pso2 推奨スペック
pso2 推奨スペック /必要・推奨動作環境

PSO2の公式サイトで公開されている必要動作環境及び推奨動作環境について、それぞれ解説します。
必要動作環境(公式)
OS | Windows VISTA、7、8、8.1 |
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CPU | Intel Core 2 Duo E6300以上 |
メモリ | 2GB |
GPU | GeForce 7800GT(Radeon HD2900XT以上) |
HDD空き容量 | 67GB以上(NTFS形式) ※2020年2月12日時点のHDD空き容量となります。 |
PSO2は古いゲームなので、最新のオンラインゲームの推奨スペックと比較すると、求められる推奨スペックは圧倒的に軽いです。
CPUに「Core 2 Duo」と書いてありますが、2020年現在はほぼ使われていないかなり古いCPUです。
グラフィックボード(GPU)も、最近主流になっている「GeForce GTX」や「Radeon RX」ではなく「GeForce GT」に「Radeon HD」ですから、これも相当に古い時代のグラフィックボードです。
つまり、PSO2は高価なハイエンドモデルは不要という事になります。
PSO2推奨動作環境(公式)
公式の推奨環境についても、必要動作環境と同じとなっており、求められるPCスペックがかなり低い事が分かります。
クラウドPC版の動作環境
OS | Windows 8.1/10 32bit・64bit日本語版 |
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CPU | Core i5 (第2世代)以上 / クロック数 2.0 GHz 以上 |
メモリ | 2GB |
GPU | 不要(オンボードにて動作) |
HDD空き容量 | 100MB以上の空き領域 |
DirectX | DirectX 11以上 |
インターネット接続環境 | ブロードバンド対応環境(10Mbps以上の安定したインターネット回線) 無線の場合はWi-Fi 802.11ac 5GHzを推奨 |
インテル Core i5/i7 3000シリーズのグラフィック機能「インテル HD グラフィックス 4000」を搭載しているPCであれば、クラウドでPSO2をプレイする事ができます。

参考:http://pso2.jp/players/manual/setup/pc/
クラウド版は通信環境によって遅延が発生するリスクや、ゲームパッドがXInputに対応した製品が使えないといったデメリットもありますが、大容量のクライアントやアップデートデータのダウンロードが不要であるというメリットも大きいです。
おすすめのスペック

公式の推奨環境の基準はかなり低めですが、実際にプレイするとなると、もう少し余裕を持ったスペックのPCを用意しておきたいところです。
ゲーム配信等の他の作業をしながら快適にプレイする為にはどのくらいのスペックが必要なのか解説します。
CPU:Core i5以上推奨
PSO2はCPUへの依存度はかなり低く、Core2Duo以上なら普通にプレイできます。
しかし、1コアだとカクカクする事があるので、設定に関わらず4コア以上実装されているCPUを選びましょう。
ギリギリのスペックのCPUだと、OS自身のアップデートのチェックなど、バックグラウンドでの処理が重なるとフレームレートが低下したり、ロード時間が一時的に伸びて動作が不安定になります。
Intel Coreシリーズの第8世代~第9世代であればi3以上、第4世代~第7世代であればi5以上が推奨スペックの目安となります。
第8世代~第9世代のCore i3は消費電力も少ないためオススメですが、i7向けの空冷CPUクーラーを取り付けるとファンレスも実現可能です。
PSO2をプレイしながら動画を見たり、攻略サイトを見る為にブラウザでタブを大量に表示したままにしたいという場合はi7、ゲーム配信もしたい人はi9がおすすめです。

RyzenのハイエンドモデルのCPUとは相性が悪い?
クロック数を変えたPC環境によっては、Ryzenシリーズのハイエンド帯のCPUでまともに動作しない事がありますので避けましょう。
ただし、Ryzen 5 2400G、 Ryzen 5 3400Gであれば内蔵グラフィックの性能が高く、設定5までであればGPUなしでもフルHDでプレイできます。
なお、CPUの内蔵グラフィックでも、GPUと同様に専用ドライバのインストールが必要になります。
Ryzen 2400Gで、ドライバをインストールしていない状態でベンチマークを行うと、設定1でも800~1500という酷いスコアになりますが、ドライバがインストール済みであれば、設定1のスコアは85000~90000ほどになります。
専用ドライバをインストールしていなくてもプレイできる場合もありますが、PSO2のCPU使用率(占有率)が常に70%を超えている状態になってしまい、設定1でしか起動できなかったり、音声が再生されない、ロード時間がVita版よりも長い等の不具合が頻発します。
メモリ:8GB以上
PSO2はMOなのでそこまでメモリが必要なゲームはありませんが、アクション要素が大きいので、8GBは積んでおきたいです。
PSO2のクライアントは最大1.3GBまでしか使用しないので、8GBあれば、OSの使用量と合わせても5GBぐらい余裕が出ます。
動画配信もする場合は、8GBでもちょっと心許ないので、16GBにしておく事をおすすめします。
グラボ:GTX1050Ti以上推奨
必要なグラボは簡易設定や解像度、フレームレート(FPS)等で大きく変わってきますが、フレームレートが高いほどロードが早くなるのでおすすめです。
今からPSO2のためだけにグラボを購入するなら最低でもGTX1050Tiを搭載しておきたいところです。
VRや洋ゲーのFPSもプレイするのであれば、最低でもGTX1070かGTX1660をおすすめします。
HDD空き容量:100GB以上のSSD推奨
クラウド版であれば100MB以上の空き容量で済みますが、クライアントをインストールするPC版は、アップデートの度にファイルの容量が増えて、求められるストレージはどんどん増えていきます、
発売当初は20GBの空き容量でしたが、2020年現在では67GBまで増えています。
今後のアップデートの事も考えると、100GB以上は容量を空けて置いた方がいいでしょう。
また、ストレージはSSDにしておくとPSO2のロード時間がかなり短縮されるだけでなく、ゲームの起動時やマップ切替時の読み込み速度が劇的に早くなります。
SSDはSLC方式が一番早いのですが、PSO2レベルのスペックのゲームなら、MLCが一番コスパが良くておすすめです。
pso2 推奨スペック /ベンチマーク
PSO2には、他のネットゲームのようにプレイ環境が十分であるか確認するための「ベンチマーク」が公開されており、PSO2のキャラクタークリエイト体験版ソフト内でベンチマークを実施することができます。
→PSO2キャラクタークリエイト体験版 EPISODE4(ベンチマークテスト機能搭載)
また、PSO2公式では、ベンチマークのスコアによる快適度合いも公開されています。

参考:http://pso2.jp/benchmark/manual/
- 2000点以下:動作は重たいので、描画設定を低くする必要がある
- 5000点以下:それなりに動くけど、描画設定は調整する必要がある
- 5000点以上:十分に快適なので、特に描画設定を気にせずに遊べます
5000点以上あれば、フレームレート換算で50fpsは出ますので、パーツ構成の指標になります。
と言っても、PSO2の場合はベンチマークスコア5000点をクリアーするのはそこまで難しくないです。
フルHD設定であれば、一昔前のグラフィックボードである「GTX750Ti」でも、スコア5000点は余裕でクリアーできます。
4K画質ならベンチマークスコア7000点以上
ゲームを快適にプレイできるフレームレートの基準値は60fps以上と言われていますが、PSO2の場合はベンチマークスコア7000点以上で4K画質で60fpsになります。
「GTX 960」でも、5000点は超えますが、フレームレートが50程度になってしまうので少々心許ないです。
1ランク上の「GTX 970」以上あれば約8,000点出ますので、4K用のグラボ選びの目安になります。
pso2 推奨スペック /おすすめゲーミングPC

設定6が快適な推奨PC|FRGA-H670

正式名称 | FRGA-H670 |
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CPU | Core i5-12400F |
グラフィック | GTX 1660 SUPER |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB M.2 NVMe SSD |
価格 | 154,800円(税込) |
販売元 |
おすすめ度:★★★★★
インテル第12世代Coreプロセッサー搭載の高い拡張性と冷却性能が特徴のエントリーモデル。
軽めのゲームのPSO2をプレイ時にオーバースペックになり過ぎない程度に価格を抑えた最適のパーツ構成になっています。
マザーボードのASRock H670 PG RiptideはインターフェースにはUSB 3.2 Gen1 Type-Aを4つ、USB 3.2 Gen2 Type-A / Type-Cを1つずつ、USB2.0を2つ搭載しており、多彩な周辺機器の接続にも十分に対応できます。
PC内の空間が広いため、購入後に RTX3090など大型のグラフィックスカードに載せ替えられるだけでなく、大型のCPUクーラーも搭載可能。
デフォルトの構成では、今やレアなグラボの代名詞とも言えるGTX 1660 SUPERを搭載していますが、GTX 3050やRTX 3060のカスタマイズモデルも選べます。
RTX3050搭載の激安モデル|G-GEAR GA5J-B221/B2

正式名称 | G-GEAR GA5J-B221/B2 |
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CPU | Core i5-12400 |
GPU | GeForce RTX 3050 / 8GB (GDDR6) |
メモリ | 16GB DDR4-3200 |
ストレージ | 500GB SSD (M.2規格 / NVMe接続) |
価格 | 149,800円(税込) |
販売元 |
汎用性が高いのが魅力のツクモの最新のエントリークラスのモデル。
標準構成は最新のRTX3050搭載になっていますが、スペック構成について4つのパターンから選べるのが特徴です。
スペックダウンしたGTX1650のモデルであれば税別10万円から購入できますし、+3万円出せばRTX 3060 Tiのミドルレンジのモデルにカスタマイズできます。
PCケースの配置にもこだわっており、高速転送可能なUSB3.0ポートをアクセスしやすいフロントポートに標準で搭載。
USB2.0規格に比べ転送速度が大幅にアップしていますので大容量データの転送も楽々行えます。
他社の知名度が高いエントリーモデルは軒並み売り切れ&高騰中ですが、本機は売れ筋だけあって、在庫が豊富で価格も安定しているのもありがたいです。
4Kプレイにおすすめのモデル|G-Tune HL-B

正式名称 | G-Tune HL-B |
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CPU | Core i7-10700 |
グラフィックス | GeForce RTX 3060 |
メモリ | 16GB (8GB×2 / デュアルチャネル) |
ストレージ | 256GB NVMe SSD /2TB HDD |
電源 | 700W |
価格 | 186,780円(税込) |
販売元 |
PSO2を4Kでプレイするのに一押しのミドルレンジのゲーミングPCです。
高性能CPUだけでなく、前世代のRTX2070SUPER以上のグラフィックスGeForce RTX 3060を採用しており、ゲーミングモニターでも快適にプレイする事ができます。
このスペックで20万以下で買えるゲーミングPCは、他社ではほとんど取り扱いがありません。
ハンドル付属のケースもついており、LANパーティやイベントにも使えるのでお得感もあります。
PSO2におすすめのゲーミングノート|G-Tune P5

正式名称 | G-Tune P5 |
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液晶 | 15.6型 フルHDノングレア (IPS) |
重量 | 約2.02kg |
CPU | Core i7-10750H |
グラフィックス | GeForce GTX 1650 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD MVNe256GB |
価格 | 131,780円(税込) |
販売元 |
おすすめ度:★★★★★
売れ筋No1を常に争っているモデルですが、特筆すべきは本体の軽さです。
リチウムポリマーバッテリー採用で薄型・軽量化を実現しており、MS-HYBRID機能により約10時間のバッテリー駆動で長時間プレイにも耐えられます。
スペック的にはエントリークラスですが、中設定であれば重めの最新ゲームでも快適にプレイできます。
PSO2のベンチマークは最高画質の設定6でも余裕で100fps以上のスコアが出ますし、デスクトップにも劣らないスペックなので、PSO2以外の最新MMORPGも快適にプレイできます。
pso2 推奨スペック /まとめ
PSO2をプレイするのにハイエンドモデルは不要です。
ミドルレンジモデルでも十分快適にプレイする事ができますし、クラウド版であればオンボードでもプレイできます。
しかし、4K画質で設定6でプレイする場合は、やはりそれなりのスペックのPCでプレイしたいところです。
これから新しく推奨PCを購入するのであれば、ミドルレンジの中でもGTX1060、背伸びするならGTX1660Tiクラスのグラボを搭載したPCを購入する事をおすすめします。