 88fps | 69fps |
GTX1070 | 113fps | 87fps | 80fps | 60fps |
GTX1060 (6GB) | 113fps | 65fps | 59fps | 43fps |
GTX1060 (3GB) | 80fps | 59fps | 54fps | 21fps |
GTX1050Ti | 113fps | 38fps | 34fps | 21fps |
GTX1050 | 73fps | 35fps | 33fps | – |
低画質設定フルHDであれば、平均73fpsと全く問題なく遊ぶことができます。
最低fpsも60fps前半なので常に快適に遊べるといってよいです。
Apex Legends
グラフィックボード | fps値(フルHD・中) | fps値(フルHD・最高) | fps値(WQHD・最高) | fps値(4K・最高) |
---|---|---|---|---|
RTX 2060 Super | 189 fps | 150 fps | 112 fps | 61 fps |
GTX 1660 Ti | 142 fps | 113 fps | 80 fps | 42 fps |
GTX 1660 SUPER | 134 fps | 105 fps | 75 fps | 33 fps |
GTX 1660 | 121 fps | 95 fps | 66 fps | 35 fps |
GTX 1650 SUPER | 118 fps | 86 fps | 60 fps | 31 fps |
GTX 1060 6GB | 85 fps | 70 fps | 47 fps | 25 fps |
GTX 970 | 102 fps | 84 fps | 56 fps | 30 fps |
GTX 1650 | 80 fps | 62 fps | 42 fps | 23 fps |
GTX 1050 Ti 4G | 71 fps | 55 fps | 38 fps | 20 fps |
GTX 1050 2G | 52 fps | 47 fps | 33 fps | 17 fps |
RX 570 8G | 102 fps | 71 fps | 50 fps | 29 fps |
Apexは、画質が向上するとグラフィックメモリを大量に必要な仕様なので、基本的にグラフィックメモリが少ないGeforce系より、多めなAMDのRadeon寄りのゲームとされています。
中画質であれば50fps程度キープできますが、実際は爆発など描写が激しいとカクつくので、GTX1050 2Gでは苦しいかなという印象。
ただし、Apexには「解像度適応のFPS」という、解像度を自動で落とすことで目標FPSを超える設定機能があるので、画質を落としまくればGTX1050でも十分遊ぶことが可能です。
The Division2
グラフィックボード | 低画質 | 中画質 | 高画質 | ウルトラ |
---|---|---|---|---|
GTX 1050 2G | 82 fps | 45 fps | 32 fps | – |
GTX 1650 4G | 126 fps | 71 fps | 55 fps | 39 fps |
GTX 1650 Super | 158 fps | 97 fps | 76 fps | 55 fps |
GTX 1050 Ti 4G | 96 fps | 52 fps | 40 fps | 27 fps |
GTX 1060 6G | 144 fps | 85 fps | 65 fps | 46 fps |
RX 570 8G | 133 fps | 83 fps | 62 fps | 43 fps |
このゲームはDirectX11と12が切り替えられるのが特徴ですが、12の方グラフィックスが綺麗な分負荷が大きいので、11で検証。
DirectX11ベースの低画質設定であれば60fpsは余裕で超えており、大きな落ち込みもありませんでした。
DirectX12ベースや高画質では、たまにエラーで落ちたり動作不安定になるので、あくまで低画質・DirectX11限定での利用であれば快適に遊ぶことが可能です。
Anthem
グラフィックボード | fps値(フルHD低画質) |
---|---|
GTX 1660 Ti | 93 fps |
GTX 1660 | 85 fps |
GTX 1650 | 61 fps |
GTX 1060 6GB | 76 fps |
RX 570 8G | 75 fps |
GTX 1050 Ti | 49 fps |
GTX 1050 | 39 fps |
NvidiaのDLSS対応のゲームとして有名なAnthemは、かなりグラフィックがきれいな分、かなり重いです。
最低画質のフルHDでも、平均39fps、大体31~48fpsといったところなので、60fpsには届きません。
疾走感が醍醐味なこのゲームでは30fpsだと滑らかさに欠けて快適なプレイはできません。
DevilMayCry5
グラフィックボード | 低画質 | 中画質 | 高画質 |
---|---|---|---|
GTX 1050 2G | 66 fps | 54 fps | 49 fps |
GTX 1650 SUPER | 126 fps | 114 fps | 111 fps |
GTX 1650 4G | 106 fps | 84 fps | 77 fps |
GTX 1660 SUPER | 166 fps | 144 fps | 127 fps |
GTX 1050 Ti 4G | 77 fps | 65 fps | 59 fps |
GTX 1060 6G | 123 fps | 107 fps | 98 fps |
RX 5500XT 4G | 128 fps | 118 fps | 108 fps |
RX 5500XT 8G | 139 fps | 116 fps | 107 fps |
RX 570 | 125 fps | 105 fps | 98 fps |
低画質なら60fps確保できますし、アクションでは60fpsは余裕なので、快適に遊ぶことができました。
Battlefield 1
グラフィックボード | fps値(フルHD・標準設定) | fps値(フルHD・最高設定) |
---|---|---|
GTX 1080 Ti | 231 fps | 190 fps |
RX Vega 64 | 166 fps | 134 fps |
GTX 1080 | 154 fps | 128 fps |
GTX 1070 Ti | 134 fps | 114 fps |
GTX 1060 6GB | 129 fps | 102 fps |
GTX 980 Ti | 127 fps | 98 fps |
GTX 1060 3GB | 121 fps | 94 fps |
GTX 970 | 114 fps | 87 fps |
GTX 1050 Ti 4GB | 94 fps | 68 fps |
GTX 960 | 86 fps | 64 fps |
GTX 950 | 79 fps | 55 fps |
GTX 1050 2GB | 78 fps | 55 fps |
RX 460 | 70 fps | 50 fps |
GTX 950の方がフレームレートが高くなっているのは、古いゲームとの相性の関係があるかもしれません。
GTX 1050 TiになるとGTX 1050との差は20%程度と大きいので、これだとわざわざGTX1050を選択する意味が見え出せません。
ちなみにGTX 1650なら標準設定で100fps以上を出せます。
Hitman
グラフィックボード | fps値(フルHD) |
---|---|
GTX 1050 2G | 40 fps |
GTX 1050 Ti 4G | 47 fps |
GTX 1060 6G | 75 fps |
GTX 1060 3G | 61 fps |
RX 470 | 68 fps |
GTX 960 | 27 fps |
最高設定では論外で、標準設定でかろうじてゲームプレイができる感じです。
GTX 960よりもフレームレートが高くなっているもののその差は3%-5%程度、GTX 1050 Tiになると40%程度性能が高くなります。
Doom
グラフィックボード | fps値(フルHD最高設定) |
---|---|
GTX 1080 Ti | 199 fps |
RX Vega 64 | 188 fps |
GTX 1070 Ti | 169 fps |
GTX 1080 | 150 fps |
GTX 980 Ti | 124 fps |
GTX 1060 6GB | 123 fps |
GTX 1060 3GB | 113 fps |
GTX 970 | 109 fps |
RX 470 | 109 fps |
GTX 1050 Ti 4GB | 77 fps |
GTX 1050 2GB | 52 fps |
GTX 1050、GTX 950、RX 460のスコアはほぼ横並びで、標準設定なら余裕、最高設定でも52fpsとギリギリ遊べます。
Rise of the Tomb Raider
グラフィックボード | fps値(フルHD・標準設定) | fps値(フルHD・最高設定) |
---|---|---|
GTX 1080 Ti | 142 fps | 128 fps |
GTX 1080 | 116 fps | 89 fps |
GTX 980 SLI | 112 fps | 94 fps |
GTX 1070 Ti | 104 fps | 84 fps |
GTX 980 Ti | 99 fps | 79 fps |
GTX 1070 | 95 fps | 73 fps |
GTX 980 | 84 fps | 62 fps |
GTX 1060 6GB | 81 fps | 61 fps |
R9 Fury X | 79 fps | 55 fps |
GTX 970 | 77 fps | 54 fps |
GTX 1060 3GB | 72 fps | 46 fps |
GTX 960 | 53 fps | 35 fps |
GTX 1050 Ti 4GB | 50 fps | 33 fps |
R9 380 | 49 fps | 32 fps |
GTX 950 | 47 fps | 23 fps |
GTX 1050 2GB | 45 fps | 26 fps |
RX 460 | 41 fps | 24 fps |
GTX 1050では標準設定で45fps前後が限界。
低設定にするかHD環境でプレイする必要がありそうです。
FF14
グラフィックボード | fps値(フルHD) |
---|---|
RTX2080 Ti | 200 fps |
RTX2080 SUPER | 194 fps |
RTX2080 | 192 fps |
GTX 1080 Ti | 192 fps |
RTX 2070 | 177 fps |
GTX 1080 | 177 fps |
GTX 1070 | 160 fps |
GTX 980 Ti | 150 fps |
GTX 1060 6GB | 126 fps |
GTX 980 | 124 fps |
GTX 1060 3GB | 119 fps |
GTX 970 | 118 fps |
RX 580 | 113 fps |
RX 570 | 93 fps |
GTX 1050 | 80 fps |
GTX 1050 Ti | 78 fps |
GTX 960 | 72 fps |
GTX 660 | 70 fps |
RX 560 | 50 fps |
Geforceに有利な前世代のゲーミング性能を図るFF14ベンチでは、ビデオメモリの影響が低いので、オーバークロックする事で上位GPUの「GTX1050Ti」を上回るスコアを叩き出せます。
「RX560」とは別次元の強さを見せており、前世代の「GTX960」も超えたパフォーマンスを発揮する事が期待できます。
ドラゴンクエストX
グラフィックボード | fps値(4K) |
---|---|
RTX 2070 | 210 fps |
GTX 1080 | 191 fps |
RTX 2060 | 181 fps |
Radeon Vega 64 | 198 fps |
GTX 970 | 127 fps |
GTX 680 | 111 fps |
GTX 960 | 86 fps |
GTX 1050 Ti | 80 fps |
GTX 1050 | 79 fps |
GTX 660 | 67 fps |
RX 570 | 112 fps |
4K解像度でも「とても快適」判定となる「7818(79fps)」で、GTX1050の性能があれば4Kモニタを用いた快適なゲーミングが可能。
こちらもOCする事で上位GPU「GTX1050Ti」とは誤差の範囲に収まります。
ファンタシースターオンライン2 設定6
グラフィックボード | fps値(フルHD) |
---|---|
RTX 2070 | 902 fps |
GTX 1080 | 850 fps |
RTX 2060 | 762 fps |
Radeon Vega 64 | 612 fps |
GTX 970 | 508 fps |
GTX 1050 Ti | 242 fps |
GTX 1050 | 231 fps |
GTX 960 | 212 fps |
GTX 660 | 104 fps |
RX 570 | 287 fps |
RX 560 | 78 fps |
フルHDの最高画質「設定6」はもちろんの事、設定を調整する事でWQHDや高リフレッシュレートのゲーミングモニタを用いたプレイも可能。
下位クラスの「GT1030」や「RX550」、同クラスのライバル「RX560」との差も大きいです。
旧世代の国産ゲームであればGTX1050でも十分快適に遊べる事が分かりますね。
gtx1050 性能 /おすすめメーカーBest3
1位:MSI GeForce GTX 1050 GAMING X 2G
2016年11月に発売されて、当サイトでも検証で使ったモデル。
エントリーモデルながらも「GAMIMG X」シリーズでリリースされており、ツインファン「Twin Frozr VI」を搭載。
簡易オーバークロックユーティリティ「Gaming APP」にも対応、サイレント、ゲーミング、OCモードの切り替えも可能と使いやすさと万能感があります。
良いグラボなのですが、現在では品薄で購入が困難です。
2位:GIGABYTE GTX 1050 GV-N1050OC-2GL
大きさが非常にコンパクトでミニタワー向けのモデルです。
補助電源を使わないのにライバルのHD5850を上回る性能で、付属のアプリケーションからオーバークロックが簡単にできて使いやすいです。
また、本グラボは4画面出力まで対応している点も他社製よりも優れています。
同価格帯で他メーカーの GTX 1050 は3画面までしか出力できないものが多く、お得感があります。
3位:玄人志向 GF-GTX1050-2GB/OC/SF
2016年10月に発売。
安さに定評のある玄人志向のモデルで、GTX1050ではおそらく最も安かったのですが、現在ではプレミア価格がついています。
オーバークロック済みでファンx1。
gtx1050 性能 /まとめ
色々なゲームを検証した結果、最低画質まで落とせば最新ゲームでも遊ぶことが可能な事が分かりました。
特に国産ゲームに対してはGTX 1050はまだまだ現役で使えます。
しかし、これから新しく購入する事を考えるなら、あまりおすすめできるグラフィックボードではありません。
後継機であるGTX1650と価格差がほとんど無く、時間が経つほどその差は埋まるからです。
GTX1650はGeforce系の最新グラボですが、性能差は2倍あるのに価格が同じならGTX1050を買う理由がありません。
中古品で相当大きく安くなっていない限りはGTX1650を選択することをおすすめします。