Core Keeperのマルチプレイの方法 /サーバーの建て方
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Core Keeperでマルチプレイするやり方
公式ではCore Keeperは最大8人まで同時接続でマルチプレイが可能となっており、Escキーを押した際に注意書きが表示されますが、実際には9人以上も可能です。
Core Keeperをマルチプレイをする場合、大きく分けて3つの方法があります。
- やり方①:レンタルサーバーを利用する
- やり方②:Steam機能を利用する
- やり方③:自宅サーバーを立てる
①レンタルサーバーを利用する
メリット | デメリット |
---|---|
・MOD入れ放題 ・常時オンラインなので、友達はいつでも遊ぶことができる ・動作も安定。(遅延が気になるレースゲームでは超重要!) ・大人数でもマルチプレイできる ・電気代やサーバーの消耗の心配がない ・クーポン利用で無料で試せる ・サーバーの音がしない |
・利用料金がかかる(1,000円程度) |
Core Keeperをマルチプレイで遊ぶのに1番おすすめの方法は、レンタルサーバーを借りてマルチサーバーを構築、インターネット経由でマルチプレイで遊ぶやり方です。
マルチサーバーとはインターネット上に置かれたゲーム専用サーバーのことで、特定の場所・プレイヤーに依存することなく、24時間いつでも・どこでもマルチプレイに参加できます。
②Steam機能でマルチプレイ
メリット | デメリット |
---|---|
・利用料金がかからない(無料) ・簡単にプレイできる ・サーバーを建てる必要がない |
・Steam上で事前にホストとゲストがフレンドになっておく必要がある ・ホストがゲームを終了すると他のプレイヤーは切断される ・大人数でマルチプレイするためにはスペックの高いパソコンやネットワーク環境が必要 |
Steamのマルチプレイ機能を利用して、ホスト役のPCがマルチプレイサーバーとなるやり方です。
プレイの前に、ホスト(Aさん)とゲスト(Bさん、Cさん)がSteam上でフレンドになっておく必要がありますので、友人とのプレイ前提が前提です。
ホストがサーバーを建てセッション名とパスワード教えて、もう一人の人に検索してもらい、サーバーに接続してもらう流れでマルチプレイができます。
ポート開放不要で、トップのホスト/ローカルから自分で好みの設定して、プレイしたいサーバーを選択するだけなのでやり方は超簡単です。
なお、Steamのコミュニティでマルチプレイサーバーを検索する事で、知らない人同士でもサーバーで遊ぶ事はできます。
③自宅サーバーでマルチプレイ
メリット | デメリット |
---|---|
・月々のゲームの利用料金はかからない ・サーバーを起動しておけば、友達はいつでも遊ぶことができる |
・ポート開放など高度なスキルが必要 ・サーバーを起動していない時は友達は遊べない ・大人数でマルチプレイするためにはスペックの高いパソコンやネットワーク環境が必要 ・電気代がかかる ・マシンの消耗が激しい |
自宅にあるPC(サーバー)上にマルチプレイサーバーを構築するやり方となります。
ホスト(Aさん)が自分で建てた自前サーバーにゲスト(BさんやCさん)を招待してマルチプレイするやり方です。
図の通り、ホストであるAさんはゲームをプレイするパソコンとサーバーのそれぞれ用意しなければならず、金銭的な負担は大きいです。
さらに、専門知識が必要になるので、「パソコンに自信がありサーバー構築・管理は苦にならない!(なるべく)いつでもプレイできるようにしたい!とにかく無料で遊びたい!」って方におすすめのやり方になります。
3つのやり方の比較
①レンタルサーバー(ConoHa for GAME) | ③Steam機能 | ④自宅サーバー | |
---|---|---|---|
利用料金 | △ ¥968円/月~ |
◯ 無料 |
◯ 無料 |
サーバー構築の難易度 | △~〇 テンプレートがあり簡単に構築可能 |
◯ サーバー構築不要 |
× サーバー構築、ネットワーク設定などパソコンに自信がないと難しい |
プレイできる時間 | 〇 いつでも可能(常時オンライン) |
×~△ ホストがゲームを終了すると他のプレイヤーは切断される |
△~〇 サーバーを起動していない時は友達は遊べない |
プレイできる人数 | 〇 大人数でのプレイが可能 |
△ 大人数でプレイするためには、スペックの高いパソコンやネットワーク環境が必要 |
△ 大人数でプレイするためには、スペックの高いパソコンやネットワーク環境が必要 |
プレイの快適さ | ◎ 安定動作 |
△ 安定動作のためには、スペックの高いパソコンや高速なネットワーク環境が必要 |
△ 安定動作のためには、スペックの高いパソコンや高速なネットワーク環境が必要 |
向いている人 | 利用料金が多少かかってもいい人 いつでもプレイできるようにしたい人 大人数で安定したプレイ環境で快適に遊びたい人 |
サーバー構築をしたくない人 自分がいるときにプレイできればいい人 とにかく無料で遊びたい人 |
パソコンに自信がありサーバー構築・管理は苦にならない人 いつでもプレイできるようにしたい人 とにかく無料で遊びたい人 |
1番おすすめなのはレンタルサーバーを借りてマルチサーバーを構築する方法です。
他のやり方の場合、サーバー(ホスト)側のPC性能と回線性能が足りていないと、動作がカクついたり、フリーズしてしまうことがありますが、レンタルサーバーは専用のサーバーで回線も強固なため、こういった不具合はまずありません。
また、Steamで常時開放するためには、自宅でPCをつけっぱなしにする必要がありますが、常時開放すると、PCで他の作業がしづらかったり、電気代が多くかかってしまいます。
レンタルサーバーは、レンタルサーバー代が掛かりますが、電気代 + サーバー代で月1,000円程度なので、実はトータルコストが1番安いです。
Core Keeperのマルチプレイにおすすめのレンタルサーバー
ConoHa for GAME
サーバー名 | ConoHa for GAME |
---|---|
メモリ/CPU | 4GB/4コア |
ストレージ | 100GB(SSD) |
スペックの変更 | スペックアップ/ダウン両方可能 |
初期費用 | 無料 |
月額 | 1ヶ月契約:3,608 円/月 3ヶ月契約:3,520 円/月換算 6ヶ月契約:3,465 円/月換算 12ヶ月契約:2,772 円/月換算 |
時間課金 | 6.6円/時 |
構築の難易度 | ★(簡単) |
「ConoHa for GAME」は、マインクラフトやARKのマルチサーバー構築で有名な、ゲーマーからの認知度が非常に高いサービスです。
複雑なサーバー構築を簡単にできてしまうのはConoHa for GAMEだけのメリットであり、下位スペックから上位スペックへの変更だけでなく、上位スペックから下位スペックへの変更も可能で自由度も高いです。
メモリサイズ毎にプランが用意されており、メモリサイズが大きいほどサーバースペック(メモリ、CPU、SSD)が高い設定となります。
また、1時間単位での課金制を導入しているため、短期間利用にも適しており、長期利用することが決まっている場合は「VPSきっぷ割り」を活用することで月額料金を安くすることが可能なのでコスパも良いです。
安く簡単にマルチサーバーの構築をしたい人には、ConoHa for GAMEが断然おすすめです!
>>>20分で簡単に設定可能!【ConoHa for GAME】
さくらVPS
サーバー名 | さくらのVPS |
---|---|
メモリ/CPU | 4GB/4コア |
ストレージ | 200GB(SSD) |
スペックの変更 | スペックアップのみ可能 |
初期費用 | 無料 |
月額 | 1ヶ月契約:3,960円/月(東京リージョン) |
時間課金 | 3,630円/月換算 |
構築の難易度 | ★★(普通) |
レンタルサーバーの老舗・さくらのレンタルサーバーが運営するVPSサーバーです。
さくらのVPSはストレージ容量が200GBとあり、たっぷり14日間のお試し期間があることが他のレンタルサーバーと比較して大きなメリットとなります。
場所の選定(大阪・東京・石狩から1つを選ぶ)と1年契約をすると、大幅に料金が割引されます。
ただ、月額費用については、時間課金制が導入されていないため最低でも数日のみ使用した場合でも等しく1ヶ月分の費用が発生してしまうのと、契約時に「2ヶ月分の費用」を支払う必要があることがあるので、短期利用には向きません。
2ヶ月以上利用するのを前提にしているのであれば、スペック的にも大満足なレンタルサーバーです!
KAGOYA CLOUD VPS
サーバー名 | KAGOYA CLOUD VPS(KVM) |
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メモリ/CPU | 4GB/4コア |
ストレージ | スタンダードプラン:80GB(SSD) 大容量プラン:600GB(SSD) |
スペックの変更 | スペックアップのみ可能 |
初期費用 | 無料 |
月額 | スタンダードプラン:1,650円/月 大容量プラン:2,640円/月 |
時間課金 | スタンダードプラン:59円/日 大容量プラン:95円/日 |
構築の難易度 | ★★★(やや難しい) |
「カゴヤ・ジャパン」のVPSは、他のサーバー業者と異なり、メモリのGB数が細かく調整できるので、必要に応じて都度プランを切り替えることもできます。
最も料金が低いプランは最大で月額550円しかかからず、SSDを30GBから50GBに変えても、100円程度プラスになるだけで値段で比較すると圧倒的です。
また、KAGOYA CLOUD VPSは時間課金制を取り入れており、1日単位での利用料支払いが可能です。
KAYOGAが運営する「カゴヤのサーバー研究室」にて、サーバーの立て方に関する解説(公式マニュアル)を公開しているので、初心者でもマルチサーバー構築は可能なので、勉強しながら挑戦してみても良いでしょう。
>>>メモリ1GBあたりのコスパで比べたら「KAGOYA CLOUD VPS」
Xserver VPS
サーバー名 | Xserver VPS |
---|---|
メモリ/CPU | 4GB/4コア |
ストレージ | スタンダードプラン:100GB(SSD) 大容量プラン:- |
スペックの変更 | スペックアップ/ダウン両方可能 |
初期費用 | 無料 |
月額 | スタンダードプラン:2,200円/月 大容量プラン:44,200円/月 |
時間課金 | スタンダードプラン:73円/日 大容量プラン:1,425円/日 |
構築の難易度 | ★★(普通) |
Xserver VPSは国内シェアNo.1レンタルサーバー「エックスサーバー」が運営するVPSサービスです。
19年以上積み重ねた豊富なサーバー運用実績と安定したサーバー環境を提供する確かな技術力を元に、最高品質のサービスを提供し続けています。
最安値プランはわずか月額470円で、vCPU3コア、メモリ2GBといったハイスペックなサーバーが使える国内最安クラスのハイコストパフォーマンスを実現しています。
アプリケーション開発、Minecraft用サーバー構築からサイト・ブログ制作まで様々な用途において利用できるサーバーの管理者権限(root権限)も付与されるので、マルチサーバー以外に色々と使い道があるのも嬉しいです。
Core Keeperのマルチプレイ用のサーバーを立てる方法
Core Keeperのマルチプレイ用サーバーの必要スペック
4人以下 | 5~10人 | 11人以上 | |
---|---|---|---|
メモリ | 2GB | 4GB | 8GB |
VPSを選ぶ際は、スペックの「メモリ」が重要になってきます。
サーバーをはじめ、パソコン上の全てのソフトウェアはメモリを使用して動いており、メモリを沢山使用できると、ソフトウェアは高速な処理を行うことが可能になります。
メモリが不足するとサーバーの動作が不安定になり、サーバーの処理が追いつかなくなったり、サーバーが落ちる可能性があります。
Core Keeperの場合は、いっしょに遊ぶ人数によって変わってきますが、3~4人でワールドの広さがMediumぐらいであれば、メモリが1Gほどでも十分です。
マルチプレイするためのサーバーを契約する
マルチサーバーを立てるには、最初にアカウントを作成してからサーバーを構築します。
まずConoHaアカウントを作っていきます。(アカウントの作成は無料)
ConoHaのWebサイトにアクセスし、「今すぐお申し込み」にてアカウント作成を開始します。
Conohaでは長期利用割引プランのVPS割引きっぷが用意されており、36ヵ月であれば通常料金よりも最大75%OFF、月額277円からConoHa for GAMEを利用できます。
>>>20分で簡単に設定可能!【ConoHa for GAME】
アカウント作成画面になりますので、アカウント情報を入力します。(必須と書いてあるところだけでOKです)
アカウント情報の入力が完了すると次は本人確認となりますが、「電話認証」か「SMS認証」を選べますが手っ取り早いのはSMS認証です。
「電話番号欄」に携帯電話(スマホ)の電話番号を入力し、「SMS認証」ボタンをクリックするとショートメッセージサービスで4桁のConoHa認証コードが携帯電話にすぐに届きます。
届いた4桁の数字を認証コード欄に入力し、「送信」ボタンを押して認証が完了すれば本人確認完了です。
認証が終わったらお支払い方法の選択です。
なお、お支払い方法を選択しても、お試し期間の10日間以内の利用でしたら費用引き落としはされません。
- クレジットカード払い
- ConoHaチャージ
- ConoHaカード
一番オーソドックスですぐに始められるのはクレジットカード払いです。
ConoHaチャージは、前払いタイプの支払い方法で、コンビニ、銀行、クレジットカードなどで支払いできますが、事前にチャージを入金しないと利用できないので手間が少しかかります。
ConoHaカードは、カードに記載のクーポンコードをコントロールパネル画面で入力するだけで、購入金額分をサービス料金の支払いに利用できるプリペイドカードのことで、こちらも事前にConoHaのウェブサイトやAmazonなどで購入する必要があります。
なお、ConoHa for GAMEでは、メモリサイズ毎にプランが用意されており、メモリサイズが大きいほどサーバースペック(メモリ、CPU、SSD)が高い設定となります。
赤枠がCoreKeeper対応のプランとなっており、2GB以上のプランが推奨です。
10人以上のプレイでしたら、4GBプランがおすすめです。
プランを決めたら、イメージタイプを「Ubuntu(20.04)」を選択して、rootパスワードを入力、右側の「追加ボタン」をクリックしてサーバー追加完了となります。(約10秒くらいでサーバーの追加処理が完了します。)
マルチプレイするためのサーバーを構築する
①Core Keeper用サーバープログラムを導入
最初に、ConoHaサーバーにCore Keeper用サーバープログラムを導入していきます。
まず、ConoHaのコントロールパネル画面にある「コンソールアイコン」をクリックしてコンソール画面を起動。
ログインIDは「root」、パスワードはアカウント作成時に決めた文字列となります。(※Tera TermなどのアプリログインしてもOKです。)
コンソール画面が起動したら、Core Keeper用サーバープログラムを導入するために必要となるライブラリ群をインストール後、SteamCMDをインストールして実行します。
# dpkg –add-architecture i386
# add-apt-repository multiverse
# apt-get update
# apt-get dist-upgrade
# apt-get install steamcmd
# steamcmd
起動したSteamモード上で匿名ユーザ(anonymous)としてログインし、Core Keeper用サーバープログラムをインストール、完了したらSteamCMDを終了します。
Steam > login anonymous
Steam > force_install_dir /opt/ck_server
Steam > app_update 1963720 validate
Steam > exit
app_updateで指定する「1963720」はSteamで管理されているCore Keeper用サーバプログラムのIDを示しています。
②ファイアウォールのポート開放
次に、Core Keeper用サーバーのファイアウォールのポート開放を行い、サーバーを起動していきます。
システムのファイアウォールを有効にし、Core Keeper用サーバーのみにアクセスできるようにポートを開放しておきます。(※Core Keeperでは、2つのUDPポートを開放しておく必要があります。)
# ufw enable
# ufw allow 27015/udp
# ufw allow 27016/udp
# ufw reload
③サーバー起動
steamクライアントライブラリをコピーし、最後にCore Keeper用サーバーをインストールしたディレクトリでサーバーを起動させます。
# mkdir /root/.steam/sdk64
# cp /root/.local/share/Steam/steamcmd/linux64/steamclient.so /root/.steam/sdk64/
# cd /opt/ck_server
# ./_launch.sh
黒画面に「Game ID」が表示されればサーバー起動完了です。
Game IDはあとで使いますのでメモしておきましょう。
以上でサーバー側の準備は完了です。
サーバーへの接続方法(ホスト側)
まずはホストとなりワールドへ招待する側が世界を作成します。
Core Keeperアプリを起動し、画面左側にある「ゲームに参加」をクリックします。
次の画面になりましたら、サーバー作成時の「Game ID」を入力後「参加」ボタンをクリックします。
あとは、友達にGame IDを伝え、同様の手順でサーバーに接続してもらうと一緒にプレイできます。
サーバーへの接続方法(ゲスト側)
参加する側もメインメニューの「ゲームに参加」を開きます。
フレンドから送られてきたIDを入力することでゲームに参加することができます。
Core Keeper でマルチプレイまとめ
Core Keeperは、オンラインでの協力プレイも見どころとなっているサンドボックス型のアクションゲーム。
仲間と共に資材を採掘したり、敵と戦ったり、拠点を建築するなど、友人と一緒にプレイすると更に楽しみ方が広がります。
Steam機能でもマルチプレイは簡単に出来ますが、自分でサーバーを用意した方が自由度は高いので、興味がある方は是非挑戦してみてください。