DbD スペック

DbD スペック /最低スペック・推奨スペック

最低動作環境 推奨動作環境
OS 64-bit OS (Windows 7, 8, 8.1) 64-bit OS (Windows 7, 8, 8.1 または それ以上)
CPU Intel Core i3-4170
または AMD FX-8120
Intel Core i3-4170 以上
または AMD FX-8300 以上
メモリ 8 GB RAM
グラフィックカード DX11 互換のGeForce GTX 460 1GB
または AMD HD 6850 1GB
DX11 互換でVRAM 4GBのGTX 760 以上
または HD 8800 以上
ストレージ 25GB以上
DirectX DirectX 11
ネットワーク ブロードバンドインターネット接続
サウンドカード DirectX 11 互換のサウンドカード

公式の最低スペックは「最低画質30fpsで遊べる程度」、推奨スペックは「最低画質60fpsで遊べる程度」が基準になっています。

Dead by Daylightは、元々超高画質なゲームではないですし同時にプレイするのもたった5人なので、かなりゆるい推奨スペックの部類に入るゲームであると言えるでしょう。

そもそもDbDは2016年に販売されたゲームなので、OSがWindows7でもOKですしCPUもIntel Core第4世代のi3シリーズでも遊べます。

グラフィックボードにおいては、推奨動作環境をみてみてもGTX 760という5年以上も前のグラボとなっており、GTX 760のベンチマークテストの結果は、人気のGTX 1070や1080の半分程度である事からも低スペックPCでも十分動作する事が分かります。

現在はWindows10、Intel Coreは第9世代、GeForceもGeForce RTXシリーズまで出ているので、2世代から5世代ほど古いスペックということが分かります。

ただし、メモリ8GBが必要なので余裕を持ったスペックのゲーミングPCが必要です。

また、DbDは2018年6月頃の大型アップデートを筆頭に随時アップデートを行っており、今までの動作環境では「動きがに鈍くなった」「カクカクする」などの口コミが多くなっています。

今後のアップデートを考慮すると、上記のスペックもしくはそれ以上のPCを買うのがおすすめです。

必要スペック

CPU Intel Core i3-4170 / AMD FX-8120
グラフィックカード NVIDIA GeForce GTX 460 / AMD HD 6850
メモリ 8GB
ストレージ 25GB

グラフィック設定を最低にする、画面比率を小さくするなどの条件が付きますが、DbDをプレイするだけであればそれほど高いPCスペックを必要としません。

DbDスペック(公式)でのグラボ・GPUは、GTX 460とありますが、デスクトップならGT 740、ノートPC用GPUだとGTX 960Mが同等以上の性能です。

そもそもDbDはCPU依存のゲームなので、インテルの第4世代Core i3シリーズでプレイが可能ですし、AMD製CPUの場合はBulldozer世代のクロックが3.1Ghz以上のFXシリーズでプレイできます。

第4世代Core iやBulldozer世代FXシリーズはCPU性能は良好ですが、2019年の今ではゲーム用としてギリギリのCPUです。

ただし、CPU内蔵GPU(オンボード)では、必要スペックを満たしたものは無いので、グラボ・GPU非搭載の一般的なノートパソコンなどではさすがに動きません。

必要環境ギリギリのGPUでDbDをプレイする場合は、画面比率を小さくしてグラフィック設定を低くする必要があります。

最低環境でDbDをプレイする場合は、発電機の修理中にPCの性能が追いつかず、フレームレートが落ちる現象が発生する可能性があります。

また、DbDにはPCの状態に合わせて画質を調整する機能があり、GPUのメモリが不足してくると画質を落としてくれるのですが、この機能はDbDの設定以上に画質を落としてしまうので、プレイにも支障が出てきます。

最終的にはラグで操作ができなくなり、他のプレイヤーからはワープ移動しているように見えてしまうため、対戦終了後に暴言を吐かれる事もあります。

低スペPCだとサバイバーでプレイする時に致命的!

PCの性能不足で起きてしまうラグは、サバイバーでプレイする場合は致命的な問題です。

サバイバーはスキルチェックというタイミングよくボタンを押す操作がゲーム中に発生するため、ラグが起こればスキルチェックに失敗しやすくなります。

スキルチェックは失敗するとキラーに位置がバレてしまうので、状況次第でゲームの進行が絶望的になります。

キラーでプレイする場合も、ラグや画質の劣化が起きるとサバイバーの追跡が困難になります。

公式が公開しているDbDの最低環境は、基本的にプレイができるかもしれない程度の目安なので、快適なプレイは期待できません。

対戦ゲームであるDbDをプレイするには、快適にプレイできるPCを用意して初めて他のプレイヤーと対戦できる環境になります。

推奨スペック

CPU Intel Core i3-4170 / AMD FX-8300
グラフィックカード NVIDIA GeForce 760 / AMD HD 8800
メモリ 8GB
ストレージ 25GB

DbDは推奨動作環境も低めに設定されていますが、アップデートが行われると不具合が起こる事が多く、PC性能が低いと影響を受けやすく、ゲーム進行に悪影響を及ぼすこともあります。

ゲームの中でもアップデート後の不具合が多いゲームなので、できればPCスペックには余裕をもたせておいたほうが安全です。

推奨環境のGPUはGTX 760 以上のVRAM(ビデオメモリ) 4GBとなっており、6年ほど前のミドルレンジグラボが指定されています。

現在のグラボに直すとGTX1050Tiというかなり安いグラボ(単体価格14,000円)でも推奨スペックを軽々と満たしますし、ノートパソコンでも同じGPUです。

ただし、VRAM 2GBのGTX 1050ではなくTi版のGTX 1050がDbD推奨スペックなので注意です。

通常のDbD推奨スペックのGTX 760は、最近のほとんどのゲームの推奨スペック以上を満たしていないので、他のゲームもできるおすすめはGTX 16シリーズやRTXシリーズが選択肢に入ります。

OS

OSの指定は64bit版である事のみです。

最新のWindowsはWindows10ですが、古いバージョンの7や8.1でもOSが64bit版であればプレイすることができます。

但しWindows7は2020年1月にMicrosoftのサポートが終了したのでセキュリティリスクが非常に高い状であり、現在も使用中の方は早急にWindows10への買い替えを検討する事をおすすめします。

グラボ

GPUの推奨はGeForce 760とAMD HD 8800で、この2つはGTX1050とほぼ変わらない性能を持っているGPUですが、最新の3Dゲームをプレイするには力不足です。

DbDのプレイは可能ですが、プレイ中にラグやフレームレートの低下を起こす可能性があり、現在では入手自体も中古品以外ほぼ無いので、現行品のGPUを購入したほうが快適なプレイができます。

今買える最新では、GTX 1050やGTX 1650が必要スペック以上なのに安いのでおすすめです。

CPU

CPUはIntelモデルの場合2013年に発売された古めのCPUが明記されていますし、Intel Core i3-4170 以上というですのでCore iシリーズの中では下位のモデルです。

一般的に最新3Dゲームではi5たi7が指定されるので、Dead by Daylightはかなり負荷の軽いゲームと言えるでしょう。

1920×1080 / 最高画質 / GTX 970の平均 fps値は、Core i5-4460で53fps、Core i7-6700Kで60fpsになりますので、妥協しない方は最新スペックのCPUのi5-10400やi7-10700、i9-10900K以上がおすすめです。

以下の動画はGTX 970 / Core i5 4460のPCのプレイ動画ですが、52~54fpsキープできています。

PCスペックをGTX 970 / Core i7 6700Kまで引き上げるとほぼ60fpsで張り付きます。

メモリ

メモリ8GBを推奨動作環境とするゲームが多い中で、デットバイデイライトのメモリ推奨動作環境も8GBとなっています。

メモリはPC初心者でも、最も簡単に増設できるパーツですので、自身が使用しているPCに合うメモリやメモリ増設の仕方をググったりすれば比較的簡単に容量を増やすことが出来ます。

ストレージ

DbDの発売当初のストレージは「15GBの空き容量」が必要とされていましたが、実際には2018年10月時点で「18.6GB」となり、その後もアップデートにより必要容量は上がっています。

とは言っても、現在のデットバイデイライトに必要なHDD必要容量は25GBと、昨今のオンラインゲームと比較する少な目の容量といえます。

DbD スペック /おすすめの構成

「画質中で画面サイズが1920×1080、フレームレートが60を維持できること」を快適にプレイするための基準にした場合、以下のスペックのゲーミングPCでプレイされる事を推奨します。

CPU Intel Core i5-8600以上 / AMD Ryzen5 3600以上
グラフィックカード NVIDIA GeForce GTX 1060 6GB / AMD Radeon RX 590
メモリ 16GB
ストレージ 240GB(SSD)

上記の製品だと、推奨スペックよりも遥かに高性能でクオリティーも上がっていますが、10万円=15万円のゲーミングPCでも対応できるので、コスパ重視の方におすすめできるスペック構成です。

おすすめのグラボ

  • ウルトラ画質で60fps以上:GTX 1060 6GB(GTX 1660 SUPER)
  • 最低設定でも良いなら:GTX 1050 2GB

とりあえず「GTX 1060 6GB」を買っておけば、Dead by Daylightは余裕なのは有名な話ですが、最新のグラボだとGTX 1660 SUPERクラスがおすすめです。

グラボはできるだけ性能の良いものを選んだほうがDbDの快適なプレイができるのですが、実はDbDはどんなにPCスペックを上げても約62fpsで制限されています。

つまり、性能が良すぎるグラボを搭載してもオーバースペックとなってしまい、コスパが悪くなるリスクがあります。

最高画質で「60fps」で動作するスペックで、コスパを重視したいのであれば、「GeForce GTX 1060 6GB以上」が狙い目ですが、Dead by Daylight以外のゲームをするのであれば「GeForce GTX 1070以上」が安心です。

最新のグラボでスペック的な最低ラインを挙げるのなら、NVIDIA製であればGeForceGTX1660Ti(SUPER)、AMD製であればRadeon RX 590がおすすめになります。

GeForceGTX1660Tiは価格と性能のバランスが良く、GTX1060よりも性能が上ですが価格はほぼ同じです。

Radeon RX 590はGTX1060と同じような性能ですが、価格が安くなっています。

どちらを選ぶべきか悩んだのなら、GeForceGTX1660Tiがおすすめです。

RadeonはPCの知識に長けていれば良い性能を出せますが、性能はGeForceに及ばず、安定度もGeForceの方がはるかに上です。

予算に余裕があって他のゲームもプレイするのであれば、GeForceRTX2070も選択肢になります。

特にコスパはRTX 2070はかなり優れており、「複数サイトの同時配信」も可能です。

これらはノートPCにも登載されていますが、ノートの場合はCPU性能が少し低い傾向なのでスペック的にはデスクトップに搭載するのがおすすめです。

おすすめのCPU

  • DbD + 他のソフト:Core i5またははRyzen5 3600
  • DbD + 軽いソフト:Core i3 8100
  • とにかく低予算:Pentium G5400

おすすめのCPUは、「4コア」以上で、クロック周波数が少し速め(3.60 GHz以上)のCPUです。

コスパを重視するなら「Core i3 8100」が安い割に4コアなので、おすすめ。

「Pentium G5400」は6000円くらいで買える格安CPUで、画質を落としてゲームをするだけなら悪くないですが、後からやりたいことが増えてくると困るので、積極的には勧めません。

現在の基準で見ると、Core i3-4170やAMD FX-8300をわざわざ選ぶ意味はありませんが、高い性能のCPUは必要はなくても、DbDの場合は対人ゲームなので、推奨環境よりも高めの性能を持つCPUでプレイしたほうが快適です。

DbDをプレイするPCのCPUを選ぶなら、インテル製なら第8世代、または第9世代のCore iシリーズが最適、AMD製CPUの場合は、Ryzenが選択肢になります。

インテル製の最低ラインは第8世代のi5-8600ですが、第9世代のi5-9700や、上位のi7やi9でも問題ありません。

基本的に4桁の数字の先頭が8、または9から始まるCore iシリーズであればDbDを快適にプレイできます。

AMD製の場合は、Ryzen5 2600またはRyzen5 3600が選択肢になりますが、予算に余裕があれば、より上位のRyzen7やRyzen9がおすすめです。

Core iシリーズとRyzenシリーズのどちらが良いかは、何を重視するかによります。

性能はCore iシリーズが高く、RyzenシリーズはCore iに比べると平均で2割ほど性能が落ちます。

そのかわり、RyzenシリーズはCore iシリーズに比べると最大で50%ほど安いので、コストパフォーマンスに優れます。

日本ではゲーム用ならCore iが良いとされていますが、海外ではRyzenがゲーム用として定番です。

どちらを選んでも、DbDを快適にプレイできる性能はあるので、予算に応じて決めてください。

おすすめのメモリ容量

  • グラボのVRAMが4GB以上:8GBでも足りる
  • グラボのVRAMが3GB以下:16GB必須

結論として、マトモなグラフィックボードを使っていればメモリは8GBで間に合いますが、逆に低スペックなグラボを使うと8GBでは足りなくなります。

余裕があれば16GBに増やしておくとDbDのプレイが快適になりますし、ゲーム実況や動画編集なども可能です。

メモリが少ないと、動画配信アプリやゲームが落ちることが多いので、DbD以外の最新ゲームも本格的に動画配信をしたい人は32GBにしておく事をおすすめします。

SSD

DbDの場合は、HDDでも十分に快適なプレイができますが、可能であればHDDではなくSSDにしておくとPCやゲームの起動時間やゲームのロード時間が短縮され快適なPCライフを送ることができますのでおすすめです。

SSDの場合は240GB以上の大容量のモデルを選んでおくと良いでしょう。

規格はSATA,またはM.2どちらでも構いません。

価格はSATA接続のものが価格が安く、M.2接続のものはSATA接続のSSDよりも読み書きが早いのですが、価格は高めです。

M.2接続のものは、マザーボードが対応している必要があるので、よく確認してください。

ゲーミングモニター

Dead by Daylightの場合は、個人的にグラフィックボードと同じくらい重要だと思えるのがゲーミングモニターです。

その理由はゲーミングモデルが搭載している「暗部強調機能」の効果が高いことにあります。

分類上ホラーゲームのため、どうしても画面が暗くなりがちなDead by Daylightですが、「サバイバーとキラー間が視認しにくい」「そもそもサバイバー同士が見えにくい」傾向にあります。

しかし暗部強調機能があれば敵や味方をより速く発見でき、より有利に立ち回れます。

欠点は通常より明るくなるためゲームの雰囲気を損なうことですが、メリットの方が大きいので、DbDは是非ゲーミングモニターでのプレイをおすすめします。

DbD スペック /推奨スペックを検証

以下のスペックの自作PCを使って、実際にDbDの動作検証を行ないました。

CPU Core i7 8700(6コア / 12スレッド / 4.30 GHz)他
ビデオカード GTX 1060 6GB他
マザーボード ASRock「B450 Steel Legend」(AMD B450)
メモリ DDR4-3200 8GB×4、DDR4-2666
ストレージ 256GB NVMe M.2
電源ユニット 750W 80PLUS GOLD

検証方法

検証方法については、Dead by Daylightにはサバイバー(生存者)として参加して、脱出するか処刑されるまでフレームレートを計測しました。

1ゲームが終わったら、別のグラフィックボードに交換して再びサバイバーとしてゲームに参加してフレームレートを計測するのを12枚のグラフィックボードで繰り返して、推奨スペックを割り出しています。

注意点として、Dead by Daylightはフレームレートには60fpsの上限(正確には約62fps)が掛かっています。

内部ファイルを設定すれば62fpsの上限を解除できるが、垢BANされた人もいるので今回は解除せずに計測しました。

動作フレームレートごとの「体感の快適さ」は以下の通りです。

  • 60fps前後:スムーズな動作で疲れにくく、スキルチェックも決まりやすい
  • 50fps前後:ややぎこちない動作で、スキルチェックが若干やりにくい
  • 40fps前後:慣れればプレイできるが、快適ではない
  • 30fps以下:よほど慣れていないと「3D酔い」を引き起こす

グラボを検証

DbD 生存者 1920×1080 ウルトラ設定

グラボ fps値
RTX 2080 Ti 61.9 fps
RTX 2080 61.9 fps
RTX 2070 61.9 fps
GTX 1080 Ti 61.9 fps
GTX 1080 61.9 fps
GTX 1070 Ti 61.9 fps
GTX 1060 6GB 61.9 fps
GTX 1050 Ti 46.7 fps
GTX 1050 41.3 fps
RX 580 8GB 57.9 fps
RX 570 4GB 50.9 fps
RX 560 2GB 27.6 fps

ウルトラ設定のDead by Daylightは思った以上に「重たい」です。

安価なローエンドのグラフィックボードで平均60fpsを出すのは不可能で、GTX 1060 6GBが必要です。

GTX 1050 Ti以下のグラボだとカクつきます。

つまり、最高設定で遊ぶならGTX 1060以上のグラボが必須です。

DbD 生存者 1920×1080 最低設定

グラボ fps値
RTX 2080 Ti 61.9 fps
RTX 2080 61.9 fps
RTX 2070 61.9 fps
GTX 1080 Ti 61.9 fps
GTX 1080 61.9 fps
GTX 1070 Ti 61.9 fps
GTX 1060 6GB 61.9 fps
GTX 1050 Ti 61.9 fps
GTX 1050 59.4 fps
RX 580 8GB 61.9 fps
RX 570 4GB 61.9 fps
RX 560 2GB 57.6 fps

設定を一番低い「低」(LOW)にすると、めちゃくちゃ画質が汚くなるけれど低スペックなGTX 1050 Tiでも上限に張り付くようになりました。

ウルトラ設定だと厳しいグラボでも、設定を下げれば快適に遊べます。

どうしても低スペックPCで行きたいなら画質を最低まで落とす覚悟でがあれば遊べますが、そういう低スペPCだとDead by Daylightは動いても、他のゲームでちゃんと動作するか保証は出来ないことはご留意下さい。

CPUボトルネック

CPUのボトルネックについても検証を行いました。

せっかくGTX 1060 6GB以上のグラボを用意しても、CPUの性能がショボイとフレームレートが落ちてしまう為です。

今回はGTX 1060 6GBを使って、以下の4種のCPUのフレームレートが変化するかどうかを検証しました。

  • Core i7 8700(6コア / 12スレッド / 4.30 GHz)
  • Core i5 8500(6コア / 6スレッド / 3.90 GHz)
  • Core i3 8100(4コア / 4スレッド / 3.60 GHz)
  • Pentium G5400(2コア / 4スレッド / 3.70 GHz)

平均フレームレート

CPU ボトルネック(平均フレームレート)
i7 8700 61.9 fps
i5 8500 61.9 fps
i3 8100 61.9 fps
G5400 61.8 fps

どのCPUを使っても、平均フレームレートに大きな変化はありませんでした。

しっかりしたスペックのグラボさえあれば、CPUは「Core i3」ぐらいの性能があれば十分である事が分かります。

最低フレームレート

CPU ボトルネック(平均フレームレート)
i7 8700 59.8 fps
i5 8500 58.6 fps
i3 8100 47.3 fps
G5400 45.5 fps

安定性には若干の変化が出てしまっており、Core i7とCore i3では、最低フレームレートは約20%も差が出ました。

実際にプレイしている感じとしては、Core i7 / i5 / i3には体感できるほどの性能差は無いのですが、Pentiumレベルになると微妙に画面の飛び(ドロップフレーム)が多いです。

フレームレートを計測するソフト自体がCPU性能を使っているので、他のソフトの影響を受けてフレームレートが落ちやすい事が要因と思われます。

Dead by Daylightに必要なメモリ

実際にメモリが16GBある環境でテストした結果、GTX 1080 Tiの場合は約6.5GB程度、逆にRX 560 2GBだと約8.3GBもメモリを消費していました。

グラフィックボードにも「VRAM」というグラボ専用のメモリが搭載されていますが、ローエンドなグラボは2GBしか入っていない為、不足した分は、メインメモリー側に回されるという仕組みになっています。

つまり、VRAMが少ないRX 560だと、メモリを8GB以上消費します。

推奨グラフィックボードのGTX 1060 6GBならウルトラ設定でVRAMを約3GBほど消費しますが、VRAMが6GBもあるので不足することはないです。

ただし、これはゲーム単体での話なので、他のソフトを立ち上げたりする場合はもっと必要になります。

Google Chromeや動画撮影ソフトなどを立ち上げて、「動画を見ながらゲーム」のように、他のこともしながらとなると、8GBだとメモリ不足になる可能性がある事が分かります。

DbD スペック /おすすめのDbD推奨ゲーミングPC

デスクトップ

とにかくコストを抑えた9万円台のモデル

正式名称 iiyama STYLE-M0P5-R55G-EZX
CPU Ryzen 5 5600G
GPU Radeon Graphics
メモリ 16GB DDR4
ストレージ 500GB NVMe対応 M.2 SSD
電源 350W 静音電源 80PLUS
価格 77,800円(税込)
販売元 パソコン工房

内蔵GPUのマシンですが、メモリ消費が激しいFPSやTPSでなければ比較的スムーズにプレイできるゲームが多い人気モデル。

2022年まではLEVEL-M0P5-R55G-EZXの名称で9万円台で売られていましたが、2023年以降は7万円台で買えるまで値下がりしました。

ドラクエ10やフォートナイト等の数世代前の軽いゲームであれば、60fpsキープも十分に可能。

ただし、動画編集・動画配信のパフォーマンスはあまり良くないので、配信目的であればワンランク上のゲーミングPCを購入するようにしましょう。

iiyama STYLE-M0P5-R55G-EZXの詳細icon

フルHDウルトラ設定プレイにおすすめの10万円台のモデル

正式名称 G-Tune DG-A5G1B
CPU AMD Ryzen5 4500
グラフィックス GeForce GTX 1650
メモリ 16GB
ストレージ 512GB NVMe SSD
無線 Wi-Fi 6E( 最大2.4Gbps )対応 IEEE 802.11
価格 139,800円(税込)
販売元 G-TUNE

G-TUNEでコスパNo1のエントリークラスのゲーミングデスクトップPC。

CPUをRyzenにして、最もコスパに優れていると言われるグラボのGTX 1650を搭載しています。

ただ安いだけでなく、実際にゲーミングパソコンを使用するゲーマーの声を元に作られている点も見逃せません。

外観は無駄を省いたシンプルなシルエットのマット仕上げで、パソコンでゲームをする際の利便性を追及したデザイン性になっています。

更に、VRで活用の多いHDMI端子をフロントに設置する等、ユーザーの事を徹底的に考えられており、非常に満足感が高いモデルになっています。

G-Tune DG-A5G1Bの詳細

ゲーミングノート

GTX1060よりコスパが良いGTX1650搭載モデル

正式名称 G-Tune P5-RT
液晶 15.6型 フルHDノングレア (LEDバックライト)
重量 約2.01kg
CPU Core i7-12700H
グラフィックス GeForce GTX 3050 Ti
メモリ 16GB
ストレージ SSD MVNe512GB
価格 209,900円(税込)
販売元 G-TUNE

G-tuneのゲーミングノートで売れ筋ベスト3常連のP5シリーズの最新モデルです。

持ち運びプレイを前提に作られているため、本体が非常に軽く、バッテリー駆動時間も約8.5時間と非常に長いです。

スペック的にはエントリークラスの立ち位置ですが、GTX1650Tiの上位互換のグラボを積んでいるので、重めの最新ゲームでも、ほとんどのタイトルで中設定で快適にプレイできます。

G-Tune P5-RTの詳細

DbD スペック /スペック十分なのにカクつく時の対処法

DbDは、推奨スペックを満たしていても十分なfpsが出ずにカクつくケースがあります。

DbDをプレイ中にカクつく事が多いタイミング
  • 生存者を発見する
  • 渇望が溜まる
  • 板壊し
  • シェイプのレベル上げ

基本的にはゲーム設定の変更やメモリ増設で改善できますが、稀に回線が原因の場合もあります。

ゲーム設定の調整

設定の[クオリティ]を[LOW]へ下げれば負荷を軽くできます。

さらに、 「フルスクリーンを解除して解像度(%指定)を下げる」 という設定にすると画面を縮小して負荷を軽減することができ、画面は小さくなるもののfpsを改善できるケースがあります。

小さくしすぎてもプレイに支障がでるが、どうしてもカクついてしまう場合は90%~75%くらいから試して見る価値はあります。

メインメモリの増設

メインメモリを消費するものには、プロセスのメモリとGPU共有部分のメモリの2つがあるので 8GBしか搭載していない場合足りなくなり、パフォーマンス低下を引き起こす可能性があります。

タスクマネージャ-を開いてみて、 メモリの使用率が80%近くになっている人はメモリの増設を推奨します。

特にブラウザで調べ物をしたり、DiscordやSkypeを起動しながら 配信や録画をしながら並行作業をしている人は、 メモリは16GB以上搭載されているパソコンを選ぶようにしましょう。

仮想メモリの設定変更

HDDにOSをインストールしてる人は、推奨スペックを満たしていてもラグが起こるケースがあります。

仮想メモリとは、HDD上に一時的にメモリを作り、一部のメモリをHDDから読み書きするすることで 空きメモリが少なくなった場合でも、PCを動作させることが出来る機能です。

一見優れた機能に思えますが、「転送速度の遅いHDDから読み書きをする」という致命的なデメリットがあります。

今主流のメインメモリは、毎秒10GB以上転送することが出来ますが、HDDは毎秒100~150MBしか転送することが出来ません。

メインメモリから読み書きする場合は、転送速度が速いので問題になることはないですが HDDから読み書きする場合は、転送速度が遅いゆえに問題が起きることが多いです。

ゲームをしているときであれば、fpsの急低下や一瞬のフリーズと言った問題が起きます。

仮想メモリは、空きメモリが少なくなった時に真価を発揮する機能なので 大容量のメインメモリを載せている場合には、あまり必要ではないものなので、メインメモリに余裕があるという人は、仮想メモリを800MB程度に設定しておきましょう。

逆に、少なくしすぎたり、使用しない設定にすると不具合が起きることもあるので最低800MBは設定するようにしましょう。

なお、SSDであれば毎秒300~500MB程度は転送できるのでfpsの急低下は起きにくいです。

「SSDの寿命が減るので、仮想メモリを設定すべきではない」 という説も昔はありましたが、今のSSDであれば寿命を気にする必要はありません。

回線が原因の場合

DbDは比較的スペックが低めのゲームですが、通信量が多いゲームなので、 上り70Mbps、 下り10Mbps程度でもラグが起こる可能性があります。

推奨スペックを満たしており、かつ以下の状況でもラグつく場合、回線が原因の可能性が高いです。

DbDのラグの原因が回線であるかどうか見極めるには、スペック不足やPCの動作不良が無いか先に消去法で潰していく必要があります。

DbDのラグの原因が回線である場合のPC環境
  • DbD内の設定で最低設定にしている
  • PC内の温度は問題ない
  • グラボのドライバーは最新の状態
  • DbD起動時のパフォーマンス状況(CPU15~25%程度)
  • チェイス時よく発生する

上記の環境下だと、DbDよりスペックの高い PUBGやOWで100fps以上安定していても、ラグが出るケースが報告されていますので、回線の載せ替えも検討しましょう。

DbD スペック /DbDはグラボなしの低スペックPCで操作できる?

DbDはRadeon RX Vegaシリーズのような一部のCPUに搭載されている内蔵GPUであればプレイができますが、IntelのCPUでグラボなしでのプレイは厳しいです。

そもそもIntelの内蔵GPUはゲーム用途に向いておらず、例えDbDをプレイできる性能でもゲームの様に重い処理を行うのに向いていません。

低スペックPCでのプレイも同様で、最低環境以下のPCスペックでは、DbDを快適に遊ぶことはできません。

性能不足のPCでは、DbDが起動しない、または起動しても低いフレームレートでカクカクな動作になり、プレイが出来ません。

ギリギリまで設定を下げれば低スペックPCでDbDをプレイできる可能性はありますが、快適なプレイは不可能なのでおすすめできません。

どうしても低スペックマシンで快適にプレイしたい場合は、【GeForce NOW】のようなクラウドゲーミングサービスを利用するようにしましょう。

DbD スペック /まとめ

  • CPUはCore i3では将来性に乏しいため「Core i5以上」を選ぶ
  • GPUはGTX 1060 6GB以上を推奨、最新グラボなら「GTX 1660SUPER」推奨
  • 「暗部強調機能付き」モニターがあるとゲームが有利になる
  • グラボ無しのPCでは快適プレイはできない

DbDを快適にプレイするには、インテル製は第8世代、または第9世代のCore i5以上、AMDの場合はRyzen5 2600以上を推奨します。

GPUはGTX 1060 6GB以上が必要ですが、将来性を考えるならGeForce GTX 1660 SUPERがおすすめです。

Radeonでも良いのですが、GeForceの方が価格も性能もバランスが取れています。

また、暗部強調機能のあるゲーミングモニターがあれば敵や味方をより速く発見でき、より有利に立ち回れます。

低スペックPCや、グラボなしPCでのプレイは出来ないことはありませんが、快適なプレイはほぼ不可能、ラグや画質の劣化で、DbDに必要な操作がほぼ出来ない状態になります。

元々高い性能を求めるPCゲームではありませんが、できる限り性能の高いPCでプレイしたほうが、DbDを楽しくプレイできます。