ゲーミングPC 周辺機器
ゲーミングPC 周辺機器 /おすすめゲーミングデバイス17選
スペックの高いゲーミングPCを使用する事だけでもゲームを快適にプレイする事が出来ますが、周辺機器にもこだわる事で更にゲームを楽しむ事が出来るようになります。
特にFPS等の対戦系のゲームは、周辺機器もゲームに特化した製品を使用する事で格段に有利な状況が生まれます。
そんなハイスペックゲームを更に楽しむ為の便利な周辺機器をご紹介します。
ゲーミングモニター
ゲーミングモニターは、一般的なモニターと違って、高リフレッシュレート&低遅延に対応しているのが特徴です。
一般的なモニターのリフレッシュレートは60GHzですが、ゲーミングモニタの場合は144GHzが主流となっており、表示速度だけでも2倍以上の差があります。
ゲーミングモニターを使用していない相手と対戦した場合に、相手より先に画面表示が出来るので、対戦を確実に有利に進めることが出来るようになります。
プロ仕様のゲーミングモニターの場合、160GHzや240GHzに対応したものもあり、対戦系のゲームではゲーミングモニターのスペックの差が勝敗を決める事も多々あります。
FPSユーザーに特に人気なのは広視野角で見やすいウルトラワイドモニターですが、MMORPGメインの人にはマルチモニタもおすすめです。
マルチモニタであれば、メインの画面でゲームをプレイしながら、サブモニタで攻略サイトやツイッター等の情報を表示しておけば、知りたいことをすぐに確認することができますので、面倒くさい転職クエストを攻略する時等に、特に重宝します。
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ゲーミングマウス
ゲーミングマウスは、普通のマウスとの違って非常に多機能です。
ゲーミングマウスの選び方については、FPSやシューティング向きか、MMORPGやMOBA向けかによっても変わってきますが、どちらの場合でも普通のマウスよりボタンが多く、様々なキーやコマンドを割り振ることが出来るようになっています。
実は、ゲーミングマウスの機能はゲーム外の作業をする際にも非常に便利です。
例えば、コピペの機能を一つのボタンに設定しておけば、コピペしたい文章を選択してからそのボタンを押すだけで対応できます。
センサーの精度も非常に高いので、プレゼンの際にポインタを意のままに動かすこともできます。
なお、ゲーミングマウスはLogicoolとRazerの2強と言われていますが、最近のRazerのマウスにはオンボードメモリーという、マウスに設定を保存してくれる機能がついており、業界を1歩リードしています。
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ゲーミングキーボード
ゲーミングキーボードもゲーミングマウス同様、通常のキーボードよりも多機能なのが特徴です。
機能については、マクロキーや複数ボタン同時押し機能がついているゲーミングキーボードが便利ですが、最大のポイントは打鍵感です。
ゲーミングキーボードの場合、キーを押した後の戻りもレスポンスが良く、素早く正確な入力が出来るようになっています。
キーを入力した時の音も、一般的なキーボードはカタカタ鳴りますが、ゲーミングキーボードはカチャカチャという細かい音が鳴ります。
これはキーの内部にあるスイッチがバネが入ったメカニカルキーボードというものになっている為ですが、青軸や赤軸、茶軸といった種類によって押し心地が変わってきます。
自分の指に合ったキーボードを選ぶ事で、ゲームプレイが快適になるだけでなく、有利に進めることが出来るようになります。
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マウスバンジー
マウスバンジーは、マウスのコードを支える為のデバイスです。
一瞬を争うゲームの場合、マウスは有線の方が確実に有利ですが、マウスの激しい動きに、ケーブルが絡まないようにするケーブルマネジメントを行う必要があります。
パソコンの位置にもよりますが、マウスを動かしたときケーブルが机等と接触すると、少なからず引っかかりによるストレスを感じてしまいます。
マウスバンジーを使用する事で常に必要な量のコード長が確保され、更に少し上から吊ることでマウスのコードがマウスパッドや机に触れにくくなり、ケーブルの接触による摩擦ストレスを大きく軽減できます。
このように、マウスバンジーは、有線マウスの操作が快適になるだけじゃなく、ケーブルの寿命向上にも繋がる一石二鳥の便利なデバイスなのです。
市販されているマウスバンジーは、とにかくサイズが大きくて自己主張が強い製品が多いのですが、大き過ぎるとスペースを取って邪魔になりますし、小さ過ぎるものは意味が無いものが多いです。
自分の机の空きスペースに合わせた適切なサイズのマウスバンジーを選ぶようにしましょう。
ゲーミングマウスパッド
マウスパッドにもゲーム向けに作られたものがあります。
ゲーミングマウスパッドは、一般的なマウスパッドよりもマウスの滑りが良いものや、精密な動作を要求するゲーム用に抵抗を強くしたもの等、用途に応じて滑り心地が違います。
サイズも様々なタイプの物が販売されていますが、おすすめはキーボードを含めてデスク全体を覆うような大型サイズのパッドです。
大型だとキーボードの裏面の保護にも繋がりますし、手の疲れが確実に軽減されます。
また、ゲーム向けのマウスパッドは、他デバイスとと比べて値段が安いのも魅力です。
1,000円以下で購入できるマウスパッドも多数あるので、プレイしたいゲームごとにマウスパッドを変えてみるのもおすすめです。
左手用キーパッド
PCゲームの多くは、キャラクターの移動にキーボードのWASDを使いますが、慣れていなかったり、指が届きにくい位置にあるキーを入力する事が億劫に感じる人がいるかもしれません。
そんな人におすすめなのが左手用のキーパッド(左手用デバイス)です。
特におすすめなのは、親指の位置にジョイスティックがあるものです。
これがあると親指一つでWASDによる移動といった複数のキー操作ができるので、ゲームがかなり快適になります。
ゲームパッド(コントローラー)
PC用のゲーミングデバイスと聞くと、最初にコントローラーを思い浮かべる人も多いかもしれません。
コントローラーを使えば家庭用ゲーム機と同じ感覚で楽しむことが出来るので、キーボード・マウスでのゲームプレイが苦手な人でも安心です。
USBによる有線タイプのコントローラーが一般的ですが、最近は無線コントローラーも遅延が少なくバッテリーが長持ちと優秀な製品が沢山登場しています。
1番有名なPC用コントローラーは、間違いなく『Xbox Controller + Cable for Windows』だと思いますが、迷ったらとりあえずこれを買っておけば大丈夫です。
持ちやすい本体に、ボタンの押し心地も良好、他のブランドを冒険するよりも、大安定の”箱コン”を買っておくのが鉄板です。
また、PS4のコントローラーをPCで使えるようにするアダプター(DUALSHOCK 4 USBワイヤレスアダプター)もSONYから出てますので、プレステユーザーはこちらもおすすめです。
サラウンドスピーカー
快適なゲーム環境を構築するのにはサラウンドスピーカーやホームシアターといった音響設備も重要です。
一昔前のゲームであればステレオだけで良かったですが、最近のゲームはどれもサラウンドに対応しており、音の聞こえる位置によりどの方向で何が起こっているのかがわかるようになっています。
ステレオのスピーカーだと左右の方向からしかわからない為、2.1chや5.1chなど出来るだけ複数のchに対応したサラウンドスピーカーを使う方がゲームをリアルに楽しめます。
サラウンドスピーカーにするとどこで何が起こっているか把握できるだけじゃなく、音の迫力や臨場感もあがるので、自分がその場所にいるような没入感を味わうことが出来るのもメリットです。
最近では、マンションやアパートなどであまりうるさくできないという人向けに、疑似サラウンドに対応したイヤフォンやヘッドフォンも販売されています。
特にカナル型イヤフォンだと、周囲への音漏れもなく逆に外部からの音も聞こえないのでおすすめです。
ゲーミングヘッドセット
ゲーミングヘッドセットは、オフラインのソロゲーマーには不要ですが、オンラインのFPSには必須のアイテムです。
ボイスチャットを活用する場合、マイク機能が内蔵されているゲーミングヘッドセットが無いと協力プレイができません。
e-スポーツで活躍するプロゲーミングプレイヤーの人たちもヘッドセットで連携をとっているのが分かります。
MMORPGであればキーボードによるチャット入力での会話で問題ないですが、FPSや協力対戦系のゲームの場合、入力している間に敵にやられてしまったり、危険なポイントを伝えようと入力している間に間に合わなくなってしまう事もあります。
その点、ヘッドセットがあれば両手はゲームプレイに集中したまま、伝えたいことをリアルタイムですぐに伝えることが出来るようになります。
PS4やスマホゲームでもボイスチャットでコミュニケーションをとるのが一般的となりつつあるので、オンラインでゲームを遊びたい人は必ず1つ持っておきましょう。
ヘッドセットも前述のサラウンドに対応した製品が販売されていますので、これから購入する場合はサラウンド対応品のヘッドセットを購入する事をおすすします。
サラウンド対応のヘッドセットの場合、後ろからの足跡を察知など、なによりFPSでプレイスタイルが大きく向上するメリットもあります。
なお、ゲーミングヘッドセットのブランドは、RazerとLogicoolが人気ですが、老舗オーディオメーカーのSENNHEISERもおすすめです。
SENNHEISERはゲーミングブランドではないのですが、音質もコスパも非常にいいので、ヘッドセットは敢えてオーディオメーカーの品を選ぶのもアリだと思います。
ゲーミングチェア
デスクに座って長時間のゲームプレイを行うのであれば、ゲーミングチェアは非常におすすめなアイテムです。
ゲーミングチェアは長時間椅子に座ることを考えて作られているので、一般的なデスクチェアより疲れにくい事は勿論の事ですが、180度リクライニングで仮眠が出来たり、ヘッドレストや腰当て(ランバーサポート)がついていたり、長時間快適に座れるようになっています。
シート自体も身体を包み込むような作りで安定性が高く、アームレスト(肘置き)も逆さや前後左右の位置を自由に決められたりと、ゲームプレイでストレスを感じないように配慮されています。
実際、e-Sportsプレイヤーやプロゲーマーの多くがゲーミングチェアを愛用していますし、廃プレーヤーは1つ購入しておく事をおすすめします。
VRヘッドセット
VRヘッドセットを使用する事で、超リアルなバーチャル・リアリティ(VR)ゲームを楽しむ事ができます。
VR機器のブランドは、OculusとHTCがシェアを二分していますが、2018年に安価な『Oculus Go』が販売されてからは、Oculusがやや有利な販売状況になっています。
元々VR機器は、値段は10万オーバー・ハイスペックなPCが必要・設定が面倒と色々デメリットが多かったのですが、現在では2万円台から購入できるVRヘッドセットも多く、敷居は下がっている状況です。
オーディオインターフェース
ゲームの音質向上・ゲーム実況に必要なのがオーディオインターフェースです。
オーディオインターフェースを購入する場合はUSB電源駆動のものを選びましょう。
コンセントが余計に増えない&配線もスッキリするのでおすすめです。
HDMIセレクター
HDMI入力を切り替えできるセレクターがあれば、PC以外の複数のコンシューマ機の映像を1つのディスプレイで遊べます。
つまり、ゲーム機毎にディスプレイを揃える必要が無いので、ディスプレイ代が浮きます。
HDMIセレクター自体の価格は2,000円程度とかなり安いものもあるので、是非とも1つ手に入れておく事をおすすめします。
HDMIセレクターを選ぶ際は、入力の数が3つ以上あるものが理想です。
3つ入力があれば、PS4とNintendo SwitchをPCと同じディスプレイで遊べます。
配信用キャプチャーボード
ゲーミングPCでゲームプレイを配信したり、録画してYouTubeにアップロードしたりと、配信者に必須なキャプチャデバイスです。
キャプチャーボードはAVerMedia(アバーメディア)が定番のブランドです。
ハッキリ言って、他のブランドから購入するという選択肢は無いくらいに一強なので、これからゲーム配信したい人はAVerMedia(アバーメディア)のキャプチャーボードを購入しましょう。
パームレスト
パームレストは、キーボードやマウス操作の負担を軽減させるアイテムです。
長時間のキーボード使用は左手首が常に固い机の上に固定されるため痛めやすいですが、柔らかいパームレストを置く事で手首が固定されつつ可動域が広くなり負担を軽減させることができます。
パームレストは少し厚めの製品が多く、操作性に若干影響が出る場合もありますので、短時間プレイ主体のFPSユーザーよりも、MMORPGの廃プレイヤーと相性がいいアイテムであると言えます。
モニターアーム
モニターアームは、ディスプレイモニターを宙吊りに固定するアイテムです。
これがあればモニターを縦長で使用することができるので、レーシングゲームで特に役に立ちます。
また、机の上の有効活用ができるため大きめのマウスパッドを使用する時にも邪魔になりません。
ゲームをするときはモニターを前に出し、そうでないときは少し下げて使うなどの切り替えも簡単なので、モニターの可動域の自由度を高めてくれます。
宙吊りタイプは取り付けが少し面倒なデメリットもありますが、最近はスタンド型で縦置きにするタイプのモニターアームも増えています。
自分のプレイスタイルによって、どちらのモニターアームを選ぶか決めましょう。
WEBカメラ
WEBカメラはビデオチャットをしたり、ゲーム配信の際にあると便利なアイテムです。
様々な種類のWEBカメラが販売されていますが、配信用であれば多少高くても画質の高いものを、ビデオチャット用であれば安価なものでも十分です。
パソコンに接続しないでも使えるWEBカメラも多く出ており、WEBカメラ用の長時間駆動のバッテリーを使用できたり、モバイルバッテリーなどの電力供給があれば映像を保存し続けられたりタイプもあります。
ゲーミングPC 周辺機器 /まとめ
ゲーム用に特化した周辺機器を揃える事で、ゲームプレイが快適になる事は間違いありません。
中でも、FPS等の対戦型ゲームの環境に影響を与えるのはモニター・マウス・キーボードです。
これら3つのスペックによって反応速度が劇的に向上するので、PvPが明らかに有利になります。
周辺機器をどれから購入しようか迷っている方は、モニタ・マウス・キーボードから揃える事をおすすめします。