BTOパソコンおすすめメーカー【2023年】 /おすすめBTOパソコン
BTOショップのおすすめパソコン
ゲーミングPCを選ぶ時の基準として、信頼性の高いショップの売れ筋モデルから選ぶというのもおすすめです。
売れ筋を見れば、各メーカーの得意分野や、他のメーカーと比べてコスパは高いのかといったことも分かります。
各ショップの力を入れているモデルは、最もコスパの高いモデルと考えいいでしょう。
ノートパソコン
1位 | 2位 | 3位 | |
---|---|---|---|
モデル名 |
G-Tune E5-165 |
FRONTIER XNM |
OMEN 16 |
GPU | GeForce RTX 3060 | GeForce RTX 3060 Laptop GPU | GeForce RTX 3060 Laptop |
CPU | Core i7-10870H | Core i7-11800H | Core i7-12700H |
価格 | 208,780円(税込) | 184,800円(税込) | 214,800円(税込) |
販売元 | G-TUNE | FRONTIERゲーマーズ | OMEN by HPシリーズ |
2023年時点のBTOショップ各社のノートPCの売れ筋モデルを見てみると、どのモデルもGPUはRTX3060、CPUにCore i7を採用している事が分かります。
つまり、スペック面はどのブランドもほぼ同じです。
価格面で言うとフロンティアが一番安いのですが、これは受注生産方式を取っているからであり、納期が他のショップに比べて遅いという側面もあるので注意しないといけません。
デスクトップパソコン
1位 | 2位 | 3位 | |
---|---|---|---|
モデル名 |
GALLERIA XA7C-R46T |
FRGTB660 |
OMEN 45L Desktop |
GPU | GeForce RTX 4060 Ti | GeForce RTX 3070 Ti | GeForce RTX 3080 Ti |
CPU | Core i7-13700F | Core i7-12700F | Core i7-12700K |
価格 | 209,980円(税込) | 259,800円(税込) | 344,000円(税込) |
販売元 | ドスパラ | FRONTIERゲーマーズ | OMEN by HPシリーズ |
BTOショップのハイエンドデスクトップについては、各社で方針が異なる事が分かります。
コスパ最優先のドスパラはミドルレンジモデルを安く売る事に力を入れている一方で、コアなゲーマーをターゲットにしているOMENは若干高めのハイエンドモデルに力を入れています。
とは言っても、ミドルレンジ以上のモデルになると、一般ユーザーからするとスペックの違いは誤差の範囲になってくるので、どのBTOパソコンを選ぶかは、好みの問題となってくるでしょう。
BTOパソコンおすすめメーカー比較表
BTOメーカー | おすすめ度 | 価格の安さ | 初心者サポート | カスタマイズ | 納期 | レビュー |
---|---|---|---|---|---|---|
G-TUNE | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★☆ | 翌営業日可 | G-TUNEの評判 (マウスコンピューターの評判) |
ドスパラ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★☆ | 当日可 | ドスパラの評判 |
マイニングベース | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★☆ | 最短当日発送 | マイニングベースの評判 |
パソコン工房 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | 当日可 | パソコン工房の評判 |
OMEN by HP | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★☆☆ | 5営業日 | OMENの評判 |
FRONTIER | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | 7営業日 | FRONTIERの評判 |
SEVEN | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | ★★★★★ | 当日可 | SEVENの評判 |
TSUKUMO | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | 3営業日 | TSUKUMOの評判 |
Lenovo | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | 3営業日 | Lenovoの評判 |
STORM | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | 4営業日 | STORMの評判 |
VSPEC | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★★ | 8営業日 | VSPECの評判 |
サイコム | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | 7営業日 | サイコムの評判 |
PCワンズ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★★ | 5営業日 | PCワンズの評判 |
PC-TAKE | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★★ | 納期変動 | PC-TAKEの評判 |
Alienware | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | 16営業日 | Alienwareの評判(Dellの評判) |
テイクワン | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | 納期変動 | >テイクワンの評判 |
DO-MU | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | ★☆☆☆☆ | 5営業日 | DO-MUの評判 |
ZEUS | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★★ | 8営業日 | ZEUSの評判 |
ark | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | 当日可 | arkの評判 |
NEC | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★☆☆☆☆ | 4営業日 | NECの評判 |
富士通 | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★☆☆☆☆ | 当日可 | 富士通の評判 |
エプソン | ★★☆☆☆ | ★☆☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★☆☆☆☆ | 翌営業日可 | エプソンの評判 |
アプライドネット | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | 12営業日 | アプライドネットの評判 |
コナミ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★☆☆☆☆ | 7営業日 | コナミの評判 |
MSI | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★☆☆☆☆ | 7営業日 | MSIの評判 |
ASUS | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | 2営業日 | ASUSの評判 |
GIGABYTE | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | 2営業日 | GIGABYTEの評判 |
Razer | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | 28営業日 | Razerの評判 |
Acer | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | 5営業日 | Acerの評判 |
- おすすめ・・・総合的に見たBTOパソコンメーカーのおすすめ度
- 価格の安さ・・・★が多いほど安いです
- 初心者サポート・・・トラブルサポートの受付対応時間やパーツ構成のわかりやすさ
- カスタマイズ・・・カスタマイズと取り扱いパーツの豊富さ
おすすめの国内BTOメーカーランキング
G-TUNE
- 24時間365日体制の電話サポート&LINEでのチャットサポート
- 故障時は96時間以内に修理完了するスピード
- パーツ構成のバランスが良い
- 日テレ系eスポーツ番組の採用モデル
- プロゲーマーや実況配信者にも人気
- ミドルスペックからハイエンドモデルまで業界最安値クラス
- ゲーミングノートは国内最強
- SSD標準搭載のモデルが非常に多い
G-TUNEは乃木坂46のCMで知名度を爆上げしているマウスコンピューター(親会社は上場企業の株式会社MCJ)のゲーミングブランドです。
最近はイベントにも積極的に参加してユーザーと接する機会を増やしており、様々なプロゲーマーとコラボーレーションをする企画でも話題を呼んでおり、Youtube広告などで見かけることも多いかと思います。
アッパーミドルクラスからウルトラハイエンドまで、高性能なBTO PCが安く購入できることもあり、ゲーミングブランドで在りながらもクリエイターやYOUTUBERなど幅広い層に人気があります。
デスクトップは人気のミドルタワーを中心に販売していますが、エントリーモデルからハイエンドまでG-Tuneが最安値なことが多く、最新モデルのほとんどがSSDを標準搭載していながら、他のメーカーよりも1万円以上安いので値段の安さも国内トップクラスです。
特にゲーミングノートには非常に力を入れており、超薄型の13.3インチが11万円台で購入できるモデル等、そのコスパは国内No1と言っても過言ではないでしょう。
サポート体制も万全で、電話の問い合わせは24時間年中無休で対応、LINEによる問い合わせも取り入れており、問い合わせはいつでも気軽にする事ができます。
- 型落ちのマイナーなグラボは取り扱っていない
- 美味しいセールは季節ごとに開催(年4回程度)
カスタマイズ性はそこまで低いわけではないのですが、「最新パーツで構成したBTOPCをどれだけ安く販売するか」という販売戦略を取っています。
つまり、型落ちのマイナーなグラボを搭載したモデルを激安で購入するような事はできない点は留意しておきましょう。
また、ここ数年でセールやキャンペーンにも強力に力を入れるようになってきていますが、特に美味しいのはボーナスシーズンも含めた季節ごとのキャンペーンなので見逃さないようにしましょう。
ドスパラ
- 業界トップクラスのコスパ
- 分割手数料無料キャンペーンを頻繁開催
- BTOパソコン購入後のサポート受付時間が9時~21時(土日祝は18時)まで対応
- 実店舗も多めなので、対面サポートが受けやすい
- 翌日出荷可能パソコン業界No1
業界トップクラスの知名度と規模を誇る人気のBTOパソコンメーカーで、利用ユーザーの数も多く、e-sportsの普及に積極的で露出も多く更に知名度が上がっています。
価格の安さ・性能・品質とバランス良く高水準なので迷ったらドスパラのBTOパソコンがおすすめ。
BTOではMagnate、ゲーミングPCではGALLERIAといったブランドで展開しており、エントリークラスからハイエンドまで幅広いラインナップを展開。
PCパーツも販売しており、ドスパラしか卸していないパーツも多く取り扱っています。
実店舗で対面サポートを受けられる点はありがたいです。
サポートの評判は悪くないのですが、最近購入者が多すぎてやや手が回っていないのでは?という口コミもチラホラ見かけます。
スピード配送にも定評があり、納品までのスピードはBTO業界No1です。
- 高品質なケースや電源も選択可能だが値段が跳ね上がる
- カスタマイズ性は高くない
- メモリの増設が必要なモデルが多い
- PCケースのデザインがモッサリしている
GRoneケースのや、高品質なCorsairの電源、Crucialのメモリが選べるなど、マウスやパソコン工房とは一味違ったBTOが楽しめるのですが、その一方で値段が跳ね上がる傾向が強いので、コストを抑えると実はカスタマイズの余地はほとんどありません。
主要パーツは大体揃っているので困る事はほとんどありませんが、カスタマイズ性はそこまで高くないと考えておいた方が良いです。
また、値段を安くする為に標準メモリ容量が少なめのものが多く、購入時にメモリをカスタマイズ必須レベルのものが多い点も注意が必要です。
マイニングベース
- 光るLED搭載!ゲーマーの心をつかむ映えるゲーミングPC!
- 多くの組み合わせから構成を選べてバリエーション豊富証
- 他社BTOショップと比較しても割引額が高く、価格が安い
- 最短当日発送という納期の速さ
- 初期不良・永久修理保証・無料増設サポートの手厚い3大保証
- 社長がヤル気に満ち溢れている
2018年5月に設立されたばかりの新しいBTOショップでありながら、クオリティの高さで人気急上昇中のブランドです。
取り扱っているゲーミングPCブランド「ASTROMEDA」は、LEDイルミネーションで他のメーカーとの差別化を図っている事で有名ですが、納期が早い、サポートも丁寧でそのサービス内容は決して大手ブランドに引けをとりません。
何よりキャンペーンの割引価格が業界最大級なので、買い時を選べば最もお得にハイスペックなマシンを手に入れる事ができます。
- 知名度が低い
- ゲーミングノートは取り扱い無し
設立されてからまだまだ新しいブランドなので、知名度は他のブランドに比べて劣るのは事実です。
また、取り扱い商品をデスクトップに絞る事でコストを下げているので、ゲーミングノートがどうしても欲しい人は他のブランドを探すようにしましょう。
→マイニングベース(Astromeda)公式オンラインストア
パソコン工房
- BTOパソコンが目的別に見やすく分類されている
- BTOパソコン購入後も24時間365日体制の電話サポートがある
- とにかく安い!
- 最新パーツの導入が速い
- 実店舗も多めなので、対面サポートが受けやすい
- 短納期型で急いでいる人にもおすすめ
BTOパソコンはもちろん、PCパーツ、アクセサリー販売で歴史が長いのがパソコン工房です。
ゲーミングPC、クリエイターPC、RAW現像PC、トレーディングPC、AI開発用のティープラーニングPCと全体的なラインナップは非常に豊富です。
マウスコンピューターと同じくBTOパソコンの種類が多く、目的別でも分かれているのでパソコン知識に自信がない人でも安心です。
またPCショップとしては実店舗が日本全国に多めなので、対面でサポートを受けたいという人のニーズにも対応できます。
エントリークラスからハイエンドクラスまでとにかく安くて高性能なのが売りであり、意識的にBTO業界最安値を狙っているらしく、コストパフォーマンスが大好物の方に特におすすめです。
旧世代のCPUやグラフィックボードを搭載したBTOパソコンを長く残す傾向があり、驚くほど激安なデスクトップが見つかります。
加えて、新パーツを取り入れたパソコンが他社よりもいち早く登場する傾向もあり、Intel第10世代CPU搭載モデルのラインナップ数が多いのは嬉しい点です。
安いだけでなく、長野県豊野工場で徹底した品質管理と国内生産・組み立てを行っているのも特徴です。
使っているパーツの品質も良く、24時間365日体制の電話サポートもあるのでソフトのインストールやパソコンのエラー解決法など細かい相談も受け付けてくれますし、BTOパソコン初心者でも買いやすくおすすめです。
なお、マウスコンピューターと同じMCJグループに属していますが、ラインナップや特徴は全く異なっており、ゲーミングPCブランドはLEVEL∞となります。
- カスタマイズ性は低め
- デフォルトのPCケースファンの位置
- 初期不良の対応期間が少し短め
カスタマイズは主要パーツのみの最低限という感じで、カスタマイズ性はやや低めと考えた方が良いです。
主要パーツは大体揃っているので困る事は少ないかと思いますが、上級者からすると多少物足りないと感じる事もあるかもしれません。
それと、個人的に気になったのは、標準だと基本的にPCケースファンが背面に小型のものが1基だけしか配置されていない点です。
他の主要BTOメーカーのPCケースでは、前面の一部がメッシュ仕様などの通気性があるような形になっていて、前面や天面にもファンが配置されているのが一般的であり、パソコン工房でも以前はオプションで追加する事もほとんどの構成で可能でしたが、2020年9月時点では出来ない構成が多くなってしまっていました。
PCケース自体は前面ファンも設置自体は基本可能であり、個人で追加するのも簡単ではあるのですが、せめて熱量の多いグラボを搭載するハイエンド機くらいには標準で搭載してくれればパーフェクトだと思います。
それと、初期不良の対応期間が2週間と少し短めなので、その点も気にしておいた方が良いかと思います。
FRONTIER
- 超お得な格安セールが年中開催されている
- パーツの入れ替えが早く最新トレンドを追いやすい
- 電源ユニットにこだわる豊富なラインナップ
- 実店舗で実機が見れる
- 職人技の配線処理
それほど知名度が高くないので知らない方もいるかもしれませんが、FRONTIERはヤマダ電機傘下のBTO PCブランドで、創業20年以上の実績を持つ老舗メーカーです。
FRONTIERの特徴と言えば何といっても月末セールとほぼ常時行われている期間限定セールです。
年間通して、大体いつも何らかのセールやっており、通常時の価格はそこまで安いわけではないのですが、セール時の価格は他社のBTOパソコンが足元にも及ばない価格まで下がります。
期間限定セール、月末セール共に最新のハイエンドモデルを出し惜しみなくぶち込んで来ますので安さを重視する方や掘り出し物が好きな方におすすめのBTOパソコンメーカーです。
特に電源ユニットには強いこだわりがあるらしく、日本製のコンデンサ使用の高品質な大容量の電源ユニットを搭載しているBTOパソコンを豊富に揃えているので、数年後にグラボ交換する際に電力不足に陥ることはありません。
他にも、ダブルストレージが搭載されていたりと優れた取り扱いモデルは豊富であり、最近では、Ryzen搭載のゲーミングPCにもこだわっているので要チェックです。
特にひと世代前のハイクラススペックに属するBTOパソコンは、性能が良い割に価格が下がっているので超おすすめです。
実店舗ではテックランド、LABI、ショップインバースなどヤマダ傘下のお店で実物も見れることも可能となっており、秋葉原にも店舗があります。
また、配線の綺麗さに定評がある事も見逃せないメリットです。
配線が綺麗だと後々カスタムするのに便利ですし、エアフローの効率アップで冷却性も高まります。
- サポートの対応時間帯は短め
- 納期がやや遅め
- カスタマイズ性は低め
購入後のサポートは平日10時~19時(年末年始除く)と短めで、電話の問い合わせの時間は、休日は行っていない点はやや気になる人もいるかもしれません。
納期がやや遅めという口コミが多い点も不安に感じる人がいるかもしれません。
ただ、最近は即納モデルも続々と登場していてデメリットの一つが解消されつつあります。
カスタマイズは主要パーツのみの最低限という感じになっており、主要パーツは大体揃っているので困る事は少ないかと思いますが、BTO上級者の人からすると、やや物足りないかもしれません。
パソコンショップSEVEN
- パーツの品揃えがとても豊富
- フルカスタマイズ系なのに超良心的な価格
- 日替わり・ウィークリーセールで掘り出し物がたくさん見つかる
- レアものや発売したばかりのパーツなど入荷が早い
- 見た目の自由度が高い
フルカスタマイズ系のBTOブランドでありながら、ドスパラやパソコン工房並みの超良心的な価格設定が最大の魅力です。
頻繁に日替わり・ウィークリーセールを開催しているので、上手に狙えばより安価に手に入れることができます。
現在はゲーミングPCである「ZEFT」シリーズにて、品質の高さで好評なASUSコラボモデル、コンセプトモデルとなるZEFTフォース/パールがお買い得に。
とにかくカスタマイズの幅が広く選べるパーツの種類が豊富なのは大きなメリットです。
マザーボードはASUS STRIXやMAXIMUS X FORMULAまでありますし、電源はCORSAIRやSeasonicと人気どころが揃っており、特にハイクラスの電源はGOLD認証使うなど、長期間使うことも想定されています。
選べるパーツの構成がかなり多いだけでなく、BTOでは珍しい見た目の自由度が高いのもポイントです。
BTOの難点は見た目が同じになりやすいので、PCケースから独創的なパソコンを組み立てられる事は魅力的だと思います。
パーツブランドは鉄板のものが選べますし、ケースの種類も豊富で見ているだけで楽しいおすすめのBTOパソコンメーカーです。
- サポート対応時間が短め
- セール品以外はやや高め
- 知識が無いと逆に高くつく可能性も
- ノート型のBTOは取り扱いなし
BTOパソコンの購入後サポート対応時間が平日10時~17時のみと短く、ある程度パソコンの知識がある方向けなのでPC初心者からすると少し不安に感じるかもしれません。
また、セール品以外はやや高めのパーツが多いです。
日替わりセール品も全てが安い訳でなく、一部安いものがあるといった感じなので、目当ての構成が安くなるまで毎日欠かさず確認するのは正直手間かもしれません。
また、カスタマイズにこだわりすぎると価格が跳ね上がるため初心者の方は避けた方が良いかもしれないです。
少しパソコン知識に自信がある人にとっては、パソコンショップSEVENのBTOパソコンはおすすめです。
TSUKUMO
- 全モデルASUSのマザーボードを起用しており高品質
- 価格設定が良心的で、G-TUNEやパソコン工房と比肩するほど安い
- 低~最高スペックまで細かい品ぞろえ
- カスタマイズ性も割と高め
- 他のメーカーでは品切れのレアなCPUモデルがある
- メモリの構成が良い
- 超小型PCなど変わったラインナップがある
TSUKUMOはヤマダ電機グループのBTOパソコンブランドで、一般向けがeX.computerというブランド、ゲーミングPCはその中のG-GEARという名前です。
モデルによってはケースがCM690ⅢになっていたりSeasonicの電源が選べたりと品質面にもこだわりがあるメーカーで、FRONTIERと同じくASUS製のマザーボードを採用しています。
PCパーツショップとしても大手では安い部類に入ります。
PCの周辺機器等のカスタマイズ項目がやや少ないように見えるかもしれませんが、それは同ショップ内で購入すれば良いという意味合いだと思います。
特にGーGEARのゲーム用ハイエンドPCの評判が良く、ゲームPCアワードの最優秀賞を2012年から2017年まで6連覇しています。
他社では別料金になりやすいメモリのデュアル構成が初期装備だったり、メモリ周りが充実している事に定評があり、割と品切れのCPUを使ったBTOパソコンが用意されていたり、超小型PCといった、他にはあまりない珍しいラインナップが揃っていながら、ミニタワー、ミドルタワー、フルタワーモデルの三つに分かれているだけなので、理想のモデルを探しやすいです。
最近はゲーミングノートにも力を入れており、価格、構成等全体的にバランスの取れたショップだと言えます。
- 知名度が低め
- 一部高いモデルもあり
- サポート対応時間は短め
TSUKUMOは、秋葉原や大阪日本橋に行くことの多い方なら知っていると思いますが、広告などでの露出がそれほど多くないため知名度は高くないです。
全体的には安いですが、全てのBTO PCが安いわけではなくパーツ構成によって高いものと安いものが混在しているので、選ぶ際にはパーツ構成をしっかり見てお得なモデルを選びましょう。
大手家電メーカーなので修理対応やサポートは丁寧な事で有名ですが、受付時間が10時~19時と短く感じる人もいるかもしれません。
とは言っても、致命的な欠点が少なく、初心者でも利用し易いショップだと思います。
STORM
- 小型ゲーミングPCが充実
- サポートが丁寧で親切
- 価格が激安
- 高級品のパーツ構成
- 自由度は低いがバランスが考えられている
- 高耐久・品質性の高いマザーボード使用
ストームは株式会社アイティーシーが展開するBTOパソコンブランドで、法人にも納品しているメーカーです。
知名度は低いですがスクエニやコニカミノルタなどの有名企業に納入している職人気質なブランドです。
意外と探すと少ない小型ゲーミングPCの取り扱いが多く、かなり高性能な構成も用意されています。
BTOパソコンの購入後サポートの対応時間は平日10時~18時と短めですが、サポートが丁寧で、私も何度も電話していますが本当に親切です。
以前は価格が高めでしたが、最近はカスタマイズの傾向を変えて価格設定を大幅に下げて来ており、パソコン工房やマウスコンピューターより安くなっている事があるのでコスパ重視の方は要チェックです。
また、STORMはパーツブランドの表記がないですが、実はMSIやASUS、Crucial、Antec、Silverstoneなど人気のパーツで組まれているのでめっちゃお得です。
パーツ選びは結構気配りがされていて、しっかりと知識のある人が選定しているような印象、カスタマイズ性は正直大手のBTOと比べても低めな感じですが、標準構成の出来が良いので、困る事は少ないと思います。
初期構成でバランスの取れた内部パーツが選択されており、逆にそのままでも良いという感じなので、初心者には向いているといえます。
カスタマイズでダウングレードをすればその分だけしっかり価格が安くなるので更にお得です。
- ノート型のラインナップ無し
- OS非搭載モデルに注意
- 料金が税込表記
- 初期不良の保証期間は短め
STORMは、オシャレなケースを採用していたり、MSIなどのメーカーとのコラボレーションモデルもあったりして選びがいがあるのですが、ノートPCのBTOはありません。
また、ラインナップの中にはOS非搭載モデルもあるため購入時は注意しましょう。
それと、税込み表記なので他のメーカーと比べるときは税抜きで考える必要があります。
保証については、初期不良の期間は14日と短いので、一応留意しておいた方が良いかと思います。
基本の無償メーカー保証は、1年間と標準です。
VSPEC
- フルカスタマイズ系のBTOメーカーで取り扱いパーツが超豊富
- グラボもGeForce系、Radeon系と豊富
- デイトレ用、静音用など変わったラインアップも
- 自作組み立てキットで、自分で一から作ることも
- パーツの空箱も送ってくれるので保証も受けやすい&使い終わったパーツを売りやすい
- 配線がキレイなので内部が見えるスケルトンPCが上品な仕上がりに
- とにかくパーツ組み合わせの自由度が高い
VSPECは、高品質なパーツを数多くの中から選ぶことが出来るフルカスタマイズ系BTOパソコンメーカーです。
細部までパーツを選びたい方に人気があり、購入者からの評判も良くリピート率が高いのが特徴です。
VSPECでは大きく二つの軸があり、基本的なカスタマイズできる初心者向けと、ほぼフルカスタマイズの上級者向けがあります。
選べるPCパーツの種類はかなり豊富で、BTOメーカーの中では一番パーツの選択肢があると言っても過言ではありません。
PCパーツだけ受け取り、自宅で自作する自作キットタイプまで取り扱っており、パーツ選びはよくわからないけど、自作してみたいというニーズにも対応できます。
サイコムやSEVENよりパーツの取り扱い数が多いので、真にこだわったPCを作り上げたい方におすすめです。
- 価格設定は高め
- 完成品のラインナップは少なめ
価格設定が少し高いので、コスパ重視の方には向きません。
また、ラインナップはかなり少なく、カスタマイズが前提、BTOパソコン購入後のサポート受付時間が平日のみ10時~17時と短いという事もあるので、初心者の方には敷居が高いショップだと言えます。
サイコム
- 高品質なパーツで構成されたハイクオリティBTOパソコン
- 取り扱いパーツの種類が豊富なフルカスタマイズ系
- 格安メーカーにはないユニークなBTOパソコンが組める
- 静音、超小型、水冷、光物、オーバークロックなどちょっと変わったPCがある
- 中級者以上であれば選びやすい
サイコムはフルカスタマイズ系のBTOパソコンが特徴で、鉄板とも言える人気を誇ります。
SEVENより品揃えが豊富で、人気の高いパーツがずらっと並んでいますし相性確認やサポートも徹底しているため評判も良く、こだわり派におすすめのBTOパソコンメーカーです。
取り扱っているパーツも他のBTOパソコンメーカーよりも多種多様であり、、ストレージは電源ユニットはもちろん、マザーボードまで複数から選べます。隠しゼロなので信頼性抜群です。
グラボなし、OSなしのBTOパソコンが欲しい場合にもサイコムはありがたい存在です。
また、RGB色に光るゲーミングPCなど見た目がカッコよいモデル、手のひらサイズの超小型PC、静音性に特化したPC、水冷使用のPCなど、他には中々無いめずらしいラインナップも取り揃えており、テーマごとのバリエーションも豊富です。
特に静音性・冷却性に優れた水冷クーラーを推しており、サイコムオリジナルの水冷クーラーシステムまで開発しているほどですが、水冷クーラーは導入が難しいので、必要としている人にとっては嬉しい点だと思います。
フルカスタマイズ系は上級者じゃないと敷居が高いイメージがあるかもしれませんが、サイコムあんしん相性チェッカーを利用すれば中級者の方でも安心して利用することができます。
このように、サイコムの評価を一言でまとめるなら、「玄人向けのブランド」であると言えるでしょう。
- 最低でも中級者向け
- 低価格帯のPCが少々不足気味
- ノート型BTOパソコンは無い
- サポート対応時間が短め
BTOパソコンメーカーとしては老舗に入り、選べるPCパーツの構成が豊富で、ほぼフルカスタマイズといって良いくらい自分好みにアレンジできる一方で、多少のPCパーツ知識が必要ですから、初心者よりは中~上級者向けになります。
また、品質を最優先しているブランドなので、価格は総じて高めです。
「高くなってもいいから、理想通りのパーツでBTOパソコンを組みたい」という人にだけサイコムをおすすめします。
PC1’s
- 完全フルオーダーの自作代行サービス
- 高価な組み合わせであるほど割引率が良くなる
- 水冷クーラーやケースなど豊富な種類から選べる
- ハイグレードパーツも多数取り扱い有り
- サポートの評判は上々
PCワンズは、老舗のPCパーツ取扱店を強みを生かしたフルカスタマイズ系のBTOパソコンメーカーです。
大阪日本橋に店舗を構える玄人ショップなので、関西在住の方には馴染み深いかもしれません。
こちらのBTOパソコンメーカーは自作代行サービスをやっているのが最大の売りです。
仕組みとしては、PCパーツショップでもあるPCワンズから、自作PCに必要なパーツを全て選び、組み立てを代行してもらうという形になっています。
選んだパーツ構成に問題が無いかは確認してくれるので、初心者でも安心です。
価格はフルカスタマイズだと「部品代合計+組み立てセットアップ料金が1万円前後」と一律なため、価格が高くなるほど割安で、安くなるほど割高となります。
ワンズは自作ユーザーにも人気のあるパーツショップなので、取り扱いパーツの種類は膨大ですが、その取扱いパーツの中から好きな組み合わせを選出して自作代行して貰えるので自由度がすさまじいです。
サイトの作り的に少しわかりづらいですが、右上に小さく「自作一式見積もり」という項目があるので、そこを選ぶとパーツを自由に組み合わせてオリジナルBTOパソコンが注文できます。
パーツに関する知識も必要なため初心者向けではないですが、膨大な数のパーツから厳選して組み上げる楽しさは自作パソコンの域と言っても過言ではないでしょう。
サポートの評判は良く、フルカスタマイズPCを日常的に組み立てているという事もあり、正確かつ有益なアドバイスを得られる可能性も高いのでかなり安心感があります。
フルカスタマイズということで上級者向け感は否めないですが、使い勝手が良くおすすめのショップです。
- 出荷は遅め
- コスパは良くない
出荷は遅めですが、フルオーダーを選択するのであれば仕方がないかもしれません。
また、コストパフォーマンスは高いわけではなく、自分好みにカスタマイズするとそれなりの価格になりますが、総合的に見ると、大手よりもやや高めくらいという印象です。
なお、パーツが全て選択済みのBTOパソコンもありますが、基本的にフルカスタマイズした方が少し安くなります。
PC-TAKE
- BIOS設定やテスト動作の指定など細かいところまで手が届く
- パーツの空箱を送ってくれる
- フルカスタム系の中では価格設定が安く、コスパが良い
- 配線もゆるめ、きつめ、ガチガチなどユーモアに富んだ設定が出来る
PC-TAKEは、熟練の職人達が丁寧に組み上げてくれる孤高のBTOパソコンショップとして有名です。
電源やメモリ、CPUクーラーなど人気の高い良質なパーツから厳選されているので安心感もあり、パーツの空箱もエアパッキンに包んでちゃんと送ってくれるので、PCマニアにも定評があります。
- 納期が読めない
- 電話サポートが無い
作り置きせずに、注文が入ってから組み上げるスタイルなので納期が読めないという点とBTOパソコン購入後の電話サポートを行っていないのでPC初心者にはおすすめできません。
しかしながらメール問い合わせのサポート等はとても親切ですので、ある程度知識がある方にはおすすめのBTOパソコンショップです。
テイクワン
テイクワンはカスタマイズ性の高さが特徴のBTOパソコンショップです。
take oneのローマ字読みで「タケオネ」と呼ばれたりもします。
選べるパーツの種類が豊富さはさすがで、様々な構成に対応する事が可能です。
- 価格は高め
- パーツの知識は必須
- サポートに関する情報が不明
フルカスタマイズ系らしくBTOパソコンの価格は他ショップより比較的高めとなっています。
また、カスタマイズ前提で商品が販売されており、パーツ構成を自分でしっかり考える必要があるので、上級者向けのショップと言えます。
更に、初期不良以外のサポートが必要無いケースが多いせいか、サポートについては情報がほぼないという点は注意です。
DO-MU
- 高性能な型落ちモデルの取り扱いが豊富
- 中古販売も行っている
- 可能な限り予算を抑えたいという方におすすめ
DOーMUは、札幌市に実店舗を構える大型BTOパソコンショップですが、オンライン通販もやっています。
無料駐車場21台付で店内も広いうえ、PC以外にもゲーミングデバイスやVR体験コーナーもあり、ゲームセンターのような遊び心があるお店です。
最近では、プロゲーマーチーム「JET-esports」コラボモデルも販売していますが最新のパーツをあえて外した型落ちモデルを主軸にしているので、いぶし銀なショップという印象で強く、思わぬ掘り出し物に出会えるフリーマーケット的な楽しさがあります。
ネットサーフィンや動画閲覧がメインだったり古いゲームがメインだったりちょっとした写真編集程度しか使う予定がなかったり「最新のハイエンドPCを買っても無駄になりそう」という方におすすめのBTOパソコンショップだと言えるでしょう。
中古品の取り扱いは下手な都内のパソコンショップに負けないくらい多いので、行ける距離の方は店舗を訪れてみて店員さんに相談しながら決めるのも良いと思います。
- 実店舗が北海道
私も一度いってみたいのですが関東なので中々…いつか札幌に行ったときは立ち寄りたいお店です。
アーク(ark)
- 初期構成でメモリ・SSD容量が多くお得
- PCケースのラインナップの多さは業界トップクラス
- アンバランスな構成を組み難くしており安心
秋葉原にて20年以上店を構えるBTOパソコンショップです。
単体のPCパーツショップとして有名で、BTOパソコンショップというよりはパーツショップという印象を強く感じる人も多いかと思います。
初期構成のメモリ・SSD容量が他社に比べて多く、アップグレード費用が他社より不要なケースが多いのはメリットですが、販売しているBTOパソコンでは構成パーツのメーカーと型番がはっきりと明記されている点も安心感があります。
特に、ケースの多さはBTOパソコン業界ではかなり多いです。フルカスタマイズ(自作の一式見積り)を除けば、トップの多さだと思います。
ケースも自作ユーザーが利用するようなバリエーションが多めなので、見た目にこだわりたい人もおすすめです。
CPUや各種構成とのバランスを考えたグラボ選択ができるようになっているので、アンバランスな構成を組みにくく、初心者でも安心です。
MSI製のゲーミングPCを中心に、珍しいRyzen 7 3800X搭載モデルがあったり、MSI製ゲーミングノートがあったりと他のショップとは違うラインナップを持っており、特に海外製のゲーミングノートPCが充実しています。
MSI、GIGABYTE、Razerなど幅広いブランドを取り扱っているので要チェックです。
- ミドルレンジのモデルが少ない
- 高品質だけど価格は高め
- サイトから商品を探し辛い
- 保証期間が短め
採用しているパーツは品質や性能重視という感じで、他ショップよりも電源の認証が高めだったり、メモリーの容量や速度も上のものを採用しているケースが多く見えます。
その影響か、ラインナップはハイエンド商品が多く、ミドル以下のスペックは数が少ない印象です。
価格設定は他の大手ショップよりもやや高めですが、採用しているパーツの品質の高さを考えれば、コスパ自体はそこまで悪い訳でもないです。
セール中には、大手ショップと同じくらいのコスパ商品もあったりしますし、高品質なパーツを揃えたカスタマイズ性の高いショップとしては、コスパは良い部類に入るのではないかと思います。
サイト自体は、明るめの配色でフラットな仕上がりのサイトでデザインは良いのですが、肝心の商品は探し辛い印象です。
絞り込みもちょっと怪しくて、非常に多くのケースを取り揃えている関係上、商品ページが非常に多いので、これでは探すのが面倒になってしまいそうだと思いました。
また、保証について、初期不良の期間が14日(申告は10日以内)と短く、基本のメーカー保証も6ヶ月間と他ショップより短めな点は留意しておいた方が良いかもしれません。
アプライドネット
- 西日本に多数店舗を展開
- ユニークなモデルが多い
アプライドネットは福岡に本社を置くBTOメーカーです。
九州から近畿エリアまで、おもに西日本を中心に沢山の店舗を展開しています。
正直BTOパソコンの種類は豊富ではないのですが、たまに特価品があるため、安く買えることも。
また、BariKata(バリカタ)やKaedama(カエダマ)といった博多のラーメンにかけた個性的なネーミングの商品を取り扱っているのもユニークです。
MSIやAcer製のパソコンの取り扱いも真面目に行っており、守備範囲が広いお店です。
コナミ
- ゲームメーカーコナミの知名度が高い
日本が誇るゲームメーカーコナミですが、「ARESPEAR(神と槍)」というBTOブランドを展開しています。
スタンダードクラス、ハイクラス、ハイクラス+の3つのラインナップがあり、最上位のハイクラス+ではサイドクリアガラスパネルを採用していて魅せるモデルとなっています。
- コスパ最悪
オシャレなケースデザインを採用したゲーミングPCの販売を計画中ということで期待していたのですが、コストパフォーマンスは悲惨なことになりました。
旧モデルを搭載して超強気価格で販売されたのですが、誰か買った人はいるのでしょうか。
完全に名前負けしています。
富士通
- 最高クラスのPCメーカーとしての知名度
富士通と言えば、国内大手で誰もが知るPCメーカーですが、実は、グラフィックボード搭載モデルの販売をしているBTOメーカーという側面もあります。
- BTOのラインナップはかなり少ない
実際に販売されているモデルは、RTX 2080やRTX 2060搭載モデルなど限定的です。
ラインナップはショップの特徴を見ている限り今後も増えそうもないです。
富士通ブランドでそこそこのスペックのPCを売ろうとしている感じであり、BTOとしてのこだわりはあまり感じられません。
おすすめの海外PCメーカーランキング
HP(OMEN)
- 世界的に有名なBTOパソコン
- 赤が基調のデザイン性が最高
- 海外ブランドの中では割安
- ゲーミングノートのコスパは最強クラス
アメリカの企業で知らない方はいないくらい有名なHPですが、ゲーミングPCブランドであるOMENを世界中で展開しています。
OMENの魅力はデザイン性の高いモデルのラインナップにありますが、赤色を基調としてかっこいいモデルが揃っています。
構成を充実しているため価格が高めになっていましたが、ここ数年でかなりコストパフォーマンスにこだわるようになっており、特にゲーミングノートは国内BTOショップに負けないくらい割安なモデルも多いです。
目立った欠点も無く、海外ブランドの中では特に一押しのブランドです。
Legion(レノボ)
- パソコン世界シェア1位の超大手パソコンメーカー
- 日本産BTOパソコンメーカーと比較しても価格が安い
- キャンペーンも豊富
- ケースが独特なので見栄えするBTOパソコンが購入可能
レノボは2018年、2019年とパソコンの世界シェア1位の座に君臨しているパソコン界の王者です。
中国香港に本社があり、IBM、NEC、富士通などの買収でPCメーカーとしての勢い
ノリに乗っています。
トップクラスの性能を持つBTOパソコンを取り扱っており、ゲームからビジネスシーンまで幅広く人気があります。
価格設定もかなり安いので、会社や学校などでレノボPCを見かけた事がある方も多いのではないでしょうか?
LenovoのゲーミングPCブランドの「LEGION」は他のメーカーのブランドに比べて知名度が高くないですが、キューブ型など貴重なモデルを選択できるのも魅力です。
- 日本専用のサポートが無い
レノボは日本専用のサポート部署が用意されていないため、購入後にトラブルが起きた場合アジア圏のサポートセンターに問い合わせる形になります。
その際、日本語が話せる外国人スタッフとやり取りする必要があるため、スタッフさんの日本語能力によっては状況が伝わらないことがあります。
パソコン初心者の方にはおすすめできませんが、トラブルを自力で解決できる方には安く高性能なBTOパソコンが購入できる良いメーカーだと思います。
エイリアンウェア(DELL)
- デザインが格好いい
- 大物youtuberが愛用
- ゲーミングノートが充実
エイリアンウェアはDELLのゲーミングPCブランドです。
とにかくクールなデザイン性で有名で、大物youtuberさんが購入しているなど知名度は高いです。
ゲーミングノートPCが充実しており、15インチ、17インチの薄型が特に人気で、2cm未満なのに高性能なモデルもあります。
新しいモデルの導入も早く最新モデルに目がない方は必見です。
- 全体的に価格は割高
- デスクトップのラインナップは少なめ
- 下位モデルはゲーミング向けではない
日本のBTOパソコンメーカーに比べると明らかに割高で、はっきり言ってコスパは悪いです。
また、デスクトップゲーミングPCが少なく、ゲーミングノートPCが主力になっています。
更に、下位モデルは正直ゲーミングではないので購入の際は注意して下さい。
性能重視ならALIENWAREは良い選択肢ですが、コスパで選ぶならG-TuneのゲーミングノートPCのほうがおすすめです。
MSI(エムエスアイ)
- 世界中のゲーマーが愛用
MSIは台湾の人気PCパーツメーカーです。
グラフィックボードやマザボの製造メーカーとして有名ですが、ゲーミングPCの販売も行っています。
パソコンにはMSI製グラフィックボードが標準搭載されているのも嬉しい点ですが、ヨーロッパやアメリカでは非常に人気が高く、世界中のゲーマーに愛されているという信頼性があります。
- カスタマイズができない
- 標準価格がかなり高い
カスタマイズはできないので、ラインナップの中から構成を選択する必要がります。
また、定価がかなり高いため、価格が安くなるセールを狙って購入するようにしましょう。
ASUS(ROG)
- デザイン性が高い
- ゲーミングノートのラインナップが多い
台湾に本拠地を持つPC&PCパーツメーカーで、ゲーミングスマートフォンを販売するなどスマートフォンのブランドとしても根強い人気があります。
ASUSのゲーミングPCブランドである「ROGシリーズ」はデザイン性の高さから人気があります。
特にゲーミングノートPCのラインナップは世界的に見てもトップクラスです。
- 価格は割高
高級品のASUS製のグラフィックボードやマザーボードが搭載されていますが、国内BTOと比べると価格はやや高く感じます。
GIGABYTE(ギガバイト)
- 最新AI搭載のゲーミングノートの取り扱い有り
- 販路が多く購入しやすい
台湾に本社を置くPCパーツ・パソコンメーカーですが、BTOメーカーというよりもどちらかというとマザーボードやグラフィックボードといったPCパーツメーカーとして有名です。
GIGABYTEのゲーミングノートPC(AORUS)は、最新のAIを搭載したりするなど差別化が行われており、販路も多く購入しやすいです。
- 価格は割高
海外ブランドらしく、価格についてはやはり割高です。
Razer(レーザー)
- ハイクラスのゲーミングノートが充実
- 緑色のロゴのデザイン性の高さ
Razerは、シンガポールとアメリカワシントン州のダブル本社があるグローバル企業です。
ゲーミングマウスやゲーミングヘッドセットを使っているという方であれば聞いた事がある人もいるかと思います。
ハイクラス以上のゲーミングノートPCを中心に取り扱っていおり、中にはデスクトップパソコンに匹敵する性能を持つモデルもあります。
ロゴの緑色がコーポレートカラーとなっていてデバイスやパソコンにもうまく反映されています。
- 価格が割高
ハイエンドモデルが多いという事もありますが、やはり海外ブランドらしく価格についてはかなり割高なモデルが多いです。
ACER(PREDATOR)
- インパクトのあるデザイン
- ネットブックが有名
ゲートウェイを買収したことでも有名な台湾に本社を置くパソコンメーカーです。
ゲーミングPCブランドの主力は、「PREDATOR(プレデター)」、「NITORO」で個性的なデザインが特徴となっています。
日本国内ではネットブックでの知名度が高いです。
- ASUSと間違えやすい
- 独自販売が無い
より知名度の高いASUSとは間違われることがありますが、全く関係のない企業です。
また、独自に販売をしておらずAmazonやヨドバシドットコムなどの通販サイト経由でのみ購入可能です。
BTOパソコンとは?
BTOパソコンとはBuild To Orderの略で、「受注生産」を意味します。
既製パソコンより詳細にパーツ構成(メモリ・ハードディスクなど)をカスタマイズすることが可能です。予算や用途などのご希望に応じて自由に選べるのが魅力です。
メーカーによる違い
どのBTOパソコンメーカーでゲーミングPCを買うかを決めるためには、そもそもBTOパソコンメーカーにはそれぞれどんな違いがあるのかを知る必要があります。
パソコンの価格が安い、高い
「BTOパソコンなんてどこで買っても大体同じ価格なんじゃないの?」と思うかもしれませんが、実は全然違います。安いところもあれば高いところもあります。
価格が違う理由は色々あり、例えばBTOパソコンに採用しているパーツが安い、大量にパーツを仕入れられるから安い、BTOメーカーが薄利多売を狙っている、等が代表的でしょう。
業界全体を見ているとやはり人気のBTOパソコンメーカーのほうが安い傾向がありますし、フルカスタマイズできるメーカーだとどうしても高額になっています。
具体的にはドスパラ、パソコン工房、mouse(G-Tune)はかなり安くておすすめです。
フロンティアも一部BTOパソコンが激安になっていることがあります。
逆にカスタマイズ性が高いサイコムやVSPECは高額な傾向があります。
カスタマイズの選択肢が多い、少ない
BTOパソコンはカスタマイズこそが醍醐味です。
自分がやりたいことを快適にするために、特定のパーツをパワーアップできるところが嬉しいです。
カスタマイズ性についてはBTOパソコンメーカーによって大きく異なります。
例えばサイコムならPCケース本体、マザーボード、グラフィックボードとすべてのパーツを変更可能ですが、mouse(G-Tune)ではあまりカスタマイズはできません。
パーツのメーカーがしっかり表記されているかどうかも違うので、パーツまでこだわるなら「隠し」の少ないBTOパソコンメーカーを選ぶのがおすすめです。
送料が安い、高い
BTOパソコンを通販で買うなら送料も気にしたほうがいいです。
特に液晶モニターとBTOパソコンをセットで購入すると高額になるので、送料に大きな差が出てきます。
延長保証の長さが違う
どのBTOパソコンメーカーでも1年間の無料保証が付いていますが、それより長く保証を受けたいと思ったら有料の延長保証に加入する必要があります。
一般的にBTOパソコンメーカーの延長保証は3年間です。
でも2年保証を選択できるところもあれば、最長5年保証のパソコンメーカーもありますし、有料延長保証の金額もかなり違います。
発送・出荷が早い、遅い
BTOパソコンの場合は、メーカーによって注文してから出荷までの日数にかなりの違いがあります。
突出して出荷が速いのはドスパラです。
当日出荷のBTOパソコンも豊富なので、できるだけ早くBTOパソコンが欲しいならドスパラをおすすめします。
他のBTOパソコンメーカーは5~7日くらいかかるのが普通であり、繁忙期になると1ヶ月もかかることすらあります。
ドスパラなら年末の繁忙期ですら2日後出荷で安定しています。
なお、出荷が早いからといって動作確認をしていないわけではありません。
どこもしっかりテストをしてから出荷しているので、初期不良のほとんどの原因は配送時の揺れだと言われています。
大手BTOショップと中小BTOショップの違い
BTOショップは数多くあるが、その資金力・規模・知名度から大手BTOショップと中小BTOショップに分けることができます。
大手ショップとに分類されるのは「ドスパラ」、「G-Tune」、「パソコン工房」が代表的ですが、中小BTOショップとしては、「サイコム」、「ワンズ」等があります。
大手は初心者向け
大手ショップの特徴としては製品の安定感があり、初心者から上級者まで幅広く対応できる点が挙げられます。
価格・構成・サービスについて高い水準を維持していますので、初心者におすすめなのは失敗する可能性がなく秋葉原に店舗を構える人気ショップが揃う大手BTOショップだと言えます。
大手ショップではテーマ別にカスタマイズされたBTOのラインナップがあるのも強みで、eスポーツを盛り上げるプロゲーマーが推奨するゲーミングPCや、第一線で活躍中するプロのアーティストやクリエイターの方々にインタビューを行いスペックを検証したクリエイター向けパソコンなど、各分野のプロたちの意見を取り入れたBTOパソコンも取扱いがあります。
また、大手の場合、マイクロソフト認定ゴールドパートナーを始め、IntelやAMDなどの大手PC関連メーカーとの強固な技術・マーケティング情報の協業により、高品質なパソコンの提供と万全のサポート体制を構築しているのも強みです。
サポート面では特に大手が有利であり、24時間365日のサポートを提供するショップは安心感が違います。
中小は玄人向け
中小ショップの場合は性能を重視し、何かに特化したスタイルを取っていることがあり、マニアにしかウケないという一面があります。
パーツ単位で高価なものを使用したり、ケースや構成にこだわりがあったりと個性的なラインナップとなっていることが多いですが、人によっては自由度が高いというのは何よりも優先したい項目となることもあるかと思います。
大手ショップと違い、カスタマイズ性が比べ物にならないほど高く、配線の1本から細かく指定できるショップもあるのはまさに通好みです。
価格を度外視すれば、品質や性能を自由に決められるのはコアなユーザーにとっては嬉しいサービスですし、特にフルカスタマイズ系は現在のパーツの流用なども可能なので、買い替えの場合は安く済むこともあってパソコンを組み立てられる人にとっては有難い存在です。
BTOパソコンのメリット・デメリット
BTOパソコンは、簡単に言うとパソコンメーカーやパソコン屋さんがオーダーメイドで作ってくれるPCになりますが、オーダーメイドと聞くと高そうなイメージがあるかもしれません。
しかし、BTOパソコンにおいては家電量販店に置いてあるナショナルブランドPCより安くなる傾向にあります。
完成品を店頭で展示販売するには場所が必要なので余計なコストがかかりますが、オーダーメイドならその部分を気にしないでいいため、価格を下げられるわけです
更に言うと、完成品を購入する場合、購入者にとって不要なソフトウェアや性能が付随していることが多く、トータルでのコストを考えると余分な出費と言える部分も出てきます。
特に家電量販店が店頭販売しているPCは余計なソフトやパーツをてんこ盛りにしているので、高性能なPCを買おうとすると余分な出費が増えます。
BTOパソコンなら購入者にとって本当に必要なソフトウェア・パーツだけで構成されたパソコンを注文できるため、価格を抑えながら性能が良いPCが手に入ります。
BTOパソコンのメリット
BTOカスタマイズで自分にぴったりのパソコンが手に入る
BTOの最大の楽しみはカスタマイズ性の高さです。
選べるPCパーツの種類は店側により変わってきますが、色々なものを選ぶことができ、オリジナルにカスタマイズしやすいです。
また詳しいパソコン知識が無い方でも、利用目的別などで基本構成があらかじめ決められているので、こだわりがない部分のパーツはカスタマイズしなくてもOK。
BTOショップはサポートもしっかりしていますので、相談しながらPCパーツを選ぶ事もできます。
また、完全自作の場合だと、知識がしっかりしていないとPCパーツの相性が悪くて動かないなんてこともありますが、BTOで選択できるパーツはお店のプロが相性を考えていますし、何より組み立ててから送られてくることが基本なので、相性問題は心配いりません。
高性能でも価格が安い
BTOPCは、スペックに対する価格のコスパが完成品PCよりも上です。
これはBTOが完全受注型生産のため、管理コストや在庫抱えのリスクが店側に無く安くできるためであり、家電量販店で取り扱っているナショナルブランドよりはるかに安いです。
また、以前は自作PCの方がBTOPCよりもはるかに安かったのですが、昨今では自作PCとBTO PCの価格差も矮小になってきており、自作PCに近い値段でハイスペックなPCが手に入るようになりました。
高性能かつ高品質なパソコンが低コストで入手できることはBTOパソコンの強みです。
余分なソフトウェアが入っていない
BTOパソコンは必要なソフトウェアだけ個別にインストールできます。
マイクロソフトのワードやエクセルなど、仕事で使う人には重要なソフトウェアですが32000円~37000円くらいするので非常に高価です。
こういった自宅で趣味用として使うPCには必要ないもの省き、必要最低限のコストで購入できるため更なるコストダウンを図れるのはBTOのメリットです。
パソコン初心者でも簡単に購入できる
BTOショップで購入するのはものすごく簡単です。
用途別に組み上げられたPCが紹介されていますし、マウスコンピューターやドスパラ、パソコン工房といった大手BTOパソコンメーカーなら購入前の電話相談も受け付けています。
「こういったことがしたいのでPCが欲しい」と伝えるとおすすめのモデルを教えてくれます。
BTOパソコンのデメリット
こだわり出すと価格が高くなる
BTOパソコンメーカーにはフルカスタマイズ系と呼ばれる数多くのパーツを自分で選んで構成を決めるものもありますが、自由にカスタマイズできる分、こだわりだすと価格が高くなる傾向にあります。
パーツを細かくカスタマイズしようと思うとある程度の知識が必要
性能にこだわりが強い方や、パーツごとに細かく指定したい場合は最低限の予備知識が必要となります。
完全自作は、自分で一からPCパーツをそろえて組み立てることになりますが、その分、カスタマイズは無限の可能性があります。
BTOはカスタマイズ性があるといっても、選べる種類は限られていますので完全自作ほどのオリジナリティ性はありません。
また店側の利益は上乗せされますから、完全自作よりはどうしても高くなる傾向にあります。
とはいえ完全自作はPCパーツの知識が必要ですし、相性サポートも無く基本自己責任なので、中級者以上向けとなりますし、選ぶパーツ構成ではBTOのほうがコスパがいいこともあるので一長一短です。
納品に時間がかかる場合がある
電気屋さんの店頭で購入した場合、在庫があればその場で製品を受け取ることができます。
しかし、BTOパソコンは届くまで数日かかることもあるので、お急ぎの方は事前に納期を確認しておく必要があります。
BTOパソコンの選び方
BTOパソコンを選ぶ際には、以下の流れでパーツを選んでいくと効率的です。
- ①PCケースの大きさを決める
- ②用途に応じたCPUを選ぶ
- ③グラフィックボードを選ぶ
- ④メインメモリ容量を決める
- ⑤記憶媒体と容量を選ぶ
- ⑥他のパーツはお好みで
PCケースの大きさ
BTOパソコンを選ぶ際に、スペックから選ぶ人も多いのですが、とにかく数が多いのでそれだと迷ってしまう人もいるかと思います。
BTOパソコンは大きさのラインアップは多くても5パターンしかないので、最初にPCケースのサイズを決めておくと、大分絞れて選びやすくなります。
項目 | ミドルタワー | ミニタワー | スリムタワー | キューブ型・小型 | 超小型 |
---|---|---|---|---|---|
高さ目安 | 460~500mm | 390~400mm | 390~400mm | 330~350mm | 30~80mm |
幅の目安 | 330~350mm | 200~240mm | 180~200mm | 100~150mm | 110~150mm |
奥行目安 | 420~540mm | 370~450mm | 370~450mm | 400~430mm | 150~430mm |
BTOでは主に超小型~ミドルタワーまで5つに分けることができますが、特に大きさにこだわらければ、ミドルタワーかミニタワーが断然おすすめです。
他の大きさよりコスパが良く、拡張性も断然高いので、後から記憶容量を追加する、ビデオキャプチャーボードを追加するなど、マシンをパワーアップさせやすいです。
部屋が狭くくて省スペースが良いということなら、キューブ型・小型PCがおすすめです。
ただし、スリムタワーはグラフィックボードの高さ制限が厳しく、中~高性能のグラフィックボードは載せられません。
また容積も、キューブ型や小型PCとほとんど変わらないので、だったらキューブ型・小型PCのほうがまだ拡張性があり、そこそこ高性能なグラボも搭載できますし、記憶容量も増設できます。
超小型PCに関しては、ほぼ拡張性は皆無ですが手のひらサイズなので、とにかく省スペース。
ただし、機能に対する単価は高めな点は注意が必要です。
CPUは用途に応じて選ぶ
- ゲーム最強+クリエイティブ性能なら第10世代Intel
- ゲーム性能&価格なら第9世代のほうが優秀
- コスパ最優先なら第3世代Ryzen
現在パソコン向けではIntelとAMD製がありますが、コスパが高いのはどちらか?というと、目的と価格帯で変わってきます。
以前まではIntel製がゲーム性能が高く、AMD製が動画編集、動画配信などに強いという差別化がされていましたが、最近登場したAMDの第3世代のRyzen進化はすさまじいです。
シングル・マルチコア性能ともに進化し、動画編集などマルチタスク処理はIntelの一つ上のCPUより上、ゲーミング性能も性能差はほとんどなくなりつつあります。
Intelは第10世代をリリースしましたが、クリエイティブ性能は以前AMDが有利です。
更に、Intelは第10世代はゲーミング性能は高いものの、メモリクロックによってはパフォーマンスが悪くなること、熱対策が重要になること、そもそも価格が高いことから、正直微妙なCPUと言われています。
おすすめの低価格帯のCPUは?
価格重視、最安を狙うならIntelはCeleron G4900、AMD製はAthlon 3000G/200GEがおすすめです。
本来IntelのPentium G5400が一番コスパが高いのですが、品薄というより品切れで現在BTOパソコンではほぼ見かけませんので消去法的にCeleron G4900が選択肢に上がります。
ただ、Celeron G4900よりもAthlon 3000G/200GEの方が、スレッド数が倍なので、マルチタスクに強いことや内蔵されているVegaグラフィックが、Intel内蔵グラフィックより遥かに性能が良いので、おすすめです。
Athlon 3000G/200GEを提供していないBTOメーカーもあるので、その場合はCeleron G4900を選びましょう。
おすすめのゲーミングPC入門用のCPUは?
価格を抑えつつ、ある程度のゲーム性能を狙うのであれば、Intel製のCore i3系/Ryzen3系+グラフィックボードか、Ryzen3 PRO 4350G/Ryzen5 3400G/PRO 4650Gあたりがおすすめです。
数年前までは幅広いゲーム性能を目指すなら、Corei3 9100Fがおすすめでしたが、今はゲーミング性能が高く、コスパも良いRyzen3 3300Xが入門用に最適です。
ただし人気が有りすぎて市場に出回っている在庫が少ないため、次点でCore i3 10100/Ryzen3 3100あたりを選んでおけばコスパも充分です。
おすすめのミドルスペックのCPUは?
ミドルスペックまでだと、Intel系は正直価格で見劣りしてしまうので、AMDの方がおすすめできます。
ゲームはフルHD下で高画質、動画編集やゲーム配信などもある程度こなせる、ミドルスペック帯(12~17万)くらいを狙うのであれば、Intel製のCorei5 10400/9600K(F)/9400F(6コア6スレッド)+グラフィックボードの組み合わせか、Ryzen5 3600/2600/1600AF(6コア12スレッド)、Ryzen5 3500(6コア6スレッド)+グラフィックボードの組み合わせがおすすめです。
ゲーミング性能だけを追求するのであれば、やはりRyzen3 3300X(4コア8スレッド)がおすすめで、次点でRyzen5 3500が最適です。
ゲーム性能&動画編集・配信性能も求めるなら、性能が高いRyzen5 3600、価格を抑えたいならRyzen5 2600/1600AFがおすすめです。
おすすめのハイクラスのCPUは?
144fps以上のゲーミングモニター利用や、WQHD/4Kなど高解像度も視野に入れたハイスペックなBTOになると、動画編集も高速で、クリエイティブ作業にも大変向く価格帯(20万以上)になります。
ハイクラスのBTOに最適なCPUのラインナップだと、IntelはCorei9 10900(K)/9900(KS)/Corei7 10700(K)/9700K、RyzenならRyzen9 3950X/3900/Ryzen7 3700Xが商品数も多く選択肢になります。
ゲーム性能&動画編集や配信などクリエイティブ性能ならRyzen9 3950X(16コア32スレッド)、クリエイティブ作業とゲーム性能のバランスならRyzen7 3700X(8コア16スレッド)、ゲーム性能重視ならCorei9 10700(K)(8コア16スレッド)がおすすめです。
Corei9 10900系は爆熱なのと、価格の割にゲーム性能のコスパが悪い点から選ばない方が無難かもしれません。
グラフィックボードを選ぶ
グラフィックボードはGeForce系とAMDのRadeon系に分かれますが、BTOショップで販売されているモデルの多くはGeForce系のラインアップです。
グラフィックボードを付けるか否かの基準ですが、幅広いゲームをしたいなら必須、内蔵グラフィックではまずIntel製はお話になりません。
AMDだとRyzenGシリーズというIntel製よりもはるかに性能が高い内蔵グラフィックを搭載したCPU(厳密にはAPU)がありますが、価格重視という感じで幅広いゲームをできるほどの性能はありません。
また、グラフィックボードを付ける場合は、CPUの性能も重要です。
CPU性能が足りていないと、それがボトルネックとなりグラフィックボードの性能を100%引き出せないからです。
Radeon系の利点は価格が安いことなのですが、取り扱いも少ないので、基本はGeForce系を選択すれば間違いありません。
ただし唯一最近登場したRX 5700XT/RX 5700は選択肢に入ってきます。
GeForce系ではRX2070(SUPER)/RX2060(SUPER)とライバルですが、性能と価格設定的にはRX 5700XT/RX 5700のほうがコスパが高いです。
唯一のデメリットとしては、レイトレやDLSSといった機能は使えないので、このあたりは好みで選ぶ形になります。
メインメモリ容量を決める
ミドルスペックまでであれば、8GB以上がおすすめです。
安価モデルだと4GBになっていることが多いですが、予算が少しあがっても8GBにアップグレードすると良いでしょう。
ハイクラスになると、メインメモリの消費が激しくなる傾向にあるので、16GBが無難です。
8GB×1よりは4GB×2、16GB×1よりは8GB×2というデュアル構成のほうが高速になり良いのですが、少しだけ価格が上がる傾向にあります。
記憶媒体と容量を選ぶ
記憶媒体はSSDを強く推奨します。
安価モデルだとハードディスクになっていることが多いですが、ストレスが溜まるほどロード時間が遅くなりやすいので、絶対にSSDにしたほうが良いです。
なおSSDでも内蔵SSD(SATA3経由)とNVMe(M.2)という2タイプありますが、価格の安い内蔵SSD(SATA3経由)でも十分です。
しかしながらNVMeとの価格差がなくなってきたので、将来高速性能を使うことがあるかも?という意味でNVMeの選択で良いかもしれません。
そのほかのPCパーツはお任せでも良い
残る主なPCパーツとしてマザーボード、CPUクーラー、電源がありますが、基本はそのままの初期構成で十分であることがおおいです。
ただハイクラスに関しては、若干選択の余地があります。
CPUに付属する純正クーラーより、少しお金を払って、性能の高い空冷or簡易水冷クーラーのほうが、熱による機能低下が起きにくいです。
またマザーボードはIntel製ならZ490/Z390、AMD製ならX570/X470という高性能帯がありますが、
ハイクラス下位、ミドルクラスなら、予算削減のため、H470/B460/H370(Intel)、B550/B450(AMD)でもOKです。
予算があるならZ490/Z390、X570/X470のほうが高耐久・高品質・高安定性になっています。
特にX570はAMDの最新マザーボードで、次世代規格PCIe4.0に対応、メモリ対応クロックも飛躍的に向上しているので、将来性も抜群です。
まとめ
- 初心者には、サポート体制が整っているBTOショップ(G-TUNE、パソコン工房、ドスパラ等)がおすすめ
- こだわり派には、フルカスタマイズ系のメーカーがおすすめ(アーク、サイコム、VSPEC等)
- 安さ最優先ならセールの開催頻度が高いBTOショップ(FRONTIER、ドスパラ等)がおすすめ
BTOパソコンを選ぶときは、先ず目的を明確にしておくと失敗が少なくなります。
最近ではマウスコンピューターやドスパラ、パソコン工房など主要メーカー各社がRAW現像用モデル、ゲーミングモデル、イラストレーター向けモデル、Youtuberモデルなど豊富なコンセプトモデルを展開しており、その中から選んで行くと無駄がなくBTOパソコンのメリットを生かしたPCが手に入ります。
パソコン初心者の方はサポート体制と補償内容が充実しているメーカーがおすすめです。
トラブルが起きた時に自分で対処できる方はどんなBTOパソコンを注文しても問題にならないですが、ソフトウェアのインストールだったり、PCのエラーの直し方などすぐに電話サポートで相談できるメーカーであれば初心者でも安心です。
ゲーミングPCが目的なら、G-TUNE、ドスパラ、パソコン工房、TSUKUMO、FRONTEIRなどコンセプトに合わせたBTOをしてくれるメーカーが良いです。
パーツの知識があり、自分で選びたい方はSEVENやサイコム、PC1、VSPEC、PCTAKEなどのフルカスタマイズ系のお店でカスタマイズ注文すると楽しめます。
とにかく安いBTOパソコンが欲しいのであれば、セールの開催頻度が高いお店をまめにチェックして購入するようにしましょう。