オンラインゲーム 回線
オンラインゲーム 回線 /選び方の4つのポイント
オンラインゲームをプレイする為のネット環境は、「回線速度30Mbps以上・Ping値50ms以下」が最低ライン、「回線速度100Mbps以上・Ping値30ms以下」が理想の環境と言われています。
特に「Ping値」が重要で、数値が大きいと入力にラグや遅延が発生してしまいます。
上記の条件を満たして、オンラインゲームを安定した環境で遊びたいのであれば「光回線」一択です。
「WiMAX」や「Softbank Air」などのWiFi環境でも一応オンラインゲームは遊べるのですが、何故「光回線」がオンラインゲームに最適な回線であるのかを解説します。
通信速度は最低30Mbps・理想は100Mbps以上
プレイ環境 | 回線速度 |
---|---|
凄く快適! | 100Mbps以上 |
快適 | 30~99Mbps |
普通 | 10~29Mbps |
遅い | 5Mbps以下 |
実はオンラインゲームは「プレイするだけ」であれば、回線速度は10Mbpsもあれば普通に遊べるのですが、スマホなどその他の通信端末も同じ回線を使う事を考慮すると、最低でも30Mbpsは確保すべきと言われています。
ただし、最近のゲームタイトルの場合、30Mbpsだとダウンロードやアップデートに相当な時間が掛かってしまうという致命的なデメリットがあります。
ここ数年のゲームタイトルは、数十GBレベルのゲームのダウンロードや数GB単位のアップデートが頻繁に行われる事が普通になりつつあるので、30Mpsだとアップデートだけで半日かかる事も。
ストレスフリーでクライアントソフトをダウンロードしたいのであれば、100Mbpsは確保しておく事を推奨します。
ここで、光回線とWiFi主要各社の上りと下りの回線速度を比べてみます。
回線の種類 | 速度(下り) | 速度(上り) |
---|---|---|
光回線 | 1~10Gbps | <1~10Gbps/td> |
WiMAX | 867Mbps | 75Mbps |
Softbank Air | 350Mbps | 15Mbps |
無制限wifi | 150Mbps | 50Mbps |
ご覧の通り、光回線以外は下りの回線速度の基準が100Mbpsを上回っています。
回線速度に下りと上りがあるのは聞いた事がある人は多いかと思いますが、下りは
ゲームのダウンロード・アップデート時に、上りは動画のアップロードやゲーム配信をする時に重要です。
参考までに、回線速度(下り)が10Mbpsの状態でSwitch版フォートナイト(3.7GB)をダウンロードしてみたところ、約40分程かかりましたが、このくらいであればギリギリ許容範囲かもしれません。
動画配信さえしなければ、WiFiでもオンラインゲームを普通に遊べる回線速度は何とか確保されていると言えるでしょう。
Ping値は10ms以下推奨
ラグの発生頻度 | Ping値 |
---|---|
全くラグらない | 30ms以下 |
ほぼラグらない | 31~50ms |
たまにラグる | 51~99ms |
頻繁にラグる | 100ms以上 |
オンラインゲームを快適に遊ぶ為に1番重要なのは、回線速度よりもむしろPing値です。
Ping値とは「サーバーとの応答速度」の事で、主にラグや、入力の遅延などに影響します。
Ping値の単位は「ms」で、1ms=1000分の1秒で、数値は低ければ低いほど良いです。
Ping値が低いほどサーバーの応答速度が短くなり、通信が速く返ってくるので、ラグが少なくなります。
ゲームに求められるPing値は、ゲームのジャンルやタイトルによって変わってきます。
ゲームジャンル | 推奨Ping値 |
---|---|
ハイスペックFPS・TPS・格闘ゲーム (PUBG・フォートナイト・APEX等) |
10~15ms以下 |
MOBA・シューティング (LOL・DOTA・GTA等) |
20~30ms以下 |
MMORPG (黒い砂漠・FF14・PSO2・MHW等) |
30~50ms以下 |
テーブル・シュミレーションゲーム (Hearthstone・Shadowverse等) |
100ms以下 |
ご覧の通り、Ping値が10ms以下のネット回線であれば、動きの激しいFPSでも快適にプレイすることが出来ますので、目安としてPing値10ms前後を基準にするといいでしょう。
なお、Ping値は超重要なのですが、FPS(TPS)、MOBAやMMORPGの一部のゲーム以外に、ゲーム内設定で確認できない場合が多いです。
そういったPing値を確認することができないゲームの場合は『SpeedTest』を利用する事でゲーム外から測定する事ができます。
参考:スピードテスト
スピードテストの測定値を参考にする場合、バックグランドで回線を使用している事も考慮する必要がありますので、ゲーム内設定で確認するPing値よりも更に5~10ms低いPing値が推奨Ping値になります。
実際の光回線とWiFi各社のPing値を比べてみます。
回線種別 | Ping値(目安) |
---|---|
光回線 | 1ms~30ms(速い) |
WiMAX | 30ms~100ms(普通~遅い) |
Softbank Air | 50ms~200ms(遅い) |
無制限wifi | 50ms~200ms(遅い) |
ご覧の通り、基準を満たしているのは光回線だけで、10ms前後のPing値のWiFiは存在しない事が分かります。
つまり、WiFiの中で1番マシなWiMAXでも、かろうじて安定して遊べるのは将棋等のテーブルゲーム程度までであり、MMORPGだと激しくラグが起こる可能性があります。
光回線も各社によってPing値は多少変わるのですが、最速と言われているNURO光のPing値は3msです。
つまりPing値からラグが起こらない事が分かる回線は、光回線しかない事が分かります。
制限速度が無くて安定した回線
オンラインゲームの回線において重要なのは、一時的に速い速度が出ることよりもむしろ安定した速度を保てるかどうかが重要です。
無線で電波を飛ばしている「WiMAX」や「Softbank Air」は、「雨の日や夜になると回線が重くなる」、「休日の昼間はまともにゲームができない」といった事もよく起こります。
回線種別 | 通信制限の有無 | 回線落ちの頻度 |
---|---|---|
光回線 | 無し | 無し |
WiMAX | 3日で10GBまで | 時々発生 |
Softbank Air | 無し | 時々発生 |
無制限wifi | 無し | 時々発生 |
不安定な回線を利用していると、ゲーム中の『回線落ち』が頻発します。
ゲーム中の回線落ちは、自身のストレスが溜まるだけでなく、ゲーム内のフレに迷惑をかける原因にもなってしまいます。
回線の安定性を考えるなら、やはり「有線の光回線」に勝る回線はありません。
IPV6に対応している
通信速度はプロバイダがIPv6(IPoE)に対応していないと、必要な速度が出ないケースがあります。
最近のプロバイダは申し込み不要でIPv6に対応していますが、従来の規格であるIPv4から切り替えが必要な回線会社もあります。
光回線なのに速度が遅いと感じたら、自分が今どの通信方式でインターネットを利用しているのか、マイページや契約書などで一度確認してみた方がいいです。
速度が中々出ない場合におすすめなのが、「v6プラス」や「IPv4 over IPv6」といったサービスです。
規格に合わせた接続方式を利用する事で通信遅延を少なくすることができますので、同じ1Gbpsの回線を利用する場合でも、「v6プラス」や「IPv4 over IPv6」の利用者の方が安定した速度で接続しやすいです。
オンラインゲーム 回線 /管理人のゲーム回線環境
参考までに管理人のゲーム回線環境をご紹介します。
ゲーミングPCの場合【NURO光を有線接続】
使用回線 | NURO光 |
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使用ルーター(ONU) | HG8045Q |
接続方法 | 有線LAN接続 |
使用LANケーブル | カテゴリー7(CAT7) |
回線速度 | 約500Mbps |
Ping値 | 約10ms |
MMORPGのリネージュ2、バトロワ系のフォートナイトをもやり込んでいますが、今までラグが起きた事は1度もありません。
大型アップデートの際にも、遅くてイライラすることはまずありません。
Switch・VITAの場合【WiMAXでプレイ】
使用回線 | WiMAX |
---|---|
WiMAXの機種 | Speed Wi-Fi NEXT W06 |
WiMAXの通信速度 | 下り18Mbps/上り1Mbps程 |
Swtichは有線接続に別売りのUSBLANアダプターが必要になるのが面倒くさかったので、基本的にWiMAXをメインで使っています。
スイッチ版のモンハンXXやスマブラをオンラインでやり込んでいましたが、たまにですが回線落ちは起こります。
マッタリ遊ぶ上ではあまり気にならないかもしれませんが、やはり、絶対負けたくないガチ勢は光回線を選んだ方がいいでしょう。
オンラインゲーム 回線 /おすすめの回線Best3
1位:NURO光【 最大2Gbpsの高速ネット 】
月額料金 | 戸建て:4,743円 マンション:1,900円~ |
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最大通信速度 | 2Gbps ※10Gbpsプランも有り |
使用回線 | NURO光独自の回線 |
対応エリア | 関東・東海・関西・九州・北海道 |
備考 | マンションでも戸建てタイプ導入可能な場合も有り |
おすすめ度:★★★★★
- 次世代技術を用いた最大2Gbpsの超高速回線
- 6Gbps、10Gbpsのプランも有り
- 月額4,743円&キャッシュバック45,000円で料金も安い
- マンションでも戸建てタイプ導入可能な場合も
- ゲーム内Ping値で1桁を出せる圧倒的応答速度
- NURO光独自の配線方式で安定性抜群
- 関東・東海・関西・九州・北海道に対応
NURO光は、「通信速度」「月額料金」共に最も優れているゲームに適した通信回線です。
プロの大会が行われる都内のeSports施設(LFS池袋)でも採用されており、数多くのゲーマーや配信者が利用している回線でもあります。
マンションでも戸建てタイプを選べる点も大きなメリットであり、1つの回線を複数の家庭で分割使用しないで済むので、マンションでも戸建て同様の快適なネット環境を用意できます。
NURO光の唯一のデメリットは、対応エリアの狭さです。
2020年現在、提供エリアは関東・東海・関西・九州・北海道と拡大しつつありますが、大手のフレッツ光と比べると断然狭いです。
自宅がNURO光の非対応エリアの場合は、auひかりがおすすめです。
→→→NURO光公式サイト←←←
2位:auひかり【 速度はフレッツよりも上 】
月額料金 | 戸建て:5,100円 マンション:3,800円~ |
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最大通信速度 | 1Gbps ※10Gbpsプランも有り |
使用回線 | auひかり独自の回線 |
対応エリア | 戸建て:関西・中部を除く全域 |
マンション | 全国 |
備考 | auスマホ割引有り |
おすすめ度:★★★★★
- <独自光ファイバーを利用しており高速&安定/li>
- 月額料金割引キャンペーンで毎月安く利用できる
- 全国の約70%に対応している提供エリア
- 5Gbps、10Gbpsのプランもある
- 月額料金が安め&auスマホ割もある
- キャッシュバックが高額(最大52,000円)
NURO光と同じくらいオンラインゲームに適した回線がauひかりです。
auひかりもKDDI独自の配線網を持っており、運営元のKDDIはeSports連合にも協賛しています。
NURO光と比較すると、Ping値・通信速度ともに少し数値は劣ってしまいますが、それでも既存の光回線の中ではトップレベルです。
また、auユーザーであれば5G/10Gといったオプションも安く利用できるため、au携帯・スマホを利用している人には特にオススメできる回線になるでしょう。
auひかりは最大1Gbpsではありますが、フレッツ光と比べると速いです。
月額料金は標準的ですが、キャッシュバックが高額なのもかなり魅力的です。
戸建てで最大77,020円の割引、マンションで最大73,680円の割引を受けられ、他社回線の違約金がある場合は最大30,000円まで違約金まで負担してくれます。
もしNURO光が対応エリア外だった場合、是非「auひかり」を検討してみてください。
→→→auひかり申し込みサイト←←←
3位:ドコモ光(v6プラス通信で夜でも安定)
月額料金 | 戸建て:5,200円 マンション:4,000円~ |
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最大通信速度 | 1Gbps ※10Gbpsプランも有り |
使用回線 | フレッツ回線 |
対応エリア | 全国 |
備考 | ドコモ携帯・スマホ |
おすすめ度:★★★★★
- 最低100Mbpsの速度保証サービスを実施している
- 次世代v6プラス通信で夜でも安定して通信できる
- 全国の約93%にサービスを提供している
- ドコモ携帯電話契約者は割引が適用できる(ドコモ割)
サービスがスタートしてわずか3年で契約数が500万件を超えているNTTドコモが運営するフレッツ光回線を利用した最大1Gbpsのインターネットサービスです。
プロバイダをGMOとくとくBBに選択することで、NURO光やauひかりといった高速回線にも負けず劣らずの回線の質を手に入れることができます。
ドコモ携帯電話の契約者ならドコモとのセット割が適用できてトータルの費用を抑えられるのが大きなポイントです。
キャンペーンによるキャッシュバックは最大20,000円で少し控えめな金額ではありますが、ドコモユーザーであれば加入する価値はあります。
→→→ドコモ光申し込みサイト←←←
オンラインゲーム 回線 /その他の光回線
Best3以外にオンラインゲームで利用される事が多い光回線についてご紹介します。
eo光・コミュファ光・メガエッグ・Pikara光・BBIQ【電力会社の光回線】
eo光【関西限定】 | 月額:2,953円~ 速度:1~10Gbps |
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コミュファ光【東海限定】 | 月額:3,940円~ 速度:1~10Gbps |
メガエッグ【中国限定】 | 月額:4,200円 速度:1Gbps |
ピカラ光【四国限定】 | 月額:4,600円 速度:1Gbps |
BBIQ【九州限定】 | 月額:3,200円~ 速度:1Gbps |
おすすめ度:★★★★☆
- 利用者が少ない(帯域が混まない)
- eo光、コミュファ光は最大10Gbpsプランも有り
- 5社とも月額料金が安め
- 5社ともauスマホ割有り
オンラインゲーム向けの回線として「地域限定電力回線」もおすすめです。
どの回線も各地域毎の大きな電力会社が運営しており、各地域毎に契約することができるネット回線もそれぞれ異なってきます。
電力会社の回線は、NURO光やauひかりと同じ「独自の配線を持った光回線」なので、回線の質はかなり高く、オンラインゲームを十分快適にプレイできます。
更に、「ネット回線と電気代をまとめて支払うことができる」のような電力回線ならではメリットもあります。
デメリットとしては、auひかりやNURO光と比べると契約時のキャンペーン内容が微妙な事と、各回線ごとにエリアも異なってしまうという事です。
「公共料金は出来るだけまとめて支払いたい!」「近隣で地域限定回線の評判が良いから利用したい!」という人であれば、チェックしてみる価値は大いにあるでしょう。
ちなみに、全ての回線がau携帯・スマホとのセット割に対応しています
ソフトバンク光
月額料金 | 戸建て:5,200円 マンション:3,800円 |
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最大通信速度 | 1Gbps |
使用回線 | フレッツ光回線 |
対応エリア | 全国 |
備考 | ソフトバンクスマホ割有り |
おすすめ度:★★☆☆☆
- 最大1Gbpsの光回線
- 料金が安め&キャッシュバック33,000円と高額
- ソフトバンクスマホ割有り
- 対応エリアが広い
ソフトバンク光はフレッツ光回線を使用していますが、特にソフトバンク光は加入者が最も多い光回線とも言われています。
対応エリアの広さは魅力ですが、デメリットでもあります。
とにかく利用者が多いので速度も低下しやすく、実際使っていても混雑時間(19時~24時ぐらい)の速度低下はかなり顕著です。
ただ、混雑時間の速度低下は「IPv6 IPoE」という通信方式を使う事で解消できますので、ソフトバンク光でオンラインゲームで遊びたい場合は「IPv6 IPoE + IPv4」の契約が必須です。
また、「光BBユニットのレンタル」や「Wi-Fiオプションの申し込み」「自前でルーターを用意する」など他の回線と比べて追加料金がかかるのもデメリットです。
ソフトバンク携帯・スマホのセット割もありますが、NURO光のオプションと被るので、わざわざソフトバンク光と契約するメリットが更に薄まります。
「NURO光が未対応地域でソフトバンク携帯・スマホとのセット割を使いたい!」というような条件であれば、ソフトバンクのセット割を適用して、光BBユニットのレンタルやWi-Fiオプションの料金を安くすることができますが、条件に合う人は少ないと思います。
オンラインゲーム用に考えた場合、出来れば避けた方がいい光回線であると言えるでしょう。
Gaming+(ゲーミングプラス)【e-Sportsゲーマー向け 】
月額料金 | 2,980円+フレッツ光利用料金 |
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最大通信速度 | 1Gbps |
使用回線 | フレッツ光回線 |
対応エリア | 全国 |
備考 | 別途フレッツ光の契約が必 |
おすすめ度:★★★☆☆
- 下り平均速度300Mbps超え
- 「v6プラス」による高速・安定した通信を実現
- 利用開始月の25日までならキャンセル可能
『全てのゲーマーのためのハイスペックプロバイダ』というコンセプトを元に運営しており、フレッツ光もしくはドコモ光と合わせて契約するプロバイダになります。
日本のプロチーム「DetonatioN Gaming」の公式スポンサーでもあり、下り平均速度300Mbps超えと、実測値が相当速い点も特徴です。
v6プラスとよばれる次世代の通信方式を採用している事で、フレッツ光回線にも関わらず速くて安定した通信を実現しています。
また、ゲーマー向けと謳ってはいますが、速度が早い事以外に特に付帯サービスがあるわけでもありません。
コストパフォーマンスで考えた場合、NURO光やauひかり、あるいは電力系の回線で5G/6G/10Gのいずれかを契約した方がはるかに安く安定した回線を使う事ができます。
オンラインゲーム 回線 /ラグ・回線落ちの対処法
安定した光回線を使用してオンラインゲームをしても、様々な原因によりラグや回線落ちが起こる事はあります。
ラグ・回線落ちが多発した場合の対処法をご紹介します。
①無線はやめて有線接続にする
WiFi接続は配線処理もいらず便利ではあるのですが、オンラインプレイ中に大事な安定感は有線接続に比べてはるかに劣ります。
WiFi接続でラグが起こる場合は、有線接続を試して下さい。
また、有線の場合でも、LANケーブルの劣化やLANケーブルの規格が古いことが原因で、タイムラグが発生する場合や、LANケーブルが長すぎて通信速度に影響してくる場合もあります。
一般的にLANケーブルの長さは短ければ短いほど通信速度が上がりますので、現在、使用しているLANケーブルが長い場合は、出来るだけ短い長さのケーブルを使うようにして下さい。
更に、LANケーブルの規格にも注意が必要です。
規格はカテゴリー6や7等の数字がついていますが、数値が大きいほど新しい規格となり、より速い通信速度に対応していますので、古い規格のケーブルを使っていないか一度確認してみる事をおすすめします。
②ルーター・ONU(モデム)・ゲーム機本体を再起動
ラグや回線落ちが多発する時、ルーターやモデム(ONU)、ゲーム機本体を再起動すると改善される事があります。
各種機器を24時間つけっぱなしの場合は、一度再起動を試してみてください。
ルーター・モデム(ONU)の再起動は、電源ケーブルを抜いて再度挿せば再起動できます。
③混雑している時間帯を避けてプレイする
人気のゲームでは特に多いのですが、混雑している時間帯は、どうしても通信状況が悪くなります。
自分の回線が安定していても、通信状況が悪い人がいると巻き込まれる形でラグが発生する事もあります。
土日のような混雑時間帯はプレイ人口も多いですし、回線が悪い人も一定数います。
絶対にラグりたくない人は、早朝や深夜帯等、混雑しない時間に遊ぶようにしましょう。
④WiFiで安定させたい場合は設定の見直し
どうしても有線にしたくない人は、WiFiの設定変更でラグが改善する場合があります。
無線LANの規格は大きく分けて2.4GHz・5GHzの2つあるのですが、2.4GHzは電波干渉をしやすく、5GHzは電波干渉を受けにくいという性質があります。
WiFiの設定はデフォルトで2.4Ghzになっている場合が多いので、設定変更から5Ghzに変えてみましょう。
なお、2019年には【WiFi6】という更に高速化と安定化が強化されたWiFi規格が出始めています。
WiFi6対応ルーターやスマホも次々と発売されていますので、近い未来にはWiFiでも有線接続と同じようにオンラインゲームを遊べる日がくるかもしれません。
⑤ゲームサーバーが原因の場合は復旧を待つ
ユーザーがどうにもできないのがゲームサーバーが原因のラグです。
プレイ人数が多い人気のオンラインゲームに、イベントや攻城戦があって更に人が殺到すると、ゲームサーバーが耐えきれずにダウンする事があります。(通称:鯖落ち)
管理人がプレイしているリネージュ2も、土日の攻城戦や大型レイドの時に段々ラグり出して、最後はサーバーダウンする事が過去に何度もありました。。
鯖落ちした場合は、ゲームの公式サイトに「サーバー点検中」と通知が掲載されますので、その場合は大人しく復旧を待ちましょう。
オンラインゲーム 回線 /まとめ
オンラインゲーム用の回線で1番安定しているのは有線接続の光回線です。
WiFi・モバイルルータは、オンラインゲームをプレイするのに必要なPing値の基準を満たしていないので、ラグや回線落ちが発生する可能性があります。
少人数の狩ゲー等でまったり遊ぶだけならWiFiでもいいのですが、ガチ勢の多いFPSやバトロワをプレイする場合は、光回線を利用する事をおすすめします。