hoi4 推奨スペック /必要スペック、推奨ゲーミングPC【Hearts of Iron IV】
HoI4 スペック /Hearts of Iron IV概要
Hearts of Iron IV(HoI4)は、スウェーデンのParadox Interactive社が製作した第二次世界大戦を舞台とした歴史シミュレーションゲームです。
シミュレーションというジャンルで言えば、Civilizationシリーズと双璧を成すほど人気のあるタイトルであり、ストラテジーに限れば世界トップクラスです。
2016年6月6日発売のゲームですが、頻繁にアップデートが行われているので、現在でもプレイヤーが多いです。
本作の最大の魅力は、なんと言っても「歴史のif」を楽しめる事です。
第二次世界大戦をモチーフとした地図上に存在する全ての国でのプレイが可能。
国家の力は史実に基づくため、当時の列強、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、ソ連、日本が中心となりますが、ミッドウェー海戦で勝利していれば、ロシアと日本が同盟を組んでいればというように、史実とは違う世界線を進むことができます。
また、Civilizationシリーズと大きく違うのは、ターン制ではなく、リアルタイムに進行していくRTS形式である点です。
時間を止めることもできるので通常のRTSよりも遊びやすく、ターンが回ってくるまで時間を待つ事のストレスがない快適性はHoI4が人気である理由の一つでしょう。
その一方で、HoI4は初心者に厳しいゲームでもあります。
これは、Paradox Interactive社の出している通称「パラドゲー」の特徴でもあるのですが、ありとあらゆる事ができる特徴がハードルを高くしています。
本作は、パラドゲーにしてはチュートリアルが優しいと言われてはいますが、特に序盤は何をすればいいのかが分かりにくいです。
言語サポートも不十分で、Hearts of Ironシリーズを日本語化していたサイバーフロントが解散した上に、公式での日本語対応がされておらず、Steamのワークショップの有志による日本語化MODexitだけが頼みの綱という始末です。
とは言っても、緊迫する世界情勢で逆境を覆す細い道筋を見つけ、そこにたどり着いた時の快感は何者にも変え難い楽しさがあります。
同じストーリーでも同じ経過をたどらない将棋や囲碁のような奥深さと、麻雀のような気軽さを持ち合わせた名作である事は間違いありません。
HoI4 スペック /最低環境・推奨環境
最低環境
OS | Windows 7 64bit以上 |
---|---|
CPU | Intel Core 2 Quad Q9400またはAMD Athlon II X4 650以上 |
メモリ | 4GB以上 |
グラフィックボード | ATI Radeon HD 5850またはNVIDIA GeForce GTX470以上 |
ストレージ | 2GB以上 |
推奨環境
OS | Windows 7 64bit以上 |
---|---|
CPU | Intel Core i5 750またはAMD Phenom II X4 955以上 |
メモリ | 4GB以上 |
グラフィックボード | ATI Radeon HD 6950またはNVIDIA GeForce GTX570以上 |
ストレージ | 2GB以上 |
HoI4 スペック /検証推奨スペック
DLCのみ(フルHD) | DLC&MOD導入(フルHD) | |
---|---|---|
OS | Windows 10 64-bit | |
CPU | Intel Core i5-11400以上 | Intel Core i7 6700K以上 |
メモリ | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX1650 4GB以上 | GTX 1650 SUPER以上 |
ストレージ | 500GB SSD |
実は、HoI4は発売からすでに5年以上経過してそこそこ重量化しているにも関わらず最低スペック、推奨スペックのリストを更新していません。
とは言っても、2016年に登場したゲームということもあって、現行のゲームに比べると要求スペックはかなり低めです。
グラフィックや処理速度が求められないタイトルであり、最新の高性能ゲーミングPCでなくても十分対応できるライトなゲームです。
グラフィックボードさえ搭載していれば、ゲーミングPCである必要もないかもしれません。
ただ、HoI4の登場から既に5年が経っており、そろそろHoI5が発表されてもおかしくないので、続編も視野に入れた性能のマシンを選択してもいいと思います。
なお、 HoI4はMacでも動作するのですが、日本コミュニティではMacでのプレイ人口が少なく、また昨今のApple社の方針変更等でゲームが動かない可能性が高いのであまりおすすめできません。
OS
- OS: Windows 10 64-bit
HoI4においては現在「Windows10」がサポート対象のOSになっているのでwindows10を選びましょう。
Windowsは一般にはHomeとProがあるがどちらでも問題ないです。
グラボ
- DLCのみ(フルHD):NVIDIA GeForce GTX1650 4GB以上
- DLC&MOD導入(フルHD):GTX 1650 SUPER以上
公式推奨環境の「ATI Radeon HD 6950」と「NVIDIA GeForce GTX570 with 2GB VRAM」はどちらもかなり古いグラボなので、最近のグラボならエントリークラスでも十分動作します。
最低限GTX 1650を搭載すれば快適に動きますが、HoI4以外のゲームタイトルもプレイしたいのであれば、ワンランク上のエントリークラスのグラボを推奨します。
続編の登場も考えられるので、性能には少し余裕を見た方がいいでしょう。
ただし、HoI4がいかに軽いゲームと言っても、内蔵グラフィックでHoI4をプレイするのはフリーズなどストレス要因になるので、必ず外付けグラボにしましょう。
例えば、グラフィックがVRAMをメインメモリから拝借する事しか出来ない「Intel HD Graphics 5500」ですと、Steamのゲームをプレイするには力不足です。
内蔵グラフィックスは、intelの場合であればUHD Graphics○○、AMDのRYZENであればRadeon RX Vega ○○ Graphicsと性能表に書いてあります。(○○には数字が入るります)
とは言っても、内蔵しか無いPCでも、スロットや内部スペースが空いていれば増設の可能性はあるので、良く調べて単体で購入するのも選択肢の一つです。
グラボだけ載せ替えるのを検討している場合は、ノートPCは勿論、メーカー製だと装着不可能なケースも多いので注意しましょう。
また、載せ替え可能でも予算の問題もあります。
外付けグラフィックボードだけでも、5~20万円する投資が必要なので、ソフトウェアの動作スペックを完全に満たしているデスクトップPCを新たに買った方がいい場合も多いです。
CPU
- DLCのみ(フルHD):Intel Core i5-11400以上
- DLC&MOD導入(フルHD):Intel Core i7 6700K以上
HoI4を始めとするパラドゲーの特徴として、CPUが非常に重要なゲームです。
Core i3などの廉価モデルでも動きますが、グラフィックボードを搭載していないモデルも多くコストパフォーマンスが悪いので、コスパ重視でも快適にプレイしたいなら、できるだけCore i5シリーズ以上を選びましょう。
Core i5であれば、11400より低くても十分、第10世代のCore i5-10400ですら余裕があります。
ただし、Core i5でも、i5 3230M @2.60GhzクラスノートPC用のi5-5200Uクラスまで落ちると流石にキツくなります。
まったく動かないわけではないですが、ドイツがポーランドに宣戦したあたりで動作がきつくなり、独ソ戦が始まったら全く動かなくなるレベル。
十分に余裕を持たせるなら、やはりCore i7にしましょう。
6700Kでも、快適さが全く変わります。
ただし、CPUのクロック周波数が高いと排熱も増えるので冷却はしっかりするようにしましょう。
なお、HoI4などのパラドゲーは、使用しているゲームエンジンが若干古いためクロック周波数が高い物のほうが動作が快適になる場合が多いです。
パラドゲーをメインでプレイしたいのであれば、構成をCPUに偏らせてPC構成を考えるようにしましょう。
グラフィックゴリゴリのFPSがやりたくなった場合は、後からグラボを載せ替えるくらいに考えてもいいでしょう。
メモリ
- DLCのみ(フルHD):8GB RAM
- DLC&MOD導入(フルHD):16GB RAM
HoI4の推奨環境としては4GBですが、OSの動作やゲームの動作以外にもブラウザページを開いたりするのにもメモリを使用するので今は4GBだとだいぶきついです。
最低でも8GB以上搭載しある程度余裕をもたせましょう。
16GBほどあれば大抵のゲーム+ブラウザ起動がストレスなく行えます。
ストレージ
- DLCのみ(フルHD):500GB SSD
- DLC&MOD導入(フルHD):500GB SSD
昨今はデータの読み書き速度が早いSSDが普及しており、HDDは少なくとも個人所有のPCからは廃れつつある。
ストレージ容量に関しては数百GB~1TB(1000GB)以上を積む昨今のPCなら4.5GB(+MOD数GB)程度のHoI4インストールに関しては問題ないです。
一応セーブファイル容量がやや大きめのゲームなので大量にセーブデータを作ると本体容量以上の容量を食うこともあるので、500GB程度の空き容量があれば理想的です。
基本的には、HoI4そのもののデータよりも、他のデータをどれだけ保存したいかで容量を決めると良いです。
ただ、HoI4はそこそこ読み込みが多いゲームなので、SSDにしておくとゲームの起動やゲーム途中の動作もスムーズになります。
HoI4 スペック /低スペックPCでHearts of Iron IVを動かす方法
HoI4の負荷は主に、マップ上のユニット数に影響を受けます。
現行のミドルクラスだと体感しにくいのですが、低スペックPCを使っていると、特に中終盤は負荷を感じる場面があるでしょう。
逆に、HoI4はModでゲーム性を変更しても、そこまで負荷が上がるものはないです。
つまり、HoI4は表示さえ犠牲にすれば、低スペックPCでもHoI4をそれなりに楽しむ事は可能です。
オプションの設定
スタート画面で「オプション」を選択して以下の通り変更します。
- ①「ビデオ」を選択
- ②「マルチサンプルレベル」を「0」に
- ③「テクスチャ品質」を「低」に
- ④「川」以外のチェックをすべて外す
最後に右下の「適用」を押して終わりです。
これで低スペックでも動くようになります。
「川」にチェックを入れているのは川がゲーム内で重要な役割を果たすため見えなくなるとプレイ上で困るからです。
これでも重い場合は、「垂直同期」のチェックも外しましょう。
逆に、動作に余裕があるなら、出来るだけ「フルレンダリング解像度」にはチェックを入れた方がいいです。
フルレンダリング解像度のチェックを外すと国名や国境がボヤケたみたいになってしまうので、快適性の面で、プレイ中に気になる人もいるかと思います。
あと、ゲーム中はあまりたくさんの師団・傀儡国などを作らないようにするといいです。
師団や国が増えるとゲームがどんどんカクカクになります。
HoI4 スペック /Hearts of Iron IVにおすすめのゲーミングPC
FRGA-H670【デスクトップ】
正式名称 | FRGA-H670 |
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CPU | Core i7-12700F |
グラフィック | GTX 1660 SUPER |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB M.2 NVMe SSD |
価格 | 179,800円(税込) |
販売元 | FRONTIERゲーマーズ |
高い拡張性と冷却性能が特徴の、受注生産のエントリーモデル。
マザーボードのASRock H670 PG RiptideはインターフェースにはUSB 3.2 Gen1 Type-Aを4つ、USB 3.2 Gen2 Type-A / Type-Cを1つずつ、USB2.0を2つ搭載しており、多彩な周辺機器の接続にも十分に対応できます。
PC内の空間が広いため、購入後に RTX3090など大型のグラフィックスカードに載せ替えられるだけでなく、大型のCPUクーラーも搭載可能。
デフォルトの構成では、今やレアなグラボの代名詞とも言えるGTX 1660 SUPERを搭載していますが、GTX 3050やRTX 3060のカスタマイズモデルも選べます。
G-Tune P5-RT【ノートPC】
正式名称 | G-Tune P5-RT |
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液晶 | 15.6型 フルHDノングレア (LEDバックライト) |
重量 | 約2.01kg |
CPU | Core i7-12700H |
グラフィックス | GeForce GTX 3050 Ti |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD MVNe512GB |
価格 | 209,900円(税込) |
販売元 | G-TUNE |
G-tuneのゲーミングノートで売れ筋ベスト3常連のP5シリーズの最新モデルでです。
持ち運びプレイを前提に作られているため、本体が非常に軽く、バッテリー駆動時間も約8.5時間と非常に長いです。
スペック的にはエントリークラスの立ち位置ですが、GTX1650Tiの上位互換のグラボを積んでいるので、重めの最新ゲームでも、ほとんどのタイトルで中設定で快適にプレイできます。