CS:GO(Counter-Strike: Global Offensive)のスペック /推奨・必要スペック、おすすめゲーミングPC
CS:GO(Counter-Strike: Global Offensive)とは
Counter-Strikeは2012年に登場して以来、世界一プレイされた(されている)と言われているオンライン対戦型のFPSです。
本作のCounter-Strike: Global Offensive(以下CS:GO)は、様々な新規要素を追加してブラッシュアップされた『パワーアップ版のCS』とも言えます。
MAPはCS1.6からのお馴染みのMAPをベースに少し変更を加えたり、不具合や想定していない箇所からの有利ポジションなどを修正する等、積極的なアップデートも行われています。
ゲームのシステムについては、R6S(レインボーシックスシージ)やAPEX等多くの有名ゲームタイトルのお手本になっていると言われています。
まずは本作をプレイすればfpsがどのようなものか分かると言われるほどの「FPSの王道」とも言える作品になっています。
近年ではeスポーツと呼ばれる競技シーンでも正式種目として採用、プロゲーミングチームやプロリーグも確率しており、100万人を超える視聴者が観戦する程の人気です。
初期のCounter-Strikeが登場から8年経っていますが、人気が継続している大きな理由は2つあります。
人気の理由①:2018年から始まった基本無料化
本作は元々は$14.99と有料だったのですが、無料で遊べるようになった事でユーザー数が爆発的に増えました。
有料タイトル並のクォリティを無料で遊ぶ事が出来るのだから、これは当然の帰結と言えるでしょう。
基本無料化後も課金要素でガチャとSteamのマーケットを利用した装備スキンの購入だけありますが、装備スキンは見た目が変わるだけで性能は一切変わりません。
一応ナイフはモーションと形が変わるため、操作しやすいと感じるものがあるかもしれませんが、ナイフスキンは6,000円を超えてしまうので無理に購入しなくても全然楽しめます。
人気の理由②:初心者でも活躍可能なモードがある
例えば、本作の代表的なモードのカジュアルは、2つのチームに分かれて相手を全滅させたら1ポイント獲得、最終的にポイント数の多いチームが勝利という分かりやすい内容となっており、初心者でも簡単に慣れやすいです。
さらに、バトルに使用する銃はアサルトライフルやサブマシンガンなど、とても種類が豊富なので一戦ごとに変更したり相手チームの武器構成に合わせて使い分けることで戦況を有利にすることが可能です。
本作の場合は、遠くから狙えるスナイパーライフルや上級者にくっついてショットガンやグレネードで援護するなど、初心者でも活躍できるシチュエーションが多いため誰でも気軽に遊べることが人気につながっています。
注意点①:メインのランクマッチは上級者が幅を利かせている
本作はモードによって棲み分けがハッキリしており、メインのモードはランクマッチです。
カジュアルやデスマッチルールは自分主体の戦いなのに対して、ランクマッチでは5人1組のチームとして動かなければならず、様々なしきたりが存在します。
例えば、ランクマッチでは、MAPは知っていて当然動けて当然という風潮があり、初心者にとっては参入し辛い環境でもあるので、いきなりランクマッチに入り、味方からの罵詈雑言に心が折れてしまう事もあるかもしれません。
また、CS:GOでは武器はラウンドごとに手にしたお金で購入するシステムですが、チームメンバーの所持金を確認して武器を買って挑むか、武器を買わずに初期のハンドガンだけで戦うエコラウンドとするかの選択をまず迫られます。
この時、カジュアルやデスマッチのように自分が買えるからと武器や装備を購入してしまうと、他のメンバーは所持金不足で装備や武器を購入できずエコラウンドを選択せざるを得なくなってだいひんしゅくを買います。
この辺りの暗黙の了解を詳しく教えてくれるチュートリアルがないので、暗黙のルールを勉強してからランクマッチに参加するようにした方がよいでしょう。
カジュアルルールによる公式サーバー等でのプレイは、あくまでも初心者向けという事ですね。
注意点②:日本語が通じないプレイヤーもいる
本作は全世界のプレイヤーが参加しています。
つまり、チームメイトが必ずしも日本語の通じるプレイヤーとは限らないという事も理解しておいた方がいいです。
>>>CS:GO(Counter-Strike: Global Offensive)公式サイト【Steam】
CS:GO(Counter-Strike: Global Offensive)の推奨スペック
最低スペック
Windows | Mac | |
---|---|---|
OS | WindowsR 7/Vista/XP | OS X 10.11(El Capitan)以降 |
CPU | IntelR Core 2 Duo E6600 AMD Phenom X3 8750 |
Intel Core Duoプロセッサー(2GHz以上) |
メモリ | 2 GB以上 | |
グラフィックカード | 256 MB以上、DirectX 9互換 Pixel Shader 3.0対応ビデオカード |
ATI Radeon HD 2400以上 NVIDIA 8600M以上 |
ストレージ | 15 GB以上 | |
DirectX | ersion 9.0c | – |
CS:GOは、Steamの公式では最低動作環境しか公開されていませんがかなり低い数値です。
推奨スペックがこの2倍くらいだと考えても、ローエンドのゲーミングPCで充分と言えるでしょう。
なお、Windows版のOSはWindows7までしか書いていませんが、Windows10でも動作します。
当サイトの推奨スペック
解像度 | 1920 x 1080 | ||
---|---|---|---|
モニター | ノーマル(60Hz) | ゲーミング(144Hz) | ゲーミング(240Hz) |
OS | Windows 10 64-bit | ||
CPU | Core i3 10100、Core i3 12100 | Core i3 10100、Core i3 12100 | Core i5 11400、Core i5 12400 |
GPU | GTX 1050 Ti 4GB | GTX 1050 Ti 4GB | GTX 1660 、RX 580 8GB |
メモリ | 8GB | ||
ストレージ | 250GB SSD |
グラボ
- ノーマル(60Hz):GTX 1050 Ti 4GB
- ゲーミング(144Hz):GTX 1050 Ti 4GB
- ゲーミング(240Hz):GTX 1660 、RX 580 8GB
ロンチが2012年と古く、最高設定でもローエンドグラボの「GTX 1050 Ti」があれば144fps以上、GTX 1660クラスでも240fps以上を出すことも可能です。
なお、CS:GOのVRAM使用量は約1GB程度と非常に少なく、GTX 1050 Tiでも今どき「4GB」ものVRAMが搭載されているので、ローエンドのグラボでも全く問題ありません。
とは言っても、本作はグラフィックス自体が今風ではないので、高解像度でゲームをプレイするメリットも薄いので、コスパ優先ならグラフィックボードは最低限で抑えてもプレイに支障はありません。
CPU
- ノーマル(60Hz):Core i3 10100、Core i3 12100
- ゲーミング(144Hz):Core i3 10100、Core i3 12100
- ゲーミング(240Hz):Core i5 11400、Core i5 12400
CPU性能はフレームレートに大きく影響するので、性能が高いに越した事がありません。
ただし、多くのプロゲーマーでも低解像度×最低設定でプレイしていることを考慮して、フレームレートを稼ぐプレイスタイルなのであればCore i3シリーズでも十分です。
グラボを別途組み込むならば、Ryzen 5 3500をオススメします。
メモリ
- ノーマル(60Hz):8GB
- ゲーミング(144Hz):8GB
- ゲーミング(240Hz):8GB
公式の最低動作スペックは2GBになってますが、流石に今時のゲームでは少なすぎます。
グラフィックボードに関わらず、CS:GOのメモリー使用量はWindows 10と合わせて約5GB程度は使用しますので、最低8GBは搭載しておきましょう。
ストレージ
- ノーマル(60Hz):250GB以上
- ゲーミング(144Hz):250GB以上
- ゲーミング(240Hz):250GB以上
CS:GOの必要容量は15GBと少ないので、そこまで容量を気にすることはありませんが、今時のゲーミングPCなら250GB以上は搭載しておきたいところです。
ゲームの起動やOSの起動が早くなるので、HDDよりはSSDを使ったPCが良いでしょう。
予算との相談になりますが、NVMe接続のSSDをメインストレージに使用したPCであれば、より早くなります。
CS:GO(Counter-Strike: Global Offensive)のベンチマーク
検証環境
以下のスペックの自作PCを使って、実際に動作検証を行ないました。
CPU | Core i7 8700(6コア / 12スレッド / 4.30 GHz)他 |
---|---|
ビデオカード | GTX 1650他 |
マザーボード | ASRock「B450 Steel Legend」(AMD B450) |
メモリ | DDR4-3200 8GB×4、DDR4-2666 |
ストレージ | 256GB NVMe M.2 |
電源ユニット | 750W 80PLUS GOLD |
設定については以下の通り最高設定にしてあります。
グラボ別ベンチマーク
グラフィックボード | フレームレート(fps値) |
---|---|
RTX 3070 | 262 fps |
RTX 3060 | 262 fps |
RTX 2070 | 261 fps |
RTX 3050 | 260 fps |
RTX 2060 | 259 fps |
RX 580 | 249 fps |
RX 570 | 227 fps |
GTX 1660 Ti | 212 fps |
GTX 1650 | 201 fps |
GTX 1050 Ti | 182 fps |
GTX 1050 | 167 fps |
さすがに2012年のゲームだけあって、最高設定でも、どのグラフィックボードも余裕の200fps超え。
ローエンドグラボのGTX 1050や1050 Tiでも、平均フレームレートは余裕で144fpsを突破します。
フルHDゲーミングにおいて最高のグラボであるRTX 3060だと平均260fpsに達しており、これ以上のグラボを使ってもフレームレートは250~260fpsで頭打ちとなるので実質不要です。
CS:GOしかプレイしないのであれば、GTX 1050 または GTX 1050 Tiでも平均150fps以上出るので十分です。
とは言っても、240Hzのモニターを使ってのプレイや、CoDシリーズやBFシリーズといった他のfpsの最新作もプレイするならRTX 3060クラスを搭載しておきたいところですね。
CS:GO(Counter-Strike: Global Offensive)はグラボなし、低スペックPCで操作できる?
結論から言うと、画質設定を最低であるLowレベルまで引き下げるのであれば、グラボ機能であるGPUを内蔵したCPUでも、問題なく動作します。
intel製品であれば、intel HD Graphics 630やIris Plus Graphics G7などが内蔵グラフィックスですが、例えばCore i5 10400であればintel HD Graphics 630を内蔵していますので、グラボ無しでもプレイできます。
AMD製であれば、最新のRyzen4000シリーズであれば、RADEON GraphicsというGPUを内蔵しているので、そちらでプレイするのもありでしょう。
ただ、他のPCゲームで遊ぶことを考えるならば、やはりグラボは搭載しておきたいところです。
また、GPU内蔵型のCPUを使う場合は不足するビデオメモリをメインメモリで補うため、メモリ容量に気を使うべきです。
メモリは、一定以上の容量が確保されないとフレームレートが落ちてカクカクな動作になるか、まるで水中にいるかのようなスローモーションのような動作になってしまいます。
グラボが無くても動くと言っても、あまりにも低すぎるスペックのマシンではさすがに動かないのでご注意下さい。
おすすめのCS:GO(Counter-Strike: Global Offensive)推奨ゲーミングPC
デスクトップ
144Hzモニターでプレイ
正式名称 | G-Tune DG-A5G1B |
---|---|
CPU | AMD Ryzen5 4500 |
グラフィックス | GeForce GTX 1650 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB NVMe SSD |
無線 | Wi-Fi 6E( 最大2.4Gbps )対応 IEEE 802.11 |
価格 | 139,800円(税込) |
販売元 | G-TUNE |
G-TUNEでコスパNo1のエントリークラスのゲーミングデスクトップPC。
CPUをRyzenにして、最もコスパに優れていると言われるグラボのGTX 1650を搭載しています。
ただ安いだけでなく、実際にゲーミングパソコンを使用するゲーマーの声を元に作られている点も見逃せません。
外観は無駄を省いたシンプルなシルエットのマット仕上げで、パソコンでゲームをする際の利便性を追及したデザイン性になっています。
更に、VRで活用の多いHDMI端子をフロントに設置する等、ユーザーの事を徹底的に考えられており、非常に満足感が高いモデルになっています。
240Hzモニターでプレイ
正式名称 | G-GEAR GA5J-B221/B2 |
---|---|
CPU | Core i5-12400 |
GPU | GeForce RTX 3050 / 8GB (GDDR6) |
メモリ | 16GB DDR4-3200 |
ストレージ | 500GB SSD (M.2規格 / NVMe接続) |
価格 | 149,800円(税込) |
販売元 | TSUKUMO(ツクモ) |
汎用性が高さが魅力のツクモの最新のエントリークラスのモデル。
標準構成は最新のRTX3050搭載になっていますが、スペック構成について4つのパターンから選べるのが特徴です。
スペックダウンしたGTX1650のモデルであれば税別10万円から購入できますし、+3万円出せばRTX 3060 Tiのミドルレンジのモデルにカスタマイズできます。
PCケースの配置にもこだわっており、高速転送可能なUSB3.0ポートをアクセスしやすいフロントポートに標準で搭載。
USB2.0規格に比べ転送速度が大幅にアップしていますので大容量データの転送も楽々行えます。
他社の知名度が高いエントリーモデルは軒並み売り切れ&高騰中ですが、本機は売れ筋だけあって、在庫が豊富で価格も安定しているのもありがたいです。
ノートPC
正式名称 | G-Tune P5-RT |
---|---|
液晶 | 15.6型 フルHDノングレア (LEDバックライト) |
重量 | 約2.01kg |
CPU | Core i7-12700H |
グラフィックス | GeForce GTX 3050 Ti |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD MVNe512GB |
価格 | 209,900円(税込) |
販売元 | G-TUNE |
G-tuneのゲーミングノートで売れ筋ベスト3常連のP5シリーズの最新モデルです。
持ち運びプレイを前提に作られているため、本体が非常に軽く、バッテリー駆動時間も約8.5時間と非常に長いです。
スペック的にはエントリークラスの立ち位置ですが、GTX1650Tiの上位互換のグラボを積んでいるので、重めの最新ゲームでも、ほとんどのタイトルで中設定で快適にプレイできます。
CS:GO(Counter-Strike: Global Offensive)スペックまとめ
10年前のゲームという事もあり、CS:GOはかなりスペックの低いPCでもプレイできます。
プロでも最低設定でプレイしている事が多いゲームであり、画質もそこまで気を遣う必要はなく、初心者にとってもかなり敷居が低いゲームと言えるでしょう。
ローエンドのグラボでも144Hzモニターを使えるので、ゲーミングモニター入門用としても最適です。