タルコフのスペック /Escape from Tarkov(EFT)の推奨・必要スペック、おすすめゲーミングP
タルコフ スペック /タルコフ( Escape From Tarkov )とは
Escape From Tarkovは、ロシアに拠点を置くBattleftate Gamesによって開発された、架空の地域ノルヴィンスクの都市「タルコフ」を舞台とするFPSです。
2016年12月からαテスト、2017年からクローズドβテストが開始されています。
本作はFPSとは言っても、脱出を第一目的としたリアル系サバイバルゲームとなっており、PUBGのようなサバイバルにバトルロイヤルを掛け合わせた内容になっています。
ただ、ゲームクリアが「最後の一人になる」ではなく「時間一杯生き残る」であるため、PUBGなどのバトルロイヤル系のゲームとは少し違い、「生き残るために全力で頭を働かせるゲーム」となっています。
- 出血や負傷などのダメージ要素が独特
- マップから「脱出」しないと意味がないゲーム設計
- 装備のレベルによって大幅に戦闘継続能力が変わってくる
プレイヤーはPMC(民間軍事会社)とSCAV(武装集団。Scavenger)のどちらかの陣営からスタートして、Tarkovから戦利品を回収し無事に脱出する事を目指します。
脱出地点はプレイするモードにより異なり、リスポン場所によっても変更され、到達しても条件を満たさなければならない箇所もあります。
銃をリロードしたらフル装填されたマガジンに交換されるのが一般的なFPS/TPS系ゲームのお約束ですが、Escape from Tarkovではマガジンにあらかじめ銃弾を込めておく必要があります。
また、腰だめ射撃はほぼ役に立たず、しっかりADS(Aim Down Sight:照準を覗いて撃つ)を使わないといけなかったり、銃器の扱いもかなり現実に近いです。
クリアした際は手持ちのアイテムを持ち帰ることができ、持ち帰ったアイテムは倉庫にしまったり、販売したり、次のPMC(全員敵モード)に持ち込んで有利に進めたりできます。
SCAVモードではランダムで初期装備を貰えるので、死んでしまっても支給された装備を失うだけで済みますが、PMCモードではクリアできず死んでしまった場合は所持品全ロストというゲーム性はかなりシビアです。
敵を倒して物資を奪ったり、物資を積極的に集めたほうが生き残ったときに持ち帰れるアイテムは多くなるので、ハイリスクハイリターンを取ることも、ローリスクローリターンを取ることも選べるのも本作の醍醐味と言えるでしょう。
なお、『Escape From Tarkov(タルコフ)』は現在β版ということで積極的にアップデートが続けられています。
新しいマップの追加が来たり、システムで大きな変更を挟んだりと日々大きく変化しております。
例えば、2021年12月のアップデートでは、銃身の加熱、それによる銃の弾づまり等の更にリアルになった銃関係のシステム、重量による慣性の追加、新マップ、新エネミーなど多くの変更がなされました。
また、大きな追加等がある際に、すべてのプレイヤーの進行データをリセットして最初からやり直しにする「ワイプ」というものが不定期に行われています。
ワイプが不定期にあるため、いつ参入しても既存プレイヤーと大きな差をつけられることなくプレイすることが可能となっています。
Escape From Tarkov(タルコフ)の価格とパッケージの違い
『Escape From Tarkov(タルコフ)』はPCゲーム専用で、PS4・PS5・XBOXなどの家庭用ゲーム機での販売はされていません。
PCゲームの販売プラットフォームである「Steam」では発売されていないので、公式サイトからの購入が必要です。
複数のパッケージが販売されていますが、英語で書かれているのでパッと見だと分かり辛い人もいるかもしれません。
パッケージの種類 | 価格 | 倉庫(スタッシュ)のサイズ | 特典 |
---|---|---|---|
Standard Edition | 44.99$(約5,700円) | 10×28 マス | なし |
Left Behind Edition | 74.99$(約9,600円) | 10×38 マス | なし |
Prepare for Escape Edition | 99.99$(約12,800円) | 10×48 マス | 開始時点から全トレーダーと良好な関係性 |
Edge of Darkness Limited Edition | 139.99$(約17,900円) | 10×68 マス | 開始時点から全トレーダーと良好な関係性 / ゲーム内でのユニークなID表示 /全てのDLCへのアクセス権 |
これから本気でタルコフをやり込むのであれば、スタッシュのサイズが一番大きい「Edge of Darkness Limited Edition」がおすすめです。
逆に少しだけ触ってみてどんなゲームかを確かめてみたい方には「Standard Edition」をおすすめです。
「Standard Edition」を購入しても、あとからアップグレードすることも可能です。
タルコフ スペック /ゲーミングPCは必須
結論から言うと、タルコフはとにかく処理の重いゲームなので、ゲーミングPCは必須です。
特に快適に遊びたいなら、ハイエンドモデルでプレイするようにしましょう。
遠くの敵がよく見える
『Escape From Tarkov』は普通のFPSゲームと違って、とにかくグラフィック設定を下げてフレームレートを出せばいいというゲームではありません。
例えば、森林がメインのマップには開けた草原のようなところでは、ほとんどのプレイヤーは倍率スコープを搭載したスナイパーライフルを持っています。
遠くを索敵して安全を確認しながら移動することが大事になるのですが、生き残るためには「描画距離」が重要です。
つまり、遠方からこちらを見ている相手プレイヤーを先に発見し、隠れるか戦うか素早く判断をするためには、高スペックなゲーミングPCがどうしても必要になってきます。
安定したフレームレート
FPSゲームの世界では高いfpsを保っている事が有利になることはもはや常識ですが、タルコフには「広大な草原」から「入り組んだ廃工場」まで大小様々なマップが存在し、マップによってはfpsが出にくいなどの問題があります。
これらのマップのあちこちに4-14人のプレイヤーが徘徊しており、彼らの存在が原因でオフラインモードからオンラインに入るとタルコフのfpsは20くらいガクッと下がります。
また、タルコフではSCAVというNPCがマップに配置されていますが、NPCといえども油断すると普通に負けてしまう強さなので、こういった敵にも慎重に対処しなければいけません。
こういったゲームの特徴を踏まえて正確なエイムを狙うには、安定したフレームレートを出せるハイエンドモデルが必要になってきます。
待機中のわずかな動きも見逃さない
タルコフは近年人気のApexやFortniteといったバトロワ系とは違い、忙しく動き回るゲームではありません。
プレイ中、自然や建物の中で待機している時間は意外と多く、息を潜めて好機を逃さないプレイスタイルも求められます。
最高画質に設定すれば、本ゲームが持つリアルな自然や廃墟の雰囲気を味わえるだけでなく、周囲のわずかな変化で敵の出没を感じ取れる場面もあります。
しかし、動作の重いタルコフで高画質を保ったままゲームプレイにも支障をきたさないような環境を作るためには、妥協のないスペックが要求されます。
ロード時間が快適に
タルコフは、初めてマップに入る前にマップ全体を読み込むために長めのロード時間が入りますので、SSDを搭載したゲーミングPCはほぼ必須になってきます。
近年のゲーミングPCであればSSDが搭載されていますが、HDDの場合と比べて30秒程度ローディング時間に差がつきます。
特に複数人でプレイする際は、ロード時間が違う人がいると後から動かないといけなくなってしまうため、出来るだけスペックのいいゲーミングPCでプレイしないと周囲にも迷惑がかかります。
高速ローディングが可能なSSDが搭載されたゲーミングPCでプレイすることをおすすめします。
今後さらに要求スペックが上がっていく可能性が高い
『Escape From Tarkov(タルコフ)』は何年にもわたってベータ版(開発中)を続けており、頻繁にグラフィックや推奨スペックが変化します。
公式サイトに書いてある推奨スペックは変化していませんが、実際のところは、昔の情報はアテにならないです。
今まで快適にプレイできていたゲーミングPCで、いきなりまともにプレイできなくなった、ということが珍しくありません。
さらに、昨今では144fpsまで対応しているゲームがほとんどの中、タルコフは現時点では最大120fpsと、ゲーム側で制限されています。
今後本作がβ版から製品版にアップグレードされた時に最大fpsが引き上げられることは間違い無いでしょう。
その点、余裕を持った構成のゲーミングPCを使っておけば、要求スペックが上がっても対応できるので安心です。
タルコフ スペック /推奨スペック
必要スペック
OS | Windows7 64 bit以上 |
---|---|
CPU | Intel Core 2 Duo,i3 2.4Ghz AMD Athlon,Phenom II 2.6 GHz Core 2 Duo E8600 Athlon Quad-Core 5150相応 |
メモリ | 6GB |
GPU(グラボ) | 1GBのVRAMを持つDirectX 11互換のグラフィックカード GeForce GT 430、Radeon HD 5670相当 |
サウンド | DirectX互換のオーディオカード |
容量 | ゲームランチャーに3.1GB以上 ゲームデータに18.5GB以上の空き容量(2020年時点) |
回線状況 | インターネット接続必須 8Mbps以上 |
上記は公式の必要スペックですが、あまり参考になりません。
2022年時点でも、タルコフは未だにβ版のゲームであり、公式スペックは2016年からまったく更新がないまま放置されている状況です。
GPUの「DirectX 11対応でビデオメモリ1GB」という説明は最近ではあまりみない表記ですが、要は「GT 620」とか、2012年ごろに発売されたGPUのスペックです。
公式の最低スペックのマシンで実際にプレイしてみたところ、最初期マップ「FACTORY」では普通に動きますが、中、大型マップなどへのゲームプレイはほぼ不可能です。
全体的に処理落ちや長いフリーズが多発して、60fpsキープはとてもできません。
推奨スペック
OS | Windows7 64 bit以上 |
---|---|
CPU | Intel Core i5,i7 3.2 GHz AMD FX,Athlon 3.6 GHz Core i7 4770 AMD FX-9590相当 |
メモリ | 8GB |
GPU(グラボ) | 2GB以上のVRAMを持つDirectX 11互換のグラフィックカード GeForce GTX 660 Ti、Radeon R9 280相当 |
サウンド | DirectX互換のオーディオカード |
容量 | ゲームランチャーに3.1GB以上 ゲームデータに18.5GB以上の空き容量(2020年時点) |
回線状況 | インターネット接続必須 10Mbps以上 |
公式の推奨スペックもだいぶ前から更新が止まっている状態なのであまり参考になりません。
GPUは「DirectX 11対応でビデオメモリ2GB以上」と書かれていますが、これは「GTX970」程度のスペックになります。
このレベルのスペックでも、大型マップでのゲームプレイは厳しく、40fpsキープもできません。
画質設定や一部オブジェクトの集中している場所では短いフリーズが多発します。
タルコフ スペック /おすすめのスペック
フルHDミディアム | フルHDウルトラ | |
---|---|---|
CPU | Core i5 12400F 、Core i7 10700K | Core i7 12700K 、Ryzen 9 5900X |
メモリ | 16GB | 32GB |
グラフィックカード | RTX 3060またはRX 6600 XT | RTX 3070以上 |
ストレージ | 250GB以上のSSD | 500GB以上のSSD |
上記は120fpsキープしてタルコフをゲーミングモニターでプレイできるスペックになります。
なぜ120fpsを目指すべきかと言うとライバルとなるプレイヤー達のプレイマシンのスペックがそのクラスだからです。
実はタルコフは、ほとんどのプレイヤーが100fps~120fpsほどでプレイしていると言われています。
つまり、お金をかけたゲーミングPCを用意したガチ勢のプレイヤーが多いゲームなので、そういったプレイヤーに勝つためには、こちらもハイスペックなマシンが必要になってくるからです。
さらに、β版であり今後も要求スペックが上がる可能性が高いことや、負荷のかかるマップがある事を考慮すると、余裕を持ってハイエンドクラスのマシンを用意しておく事を推奨します。
なお、タルコフを120fpsでプレイするためには、「144hz対応ゲーミングモニター」も必要です。
一般的なPCモニターでは60hzまでしか対応していないので、最大でも60fpsの出力が限度となります。
144hz対応ゲーミングモニターは価格が3万円前後であり、一般的なPCディスプレイに比べると高価です。
しかし高性能ゲーミングPCなら144fps(120fps)で遊ばなければ勿体無いので、必要経費と割り切って購入しておく事をおすすめします。
グラボ
- フルHDミディアム:RTX 3060またはRX 6600 XT
- フルHDウルトラ:RTX 3070以上
medium設定の場合、ゲーミングモニター無しでプレイするのであれば、スペック的には「GTX 1660 Super」で十分なのですが、残念ながら価格が高騰しすぎてコスパが悪いです。
市場に流通しており入手しやすくコスパも良く、フルHD中設定でゲーミングモニター有りでもプレイできるという点を考えると「RTX 3060」がおすすめです。
同クラスの「RX 6600 XT」はRTX 3060より価格が安ければいいですが、最近はそうでもないのでRTX 3060が妥当な選択肢になります。
また、タルコフは現在144fpsが上限値になっていますが、NVidia GeForce系のグラボであれば、NVidia Reflex ローレイテンシーをONにすることで144fps上限値を撤廃できるので、NVidia GeForce系が有利です。
なお、推奨環境でビデオメモリは2GB以上となっていますが、フルHDのmedium設定で約3.5 GB消費します。
ウルトラ設定にすると一気に増えて6 GB前後まで行くので公式スペックの「容量2 GBのVRAM」ではまったくあてになりません。
VRAMは最低でも4 GB以上、できれば6 GB以上を推奨します。
ただ、2世代前の安いグラボGTX1050TiでもVRAMは4GBありますので、これはそこまで厳しい条件ではありません。
実際のところ、フルHD(1920×1080)の最高画質の場合でもGTX1060 3GB以上でも平均60FPS出ていますので、60FPSキープまではそこまでハードルが高くないと言えるでしょう。
ただし、120fpsキープするとなると、一気にハードルが上がります。
そもそもタルコフはfps上限を常に維持することが難しい部類のゲームであり、フルHDで平均130fpsほどを出力するにはRTX3070クラスが必要になってきます。
RTX3070は品薄が続いているので、予算に余裕があればRTX3080でも良いでしょう。
どうしても予算的に厳しいのであればRTX 3060でも100fpsほど出力できるので、そこそこ快適に遊べます。
CPU
- フルHDミディアム:Core i5 12400F Core i7 10700Kクラス
- フルHDウルトラ:Core i7 12700K Ryzen 9 5900X クラス
公式の推奨環境にはCPUはi5またはi7とブランド名だけ記載がありますが、推奨スペックに型番まで記載される場合4-6年前の型番が記載される傾向にあるので、必ずしも最新のi5やi7である必要はありません。
とは言っても、Core iシリーズの中では比較的性能が高いモデルであり、やはりCore i7やRyzen 7は欲しいところです。
今後リリースされるであろう将来の最新ゲームに備えたいなら、余裕を持って「Core i7 10700K」や「Core i7 12700K」クラスが理想です。
どうしても予算が少ない場合は、CPUを「Core i5 11400F」あたりで妥協して、グラフィックボードにお金をかける方が無難です。
CPUが古いとせっかく高性能なグラボを搭載してもボトルネックになる可能性も考えられるので、妥協しないようにしましょう。
メモリ
- フルHDミディアム:16GB
- フルHDウルトラ:32GB
タルコフでどのマップでも安定したプレイ環境を作るには16GBのメモリが必要となります。
ウルトラ設定だと、VRAMが6 GB以上のグラボで10.8 ~ 11.7 GB、VRAM容量の少ないグラボだと14 ~ 15 GB使います。
8GBのメモリではプレー中にカクつきが起こる可能性が高く、満足にゲームプレイを楽しむことができません。
また、ゲームしながらDiscordでボイチャしたり、ゲーム配信をするなどのマルチタスクを想定するなら32 GBが理想です。
ストレージ
- フルHDミディアム:250GB以上SSD
- フルHDウルトラ:500GB以上SSD
HDDの必要容量は10+18GBと昨今のPCゲームと比較すると一般的な容量のように見えますが、+αの部分は今後のアップデートでどんどん増えていく可能性が非常に高いので、余裕をもった容量が必要です。
また、タルコフはロード時間も長いタイトルなので、SSDはほぼ必須です。
2019年以降の大型PCゲームは100GBを超えるタイトルも出てきたので、最低でも240GB以上のSSD、可能であれば500GB以上の大容量モデルを選んでおくと良いでしょう。
タルコフ スペック /ベンチマーク
CPU別ベンチマーク
CPU | フルHD(ミディアム設定) | フルHD(ウルトラ設定) |
---|---|---|
Core i7 12700K | 140 fps | 142 fps |
Ryzen 7 5800X | 139 fps | 142 fps |
Core i7 10700K | 139 fps | 142 fps |
Ryzen 5 5600X | 139 fps | 141 fps |
Core i9 10900K | 138 fps | 142 fps |
Core i5 12400F | 137 fps | 139 fps |
Ryzen 9 5950X | 135 fps | 142 fps |
Core i5 11400F | 133 fps | 136 fps |
Core i5 10400F | 129 fps | 133 fps |
Core i3 10100 | 124 fps | 134 fps |
Ryzen 5 3600 | 119 fps | 125 fps |
最高峰の性能を持つグラボである「RTX 3080」を使って、CPU別にフレームレートをテストしました。
「medium設定」では、最大で約14%のCPUの性能差を確認できます。
「ウルトラ設定」はさらに性能差が開き、最大で約17%もフレームレートに差がついています。
どちらの場合でも、6コアのCore i5や、旧世代のRyzen 5ではフレームレートの伸びが若干悪化、逆に8コア以上のCPUだとフレームレートが安定しやすい事が分かります。
ただ、Core i5 12400FとRyzen 5 5600Xは6コア12スレッドCPUなのに、タルコフの平均フレームレートは他の8コアCPU並に例外的に安定しています。
コスパ的にはCore i5で十分な性能ですが、フレームレートを追求するなら8コアのCore i7やRyzen 7が推奨CPUです。
悩むのが面倒くさいなら「Core i5 11400F」がコスパ的にベストです。
ゲーミングモニターを使う場合は、タルコフに限らず他のゲームでも安定して高性能な「Core i7 10700K」や「Core i5 12400F」。
タルコフをしながらゲーム配信もしたい場合は「Core i9 10900K」や「Core i7 12700K」、または「Ryzen 9 5900X」「Ryzen 9 5950X」が候補になってくるはずです。
グラボ別ベンチマーク
フルHD(1980×1080) | WQHD(2560×1080) | 4K(3860×2160) | |
---|---|---|---|
RTX 3080 | 136 fps | 120 fps | 65 fps |
RX 6800 XT | 133 fps | 114 fps | 59 fps |
RTX 3070 Ti | 133 fps | 105 fps | 56 fps |
RTX 3070 | 133 fps | 94 fps | 49 fps |
RTX 2070super | 110 fps | 73 fps | 38 fps |
RTX 3060 | 93 fps | 63 fps | 32 fps |
RTX 2060 | 81 fps | 54 fps | 27 fps |
GTX 1660super | 70 fps | 45 fps | – |
RTX 3050 | 64 fps | 37 fps | 19 fps |
GTX 1660 | 55 fps | 36 fps | – |
GTX 1650super | 50 fps | 32 fps | – |
RX 6500 XT | 64 fps | 48 fps | 28 fps |
GTX 1650 | 42 fps | 27 fps | – |
GTX 1050 Ti | 33 fps | 21 fps | – |
GT 1030 | 21 fps | 13 fps | – |
上記は全てウルトラ設定の場合のfps値です。
平均60 fpsを出すだけならミドルクラス定番グラボ「GTX 1660 Super」で問題ないですが、平均144 fps近くを狙うなら、最低でもグラボは「RTX 3070」以上が必要です。
RTX 3080 フルHDでも上限の144fpsに届いておらず、半数以上が100fpsにも満たなかったりとかなり動作が重いことがわかります。
フルHDより約1.8倍も解像度が大きい「WQHD(2560 x 1440)」の場合は、並のグラボでは平均60 fpsがやっとの状況です。
平均60 fpsなら「RTX 3060」、平均100 fps台は「RTX 3070 Ti」以上が必要です。
フルHDの4倍の解像度を持つ「4K(3840 x 2160)」ともなると、ものすごく重たい動作で、ハイエンドクラスの「RTX 3080」がギリギリ平均60 fpsに達するかどうかという有様です。
4Kで平均60 fpsを安定させるには、非常に高価なグラボ「RTX 3080 Ti」や「RTX 3090」が必要であり、わざわざタルコフを4Kでプレイするにはコストがかかり過ぎて現実的ではありません。
なお、「medium設定」の場合でもやや重たい動作は変わらず、フルHDではローエンドグラボのGTX 1650だと平均60 fps台がギリギリ、平均100 fpsを目指すと最低でも「GTX 1660 Super」が必要なので、やはりそれなりのグラボが必要になってくる事には変わりません。
タルコフ スペック /おすすめゲーミングPC
デスクトップ
正式名称 | OMEN 45L Desktop |
---|---|
OS | Windows 10 Pro(64bit) |
CPU | Core i7-12700K |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3080 Ti |
メモリ | 32GB(最大64GB) |
ストレージ | Western Digital WD_Black 2TB M.2 SSD |
価格 | ¥344,000(税込) |
販売元 | OMEN by HPシリーズ |
OMEN Desktopシリーズの最新モデル。
日本の大手BTOブランドでも中々見かけないRTX3080Tiを搭載しており、世界的に見ても「ハイエンド最上位」といっても差支えないスペックのモンスターマシンです。
「絶対零度の冷却で、灼熱のパワーを」というコンセプトの通り、超強力な冷却性能も備えており、本体シャーシから独立分離された特許取得済みの「OMENチェンバー」の底部からフレッシュエアを取り込み、内部のラジエターを効果的に冷却する仕組みになっています。
日本のBTOブランド各社のハイエンドモデルを明らかに超える性能でありながら、値段は日本のBTOブランドのワンランク下のスペックのモデルとほぼ変わらないコスパの良さも見逃せません。
タルコフのようなガチ勢が多いゲームをプレイするならば、是非とも手に入れておきたいマシンです。
ノートPC
正式名称 | OMEN 17 エクストリームモデル |
---|---|
液晶 | 17.3インチワイド・QHD非光沢・IPSディスプレイ |
重量 | 約2.78kg |
駆動時間 | 約5時間 |
CPU | Core i7-11800H |
GPU | GeForce RTX 3080 Laptop |
メモリ | 32GB |
SSD | 1TB SSD |
HDD | – |
価格 | 429,000円(税込) |
販売元 | OMEN by HPシリーズ |
最新のデスクトップのパワーを搭載したラップトップサイズのゲーミングノート。
17.3インチの大型スクリーンにQHD(2560×1440)の高精細解像度と165Hzで駆動するディスプレイ、さらにバッテリーでの長時間駆動を可能にするNVIDIAR Advanced Optimusにも対応し、光学検出機能付きメカニカルスイッチキーボードで何処ででもウルトラ設定で快適なプレイが可能です。
ディープラーニング(深層学習)とAI(人工知能)によるサンプリングで効率的に画像演算処理を行い、鮮明なゲーム画像を生成するDLSS 2.0や、CPU、GPU、GPUメモリが必要とする電力をAIのアルゴリズムがフレーム毎に自動的に計算し、最適化することでフレームレートを向上させるDynamic Boost 2.0も搭載しています。
CPUについても、GPUに素早くアクセスすることでフレームレートが向上するResizable Barに対応しており、穴がありません。
他社でこのスペックを実現しているゲーミングノートはほとんどありません。
完全にプロゲーマー仕様なので高価ですが、本気で極めたいゲームタイトルがある人にはこれ以上ない武器となってくれるモデルです。
タルコフ スペック /まとめ
『Escape From Tarkov(エスケープフロムタルコフ)』 は、以下の理由から、実際の要求スペックが非常に高いゲームです。
そもそも公式サイト掲載のスペックが古すぎて全くあてにならない
広いフィールドに大量のアイテム&精密な操作性が必要なゲーム特性
β版という事で今後さらに要求スペックは高くなる可能性大
ライバルのプレイユーザー達のハイエンドモデル使用率が高い
60fpsキープするだけであればそこまでハードルは高くありませんが、快適にプレイしたい場合、ウルトラ設定でゲーミングモニターを使用して120fpsキープできる環境が理想です。
できるだけRTX3000シリーズの上位モデルのグラボを搭載したマシンでプレイする事をおすすめします。