マインクラフト 推奨スペック
マインクラフト 推奨スペック /どんなゲーム?
『MINECRAFT(マインクラフト)』は、立方体のブロックで構成された世界で生きるサンドボックスゲームです。
草原、砂漠、森林地帯、洞窟など、様々な気候や地形、昼夜という概念が存在しており、その世界で自由なプレイスタイルで生活することができます。
クリエイティブモード、サバイバルモード、ハードコアモードの3タイプのゲームモードが存在し、あらゆる物を創作したりする実験や、冒険と生活を主体としたプレイを楽しむことができます。
マイクラはYouTuberのおかげで世界に広まったゲーム!
マインクラフトはリリース当初からゲーム実況動画をYouTubeに共有することをメーカーが公認していたため、ユーチューバーがこぞって実況動画をアップしました。
これが世界中でメガヒットを飛ばした1番大きな理由と言われています。
参考になる動画も多いので、これからゲーム配信を始めたい人が登竜門としてチャレンジするのにもおすすめできるゲームです。
製品版を遊ぶだけなら中古PCでも充分!
マインクラフトの製品版を遊ぶだけなら、実は高性能なパソコンは不要です。
数年前の中古のゲームパソコンでも充分に推奨環境を満たしてくれますし、最近のゲームに比べればめちゃめちゃ軽い部類の入るゲームと言ってもいいでしょう。
マイクラを遊び尽くすには、MODで遊べるゲーミングPCが必須!
マインクラフトではユーザー有志により製作された追加プログラム(MOD)を適用することで描画を精細化することができます。
製品版のままではレトロな平面的な表示ですが、ユーザー有志のプラグラムを追加する事で水面が揺れて木も風にそよぎ、ゲーム世界の見た目もがらりと変わります。
このためマインクラフトをより楽しむにはユーザー製作プログラムであるMODが必須であり、MODを存分に遊ぶには最低でもミドルクラス以上のゲーミングPCが不可欠になります。
マインクラフト 推奨スペック /PCでプレイするメリット
結論を先に言ってしまうと、マイクラはPC版が1番恩恵を受けられる仕様のゲームです。
- 影MODを始めとする多数のMODの導入が可能
- 大人数のマルチプレイ
- PC版の方が操作が快適
- 常に最新バージョンで遊べる
- リソースパック(テクスチャ)が無料
- マップ・ワールドサイズが無限
- PC版はスキンが無料
- 他のユーザーの建築物をダウンロード可能
PC版の最大のメリットは、やはりMODを導入できる点です。
特にマインクラフトの場合、影MODと呼ばれるMODを導入すると、物体に影がついたり水の表面のグラフィックがなめらかになったりと劇的にグラフィックが向上する為、家庭用ゲーム機とは比べ物になりません。
家庭用ゲーム機の操作に慣れていると、PC版が不安な方もいるかもしれませんが、マインクラフトの操作自体がシンプルなので、PC版にすぐに慣れやすいという利点もあります。
また、PC版はアップデートの適用が1番早いですし、マルチプレイで大人数の他のプレイヤーと一緒にプレイ出来るのでMMORPGとして楽しめます。
関連記事:マイクラでマルチプレイをする方法 /Java版マルチプレイサーバーの作り方
更に、テクスチャやスキンが無料で使えるという点も大きいです。
このように、マイクラのゲームの仕様の恩恵を1番受けられるのがPC版のマインクラフトなのです。
マインクラフト 推奨スペック /公式の推奨スペック
必須動作環境 | 推奨動作環境 | |
---|---|---|
OS | Windows 7 | Windows 10 |
CPU | Intel Core i3 3210 AMD A8-7600 |
Intel Core i5 4690 AMD A10-7800 |
メモリ | 4GB | 8GB |
グラフィックカード | GeForce 400 Radeon HD 7000 |
GeForce 700 Radeon RX 200 |
ストレージ | 1GB以上 | 2GB以上 |
DirectX | DirectX 11 | |
解像度 | 1280×720 | 1920×1080 |
公式で推奨されている製品版のマインクラフトの要求スペックはかなり低めの設定になっています。
グラフィックカードは400シリーズもしくはHD7000シリーズ以上必要となっていますが、旧世代のグラボでも充分動きます。
最低限必要な1GB以上の空き容量も、最近のゲーミングPCに比べたら大したスペックではありません。
製品版のいわゆる「バニラ」でプレイするのであれば、10年以上前のゲーミングPCでも遊べます。
マインクラフト 推奨スペック /影MODを入れて遊ぶのに必要なスペック
CPU | Core i5 9400(Ryzen 5 2600) |
---|---|
メモリ | 16GB |
グラボ | GTX RTX2060 |
ストレージ(SSD) | SSD:250GB |
マインクラフトに影MODを適用した場合の推奨スペックは、マイクラの公式サイトで公開されていません。
影MODはユーザー製作のプログラムによるものであり、公式にサポートされているものではないので当然なのですが、CPUがi5以上、グラフィックカードは900シリーズであれば影MODを入れても快適に動作します。
影MODを動かせる最低スペックはGTX1060以上
影MODの中でも特にメジャーなSonic Ether’s Unbelievable Shaders(通称SEUS)の最新版を快適に動作させるには、最低でもGTX1060以上のグラボが必要です。
SEUSでも古いバージョンであれば、スタンダードやウルトラなど軽い設定も用意されており、GTX1060以前のグラボでも動作しますが、v11.0を動かした時は60FPSに届かない場合がありました。
よって、GTX1060の搭載有無が、マインクラフトで影MODを動かす事がギリギリ可能かどうかの判断基準であると言えます。
2020年時点では、GTX1060の後継モデルのGTX1660シリーズが発売されているので、GTX1660・GTX1660 SUPER・GTX1660Tiなら更におすすめです。
影MODを入れてフルHDDで遊ぶ場合はRTX 2060以上を推奨
TRX20番台のグラボを搭載して、1920×1080のフルHDD設定、影MODのSEUSを入れてプレイした場合のFPS値を比べてみました。
バージョンが1.13.2のマインクラフトを、Core i7-8700を搭載したゲーミングPCでグラボだけ載せ替えて測定しています。
グラフィックボード | スコア |
---|---|
RTX2060 | 67 |
RTX2070 | 84 |
RTX2080 | 93 |
RTX2080Ti | 123 |
FPS値60以上であれば、非常に快適に遊ぶ事ができますので、理想はRTX2060以上です。
RTX2060は、前世代のGTX1070Ti相当の性能を持っているメインストリームに相当するスペックのグラボですが、他のフルHDゲームも快適に遊べます。
影MODを使うならメモリは16GB推奨
マイクラは他のゲームと違って、メモリの使用量がどんどん増えていくゲームです。
影MODを入れなくても、ワールドを拡張したり建築物が増えてくると使用するメモリの量が増え、どんどんゲームが重くなります。
『最初は軽かったのに、最近マイクラがカクカクする』という場合、メモリ不足が原因である可能性が高いです。
マイクラはゲームの設定でメモリの割り当て量を変更できます。
最初は1GBですが、設定で4GBなどに割り当てを増やせます。
ただ、メモリの割り当てを増やしても、MODが増えてくると実際には4GB以上使用されるようになるので、最低でも8GB以上、利用は16GB搭載しておく事で余裕を持ってゲームをプレイすることができます。
ストレージはSSDを推奨
マイクラは無限の広さとも言えるワールドマップで遊べるのが魅力ですが、影MODや工業用MODを入れて建築物を乱立していくと、ロードがどんどん時間がかかるようになっていきます。
SSDを搭載しておくと、膨大なワールドマップの情報を読み込む時間もかなり短くなります。
ストレージの容量はマイクラをするだけなら、250 GBで問題ありませんが、
他のゲームも遊ぶつもりなら500GBにしておきましょう。
マインクラフト 推奨スペック /おすすめの推奨PC
バニラ(MOD無し)でもいい人向けのモデル
正式名称 | iiyama STYLE-M0P5-R55G-EZX |
---|---|
CPU | Ryzen 5 5600G |
GPU | Radeon Graphics |
メモリ | 16GB DDR4 |
ストレージ | 500GB NVMe対応 M.2 SSD |
電源 | 350W 静音電源 80PLUS |
価格 | 77,800円(税込) |
販売元 | パソコン工房 |
内蔵GPUのマシンですが、メモリ消費が激しいFPSやTPSでなければ比較的スムーズにプレイできるゲームが多い人気モデル。
2022年まではLEVEL-M0P5-R55G-EZXの名称で9万円台で売られていましたが、2023年以降は7万円台で買えるまで値下がりしました。
ドラクエ10やフォートナイト等の数世代前の軽いゲームであれば、60fpsキープも十分に可能。
ただし、動画編集・動画配信のパフォーマンスはあまり良くないので、配信目的であればワンランク上のゲーミングPCを購入するようにしましょう。
→iiyama STYLE-M0P5-R55G-EZXの詳細
影MODで遊びたい人向けのモデル
正式名称 | G-GEAR GA5J-B221/B2 |
---|---|
CPU | Core i5-12400 |
GPU | GeForce RTX 3050 / 8GB (GDDR6) |
メモリ | 16GB DDR4-3200 |
ストレージ | 500GB SSD (M.2規格 / NVMe接続) |
価格 | 149,800円(税込) |
販売元 | TSUKUMO(ツクモ) |
汎用性が高いのが魅力のツクモの最新のエントリークラスのモデル。
標準構成は最新のRTX3050搭載になっていますが、スペック構成について4つのパターンから選べるのが特徴です。
スペックダウンしたGTX1650のモデルであれば税別10万円から購入できますし、+3万円出せばRTX 3060 Tiのミドルレンジのモデルにカスタマイズできます。
PCケースの配置にもこだわっており、高速転送可能なUSB3.0ポートをアクセスしやすいフロントポートに標準で搭載。
USB2.0規格に比べ転送速度が大幅にアップしていますので大容量データの転送も楽々行えます。
他社の知名度が高いエントリーモデルは軒並み売り切れ&高騰中ですが、本機は売れ筋だけあって、在庫が豊富で価格も安定しているのもありがたいです。
高画質&mod大量投入でも快適なモデル
正式名称 | G-Tune PG-I7G60 |
---|---|
CPU | Core i7-13700F |
グラフィックス | GeForce RTX 3060 |
メモリ | 16GB (8GB×2 / デュアルチャネル) |
ストレージ | 512GB NVMe SSD |
無線 | Wi-Fi 6E( 最大2.4Gbps )対応 IEEE 802.11 ax/ac/a/b/g/n準拠 + Bluetooth 5内蔵 |
価格 | 239,800円(税込) |
販売元 | G-TUNE |
ゲームを最高の環境で楽しみたいヘビーゲーマーの為のモデル。
高性能CPUだけでなく、前世代のRTX2070SUPER以上のグラフィックスGeForce RTX 3060を採用しており、ゲーミングモニターでも快適にプレイする事ができます。
マインクラフトだけを遊ぶならオーバースペック気味の性能ですが、modを大量に入れるとなると、このレベルのPCを用意しておいた方が安心です。
グラボもCPUも最高レベルのものを搭載しているので、工業用MODを入れまくっても快適に動きます。
マインクラフト 推奨スペック /まとめ
マインクラフトはバニラ(MOD無し)で遊ぶか、影MODありで遊ぶかによって、求められるスペックが大きく変わります。
バニラであれば中古品の3万から5万程度のゲーミングPCでも充分ですが、影MOD有りでプレイしたい場合は、出来るだけミドルレンジ上位クラス以上のゲーミングPCでプレイする事をおすすめします。
影MODや工業MODを入れて遊びたい場合は最低でもGTX1060以上、推奨スペックはRTX 2060以上のグラボが必要と覚えておきましょう。
関連記事:マイクラのプログラミングアプリ【無料】